- 1 Blau 2008/06/27(Fri) 00:09
- 前からずっと書いてみたかったのですが、ちょっと勇気出して書いてみます。
練習を兼ねて、短いのから書こうかと、思ってます。
ストーリーの計画は立てていないので、、、面白く読んでもらえるかは疑問ですが、
なるべくがんばります。。。
CPもはっきり決めていません。 慣れてないので、淡白な話になってしまうかも・・・。
気が向いたら、どうぞ読んでくださいネm(_ _;)m
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266 Blau 2009/07/01(Wed) 14:48
雨の音も聞こえない。
「好きだよ。」
目の前の男がこんなことを言うからだ。
藤くんから、俺のシャツの中に手を滑り込ませて来た。 出しそうになった声を堪え、前に投げ出された足を膝で跨いで立つ。 「・・・まじ?」 我ながら、野暮なことを聞いてると思った。
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267 Blau 2009/07/01(Wed) 15:02
そう、藤くんて基本Sだよな。それ分かってた。 分かってた・・・んだけど、俺もそうだから、・・・責められんのって不慣れ。 藤くんの”だめ?”に答えなきゃ、と思って、とりあえず首を左右に振る。 藤くんは柔らかく目を細めて、また顔をうずめる。 俺はまた息を止めて構えた。 「ちゃま?」 「ん・・・ごめ・・ちがぅの・・」 だんだん、ろれつが回らなくなっていた。 今、いろいろ説明するのは・・・ちょっと無理・・・・。
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268 Blau 2009/07/01(Wed) 15:34
「・・・目が・・・音が・・聞こえなくなる・・」
そうだったんだ、と初めて知った。 そういえば、昨日ヒロが藤くんと話してたところへ、俺が出て行った時も、雷が鳴ってたっけ。
「そうだったんだ・・・知らなかった。」
藤くんは黙って、俺の腹に頬をぴったりくっ付けて来た。
あぁこいつも、苦しんでいたんだ。
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269 Blau 2009/07/01(Wed) 15:45
急に雨の音がサーサーと聞こえ出した。
さっきまでの雷の雨雲と違い、外は少し光を取り戻していた。
二人でぽつり、取り残されているような感覚がした。
秀ちゃんとヒロの顔を、意識的に思い浮かべた。
俺と藤くんは、二人では完結出来ないんじゃないかと、
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270 Blau 2009/07/02(Thu) 01:18
あまりにも色んなことがあった一日で、俺も藤くんも疲れていた。 言葉少なに、最低限の行為で求め合い、でも今までで一番、互いに優しかった。 俺の汗が、藤くんの額に、髪を伝い落ちて、藤くんは濡れた髪の奥で、色っぽい目を潤ませ口を開いた。 男にこんなこと出来るのかというほどしなやかに、俺の形に沿ってうねって、 深い呼吸に、時々苦しげな声が混ざる。 あの時、酷いことをしたのは、愛が無かったんじゃない。 こうして抱き締めていれば、それが解る。
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271 Blau 2009/07/02(Thu) 14:10
手首を掴んだ時、藤くんが小さく唸って顔をぎゅっとしかめた。 「ごめん・・」 初めて向き合う体に、既に自分の付けた跡がくっきり幾つも残っているのは、すごく変な事実に思えた。 ある意味責任を取るつもりで、そこらじゅうの痣と赤い染みを見付けては触れてキスをしていたら、 藤くんはそれに気付いて嫌がった。 「やめろょ・・・」 「痛い?」 「・・・そー・・じゃねぇけど・・さぁ・・・」 そして諦めて俺に体を任せる。 この瞬間、また愛おしい。
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272 Blau 2009/07/02(Thu) 14:28
藤くんが俺の背中に爪を立て、叫ぶような声をあげて体を震わせた。 その声は、ライブ中ステージで聞いたことのあるものと一部重なった。 俺の頭も朦朧としていて、スローモーションで光景が、脳にべったり貼り付くのを感じる。 これは・・・・たぶん時が経つほど鮮烈になるあれだ。
行為が終わって、数回唇を合わせ、柔らかく抱き合って、目を閉じる。 藤くんは俺の胸に顔をうずめ、俺は藤くんの背中に浮き出た背骨をなぞり、 ものの数秒で、眠りに落ちる。 長い今日の、やっと、終点。。。
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