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EXILE SHUN×ATSUSHI
1  名無しさん  2004/11/02(Tue) 20:20
このスレ見た事ないんで、リレー小説書いてくださいっっ!!

50  名無しさん  2005/01/19(Wed) 22:17
いいですwというよりお願いしますw>49

51  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:11
風俗店がひしめき合う歌舞伎町で1,2を争う「クラブEXILE」
ここのナンバー1になると、年収1億なんて夢じゃない。

―僕には果たさなくてはいけない夢があった。


僕は、そのドアを開いた。
「ここで働かせてください!」

その店のオーナーが僕を舐めまわす様に見た。
「経験は?」
「経験?」
「男の経験だよ」
「えっと…キス…くらいなら…」
「キスね…」

そのオーナーの名前は「ヒロさん」と言った。
僕はその日から、その店で試しに働かせてもらえることになった。
控え室に、この店のナンバー1の真木さんが座っていた。
その風格はナンバー1にふさわしく輝き放っている。


52  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:12
「どうも!」
「君、新人君?」
「あ、はい、新人の篤志です」
「篤志か…よろしく!」
「宜しくお願いします」
僕は、頭が床につくくらい頭を下げた。
―ひゃーかっこいい!!
眩しいと言うか…、背も高いし、スーツ姿がばっちり似合っている。
まるで、映画のワンシーンから抜け出して来た様な人だ。
僕はここまで、上りつめられるだろうか…。
真木さんを見ると不安になった。

弱気になってちゃ、駄目だ!
僕には…僕には…
やるべきことがあるから……。

僕は、真木さんの席に一緒につく様に指示された。
「今日はじめての新人の篤志です」
真木さんが客に僕を紹介してくれた。
「ふーん。なかなか可愛いじゃないか!」
いかにも、立派な背広のスーツを着たおやじが、
僕を流し目で見た。
僕は笑顔しか出なくて、
「どーもです」
としか答えられなかった。


53  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:12
真木さんは、話を盛り上げるのが上手で、僕はただ、見てるだけしか
できないで終わった。

「僕から篤志を外して!」
真木さんは、ヒロさんに小声で言っていたのが聞こえてきた。
「こいつ…全く気が利かない!」

その時だった。
お店に新客が入ってきた。
真木さんの顔がみるみる変わっていく。
「清木場さん!!」
真木さんの顔は高潮していた。
僕は入り口に目をやると、
トレンチコート姿の、顎には無精ひげの生えた男の人が立っていた。

僕はその人を見た瞬間、不思議な気分になった。

どこかで会ったことがある様な、そんな懐かしい気分になった。




54  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:13
seid  SHUN


久々に、その店に足が向いた。
「マキの顔でも久々に見に行くか…」
店内に入ると、見慣れない子が立っていた。
「新人のこ?」
オーナーのヒロさんが、
「ええ、今日から働いてます。篤志です。
男も知らないんで水揚げしてくれますか」
いつものヒロさんらしく無く、僕に頼んでくる。
きっと、入れ込んでるに違いない…
素質があるんだろうか?
僕はその篤志に興味を持った。
「いいですよ」
「待ってください。清木場さんは僕の客ですよ?」
マキが僕の腕を取ってきた。
「僕はマキに会いに来たんだよ。でもマキは指名が多いから
その間、篤志君を相手にしてるよ」
そうしてる間に、案の定指名が入って、
「待ってて下さいね」
と言って、名残り惜しい顔で行ってしまった。



55  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:14
「篤志!清木場さんをテーブルへ
お連れして」
ヒロさんが、篤志君に向かって言った。
「あ、はい。じゃ、コートをお預かりします」
慣れない手で、僕の手からコートを取る。

「君…どこかで会った?」
篤志君はぽかんとして僕を見た。
「え…実は、僕もそう思っていたんです…
でも、さっぱり思い出せなくて…」
「そっか…気のせいか…」
席につくと、さっそく疑問を聞いてみた。
「なんで ここで働こうと?」
「あ、えっと、お金がいるんです…」
「お金か…」
僕はそれ以上あえて聞かなかった。

ただ、篤志君はこうゆう店には相応しくない気がした。
「続けるつもり?」
「え?」
「この仕事だよ?」
篤志君はドンペリを注ぐことに夢中になってる様子だった。
「えっと…はい」
「ここ…どうゆう仕事かわかってるの?」
「ええ…多少は」
「身体で客を取ることもあるんだよ」
「…ええ…」
「君に出来るのかな?」


56  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:16
僕はちょっと、意地悪になっていたかもしれない。
闇の世界を知らない男が、こんな簡単にここで
働くものじゃない…、だまされる事だってあるし、
いや、当然の汚い世界だ…と僕らしくなく
説教モードに入っていた。
「清木場さんみたいなお客さんもいるじゃないですか」
「え?」
篤志君は僕の瞳をじっと見て言ってきた。
「悪い人ばかりじゃないから…」


「お待たせー!!」
マキが、僕と篤志君の間に入りこんできた。
「俊ちゃん!久しぶり!何やってたんですかー?このぉ!」
「仕事仕事!もー全然休みなくてさ」
「雇われ歌手も楽じゃないんだ?」
マキが哀れみの顔で僕を見る。
「なんだよ?その顔はー?」

「歌手?」
篤志君が僕に聞いてきた。
「そ、歌手」
「俊ちゃんは、クラブで歌う雇われ歌手なの」
「へー!っそうなんですか!僕も、実は
歌手を目指していて…」
「下手だったら、許さねーぞ!」
マキが、篤志君に歌ってみろ!と言った。
僕も聞いてみたいものだ と耳を傾けた。


57  名無しさん  2005/01/20(Thu) 17:22
始まった!早速たくさん更新していただいて嬉しいです^^面白いですよw

58  名無しさん  2005/01/27(Thu) 01:44
その低音はブレも無く、安定している。
セクシーに響くと、胸がぎゅっと熱くなった。
心臓が掴まれる感じとは、このことを言うのだろう…。
いや、声だけにとどまらず、この音を操るその、喉と身体の全てが、
僕には魅力的に感じた。

マキも、思わず黙り込む。

誠実すぎる…。

歌に対して、、、ここまで、、、。

歌い終えた篤志君に、僕は拍手をやめなかった。

篤志君は照れ笑いをして、

「僕より…清木場さんの歌も聞いてみたいのですが…」
と言った。



59  名無しさん  2005/01/27(Thu) 01:48
「いいよ…クラブに聞きにおいで」
僕は名刺を渡した。
「篤志!ここに入るのには、チャージ料がたくさん取られるからな!お前の小遣いで入れる様なところじゃないから…」
マキが意地悪そうに言う。
「…そっか…じゃ…いけないですね」
残念そうな顔をされると、どうしても、黙ってられなかった。
「君…僕のレッスンを受けてみない?」
「え…?」
「個人的にレッスンしたいんだ」


60  名無しさん  2005/01/29(Sat) 22:52
続きがとても楽しみです^^頑張って下さいww

61  名無しさん  2005/02/18(Fri) 12:53
Side篤志

紙切れを便りに、立ち並ぶマンションの間をキョロキョロ見回していた。
「この辺…なんだけどな」
春の強い風が髪の毛をぐちゃぐちゃにする。
「あ!」
髪を気にしすぎて、大事な住所の書いてあるメモが吹き飛ばされ、
高く空へ舞い上がった。
「!」
青空で舞うメモ紙を、目を細めて見ていた。
どこかでピアノの音色が響く

何故か胸がドキンとなる。

この音…、愛おしい…。
少しの間、立ち止まってその音を聞いていた。

62  名無しさん  2005/02/18(Fri) 14:28
更新ありがとう!頑張って!!

63  名無しさん  2005/02/21(Mon) 02:45
吸い寄せられる様に足が向く。

レンガ作りのビルの窓から漏れてくる音色にそっと耳を傾けていた。

突然その美しい音色が、ガンと音を立てて、静まりかえってしまった。
心配になって、窓の外から中を覗こうとするが、窓が高くて中を
見ることが出来ない。
その窓の向こうから、嗚咽が漏れ聞こえてきた。
誰か泣いているのか…?

その場にいるのも、忍びなくなって来たので、その窓を眺めてから
そこを去ろうとした。
ガラスのきしむ音が背中から聞こえたので、振り向くと、
その窓を、こじ開ける人影が見えた。

64  名無しさん  2005/02/21(Mon) 03:08
「篤志君!」
そこにいるのは、紛れも無く、あの清木場さんだった。
「清木場さん!!って…あ?ここ…もしかして」
「そ、俺んちだよ ようこそ」
僕は清木場さんに笑顔で会釈した。
清木場さんのオフィス兼住居のそのレンガ作りのビルは、室内に入ると意外と狭かった。
「その辺に座って」座る場所をキョロキョロ探したくらい、いろんな楽譜や、本が散らかっていた。
「ピアノ弾かれるんですか?」
「…いや…ま、趣味みたいなもんで」
清木場さんは頭をボリボリ掻いていたが、照れている様にも見えた。
この人の雰囲気は始めて見た時から好きだった。
何故か、安心する。懐かしいものを感じる。
そして…あの時の、あの変な感覚が蘇る様な錯覚になる。
あの時の、あの感覚とは、僕が不思議な体験をした時のことだ。
子供の頃から毎晩、夢にうなされて、ある日、ある老婆を母親が伴って連れてきた。「篤志、このおばあさんに診てもらって」
母親は、僕が毎晩、大量の汗を掻いて、うなされるものだから、
原因不明の病気だと思ったらしい。
だけど、連れてきたのは、医者ではなく「おばあさん」だった。


65  名無しさん  2005/02/21(Mon) 03:22
おばあさんは僕に言う。
「お前は実体では無い…この世界は全て、影の世界。お前はお前では無い」
僕は奇妙な物を見るかの様な目で老婆を見た。

「僕が僕では無い?」
「もうひとつの世界では、お前は、歌い人になって
成功する。5人と出会い、運命を分け合うはずだった」

「5人?」
「心だけが、分身してしまっているのだ…」
僕は意味がわからかった。

「分身って?」
老婆は答えなかった。
ただ、その時、目の前にずんっと大きな会場にひしめき合う人が見えた。
僕が大勢の観客の前で歌う…
その隣に、誰かいる。

僕はそう感じた。
聞いたことも無い歌を口ずさんでいた。

「歌手…」

あの不思議な体験から、僕は、その実態を求めて、本気で歌手の道を
進むことに決めた。

66  名無しさん  2005/02/21(Mon) 20:18
面白いです^^たくさん更新ありがとうございます!

67  名無しさん  2005/02/26(Sat) 01:56
「篤志…」
僕はびくっとなって、我に返る。
「え?」

「いや…篤志くん…ってピアノ弾ける?」
「弾けるも何も…何を隠そう、僕は4歳からピアノを始めて、
この方、ずっと恋人的な存在で毎晩愛してやってます」
「…なるほど」
「ふふ、清木場さんよりは上手いんじゃないかな?僕」
「じゃ、弾いてみて」
清木場さんをわざと怒らせてみた。
やっぱり、思ったとおりにすねた顔もいい顔する。

僕はピアノの前に座り、目を閉じて、深呼吸をした。
ちょっとした儀式とでも言おうか。

恋人を優しく愛する…まさに、その言葉が適切かもしれない。
静かに、指先を鍵盤に滑らかに落とす。
爪弾く音が流れ出す。
僕はピアノの前に置いてあった、楽譜をあえて爪弾いた。

清木場さんが普段歌っている楽譜の様だったからだ。
僕は清木場さんがきっと歌うと思った。



68  名無しさん  2005/02/26(Sat) 01:57
予想通り、清木場さんが僕の横に立って歌い始めた。
驚いたことに、その声は、僕が探し求めている声そのものだった。
太い低音に、高くて甘い声…。
僕は体中が震えているのが自分でもわかった。

なんて、素敵な声なんだろう…。
僕の全てを、全ての理性を奪う様な声。
この全てが欲しくなる。
ふいに、鍵盤にしずくが垂れたのがわかった。
それは清木場さんの涙だった。
なんで…
その言葉もあえてかけずに、僕は無心になって弾き続けた。

最後まで、歌い終えたときに清木場さんが、僕の指先を握り締めた。
「ありがとう……」
「…清木場さん…?」
「変だろ?俺…歌うと泣けてくる…
俺、このままでいいのかな…とか考える
俺が俺じゃない様な気がして…」
「清木場さん…さっきも泣いていましたよね…
それは、悲しい涙ですか…?」
「…わからない…」


69  名無しさん  2005/02/26(Sat) 01:57
「僕も…同じ様にずっと、思ってきました。
今の僕は本当の僕じゃない…だけど、こんなこと誰かに言ったら
笑われると思って、誰にも言えずに来ました」
清木場さんは僕をぽかんとした顔で見ていた。
「きっと、前世があるなら、僕たちはきっと出会っていたんじゃないかって思います
…その…兄弟とか、恋人みたいな…なんか、そんな気がするんですけど…」
「恋人…」
「あ、いや…深い意味なんて無いです」
「……」
清木場さんは笑わなかった。
それより、急に僕を抱きしめてきた。
「清木場…さ…ん?」
「もうちょっと、こうしてくれる?」
「…は…い」

心臓の音が聞こえてくる。
もしかしたら、あのおばあさんの言った別の世界があるとするならば、
僕達はきっと、二人で歌っていたのかもしれない。

兄弟…恋人の域を超えて…時間を越えて、次元を超えて…。

僕は清木場さんの背中に手を回して、抱きしめ返した。

70  名無しさん  2005/02/26(Sat) 12:59
すっごい面白いです!!頑張って下さい。

71  名無しさん  2005/02/27(Sun) 00:37
僕は清木場さんに、今までの全てさらけ出したくなった。
僕の全て…、
それが、「涙」なんだと気づいたのは、頬を流れる雫にきづいたからだった。

清木場さんはしばらくして、僕から体を離した。
「やっと、めぐり合えたね…」

僕は耳を疑う気分だった。
「え?めぐり合えたって?」
清木場さんは少し微笑んで、言葉を続けた。
「ずっと、探してたんだ…」

「清木場さん…」
「僕は自分と同じ「宿命」を持った人間を探していた…。」
「宿命…」
「僕は唄を歌わないと生きていけないんだ…
そうゆう運命さ」
…ああ、なるほど、それはわかる。自分も同じだからだ。
「世の中の全ての法則が、そうやって、俺が唄を歌うことへ
しむけている気がする。
他の道へ進もうとすると…、それ自体が邪魔され、
僕は唄の道へ戻ってくる…それが幸せなことなのかは…
わからない。ただ…生きることの意味さえも今はわからない。
何故…僕は唄を歌わなくてはいけないのか…って」


72  名無しさん  2005/02/27(Sun) 00:38
僕は鼻の奥がつーんとした。

同じ…僕も、そうだった。
「世の中の全ての法則が唄を歌うことへしむけている…
まさに、僕もそう思っていました。
僕は歌手になるつもりは無かった。
歌うことは好きだったけど、それが歌手になることへは結びつかなかった。
だから、普通に就職しようと考えたこともありました。
だけど、そのたびに家族に良くないことが起こった。
親父が倒れたり、妹の怪我…、全部、僕が唄から逃れようとした時に起こった。
偶然かもしれないけど…、その度に唄の道へとまた戻ってきた…
だから、その「宿命」とやらを果たしに、
僕は歌い続けるために、あの店で働いてるんです」
「君の果たさなくてはいけない夢って…?」
「歌手になることです。ただ、今は家族に迷惑を
かけたくないから、自分一人で食べていきながら、
僕をプロデュースしてくれる人を探していたんです…
あの店は…その…プロデューサーがよく来る店だと聞いて…」
「それで…か…」
清木場さんは納得した顔をしていた。
「うん…だけど、君は、そうゆう売り方しては駄目だ…
僕みたいになって欲しくない」
「清木場さんみたいにって?」
「いや…」
清木場さんは言葉を濁した。


73  名無しさん  2005/02/27(Sun) 00:39
「同じ宿命の匂いがする奴は他にもいる…」
「え?」

「眞木大輔」

「眞木さん…?」
「そう、それから、オーナーのヒロさん。
…あの店『EXILE』は、僕の中では
とても落ち着く場所だ」
何故、寂しげな顔をするんだろうと、不思議に思った。

「そうですか…、僕はただ、今はがむしゃらなんで
気づきませんでした」
「さて、今から君も来るかい?」
「?」
「僕の仕事風景、見ない?」
清木場さんは、さっきの表情がどこにも無く屈託無い表情で笑った。

「もちろん!行きます!」


74  名無しさん  2005/02/27(Sun) 11:04
頑張って下さい^^すっごーく面白いですw

75  名無しさん  2005/03/05(Sat) 15:11
それから、清木場さんに連れられて、着いたのは
雰囲気のあるクラブだった。
ジャズの歌手とか、海外からの歌手が来て時々ここで
歌うそうだ。
生演奏を聞きたい人がここで、酒を酌み交わしながらまったり聴くには、
なんて、素敵な場所なんだろうと、こういう場所があったんだ…と関心した。

「すごいですね」
「そうかな?俺にとってはそうでもないね」
「え?」
清木場さんは、不満があるのだろうか?
こんなに、設備の整ってる舞台で歌えることに…。

夜も7時を回れば、お客も増え、清木場さんの最初のステージが始まった。
僕は、一番前の席でおこがましくも聴けることになった。

演奏が始まると、清木場さんはバラードを歌い始めた。
―しびれる―
僕の身体を何か電気の様なものが駆け巡る。
麻薬の様な歌声に、いつしか、今ここにいることさえ忘れて、
清木場さんの世界へと入りこんで行った。

全てを裸にされる感じ…
僕は、ただ、この声に服従したくなる。
あなたのためなら何でも出来る。


76  名無しさん  2005/03/05(Sat) 15:11
そして、あなたの全てを僕のものに出来ないだろうか…。
などと、おかしなことまで考えていた。

2曲目を歌い終えた清木場さんは、ふいに僕に視線を向けた。
ドキっ!!
心臓がひっくりかえるほど その視線はまぶしかった。
「あ…」
僕は、この時に感じた。
―あなたが好き―

僕を見る視線だけで、どうして、こんなにときめき、惹かれるのか…
あなたと同じ運命を持っているから?
あなたが、僕をずっと探していたと言ったけど…
それは、僕のセリフだ。

僕は、あなたを見つける前から、あなたを知っていた気がする。

清木場さんは会場に向かって言った。
「今日はスペシャルゲストがいます」
会場はざわついた。
僕もそんな人が、いるんだ?
くらいの調子で聞いていた。


77  名無しさん  2005/03/05(Sat) 15:12
「篤志…」
清木場さんは僕を見て声をかける。
「え?」
手招きをしている…ってことは、やはり僕を呼んでいるのか?
スペシャルゲストって…まさか…。

「今日は、スーパーボーカリストが来ています。
僕の友人の篤志です」
僕はステージに上がらずにはいられなくなった。

会場は、僕を見て笑う。
素人臭くて、舞台に不慣れな僕が出てきたからだ。
「それじゃ、歌います…song for you…」
「え?でも僕…」歌詞を知らない…
「清木場さんは僕に楽譜を咄嗟に渡した。
その楽譜は、さっき清木場さんが、僕のピアノ伴奏で歌った曲だった。

まるで、僕を試している様な視線で笑いかけた。
僕だって、ずっと、音楽をやり続けてきたから、
楽譜を見たら即興で歌える。
―受けて立ちますよ―
という、表情で僕は答えた。



78  名無しさん  2005/03/05(Sat) 15:12
演奏が始まると、僕は清木場と一緒にsong for youを歌った。
呼吸が合うように、気をつけようと思ったが、心配する必要も無く、
僕と清木場さんは息がぴったりだった。
全身に鳥肌が立つ。
初めて二人で歌うのに、もう昔から知ってる様な…
二人揃って、初めてひとつの歌を歌い上げられるような錯覚までした。

清木場さんの歌にはクセがある。
本来は、一人で歌を歌う歌手タイプだ。

なのに、僕を…求めてる様な歌声。
僕の歌声は殺されることなく、むしろ生かされる。
二人の歌は溶け合い、清木場さんによって、僕は生かされている――。


やっと、自分の居場所に戻ってこれた気がする。

会場は静まり返り、僕たちの曲を真剣に聞き入っている。
それに答える様に僕らは歌った。





79  名無しさん  2005/03/06(Sun) 00:11
めっちゃ面白いですね〜!好きです☆

80  名無しさん  2005/03/09(Wed) 12:36
僕は興奮状態だった。

清木場さんと一緒に歌えることが、これほどまでに、
自分が輝くとは思っていなかった。
今までの、どんな輝きも嘘に思えてしまう…。
終わった後、会場はワッ!となって拍手喝さいした。
僕は、胸がすーっとして、清木場さんに笑いかけた。
清木場さんも、笑顔で答えてくれた。
その後、会場の何人かが、僕に声をかけてくれたが、
僕は興奮状態で何を喋ったか覚えていない。

清木場さんの控え室に行くと、店の主任が、
清木場さんを褒めていた。
「俊のうた声が、殺されるんじゃないかって心配したけど、
あの坊主は、うまく引き立てたもんだね」
「引き立てる?」
僕が入ってきたことに気づいた主任は、今度は僕に向かって言う。
「君、なかなか良かったよ!あの舞台で歌えるなんて、
素人が立つ舞台なんかじゃないんだぞ?
俊に感謝しろ!俊のバックコーラスとして
雇ってやってもいいけど?なぁ俊?」
「冗談じゃない!!」
そう叫んだのは清木場さんだった。
「!?」


81  名無しさん  2005/03/09(Wed) 12:37
僕は、何で清木場さんが怒っているのかわからなかった。
「俊?どうした?この坊主を雇うのは嫌か?」
「あんたはわかってない!!出てってくれ!」
「俊?」
主任は戸惑った様子で控え室を出て行った。
僕と清木場さんは二人きりになった。

黙って座っていると、清木場さんは笑いながら僕に話しかけてきた。
「あいつは何もわかっちゃいねーよ…
引き立てられたんじゃない。僕が引き立て役だった…
会場の何人かは、気づいていたと思う。
篤志の歌のパワーに…。
コーラスなんかで雇うにしては、勿体無い。
篤志はここで終わってはいけない」
「……」
僕は清木場さんの丸く大きな瞳をじっと見ていた。
「僕は…清木場さんが思う様な歌手ではないです。
ただ、それに近づきたいと思っています」
「…なぁ、酒飲まない?」
清木場さんはコートをひっかけて、街へ出ようと言った。
「でも…次のステージ…」
「サボる!」と言って、僕の腕を取って、笑いながら
裏口から抜け出した。


82  名無しさん  2005/03/09(Wed) 12:37
僕は、清木場さんがキラキラしてる様に見えて、眩しかった。

笑い声も、低い声で喋るのも、たまに、僕を驚かすしぐさも、
全ての形さえも、一瞬一瞬の時に凝縮されている様で、僕は、
胸がはちきれそうだった。

お酒を二人で煽って、清木場さんの家へ行った。
部屋へ帰ると、どちらからともなく、服を脱ぎ捨ててベットの上へ
傾れこんだ。
僕と清木場さんはその日、繋がった。
お酒のせいで、あまり覚えてないが、清木場さんが
腰を振るたびに、無くした物を取り戻す様な気分になった。
僕の中へ入ってくる度に、満たされる感覚…。
僕は泣いていたと思う。

朝が来るまで、いつまでも、僕達は跳ねた。



83  名無しさん  2005/03/09(Wed) 18:40
続きが楽しみです(^^)

84  名無し  2005/08/16(Tue) 04:13
「ん〜…まぶしっ…」 カーテンからさす光で目が覚めた僕の横では、まだ深い眠りの中の清木場さんがいた。
…昨日この人に抱かれたんだ。
鮮明に思い出して行く程顔が赤くなるのが自分で分かる。
白い肌に赤い唇が驚く程キレイで僕は静かにキスをした。
いやっ…自然に唇が吸い寄せられた不思議な感じだった。
自分でしときながらまた恥ずかしくなり、また僕は眠りについた。「…つし。…あっ…し。あつし。」
とても優しい声で僕を呼ぶ。
「あ〜…おはようございます。」
「寝起きいいな。」
フッと笑って、飯食うか。と清木場さんは離れて行ってしまった。なんだか昨日の事が夢みたぃだ…
僕は、はい。と一言だけ言って清木場さんが作ってくれた朝飯をほおばる。
食事中も清木場さんは僕の方を見ようともせず、もくもくと食べていた…。


85  名無しさん  2005/08/24(Wed) 04:27
がんばって^^^^^^!!!!
読みたいから!

86  名無しさん  2005/08/26(Fri) 23:34
『なんだかなぁ〜。この沈黙が気まずい・・
でも、この幸せな感じはなんだろ。
誰かと一緒に朝迎えて、朝ご飯食べるなんて・・・
きゃー!!恥ずかしい!俺ってこんなに乙女だったかしら』
そんなこと考えてたら顔が赤くなるのが分かって、ますます赤くなって
なんかご飯食べてる場合じゃなくなっちった。
「あつし!あつし!まずかったか?」
赤い顔のまま硬直していた僕にきずいた清木場さんが聞いてきた。
「いや!そんなことないです!!まずいなんてありえません。」
「そりゃぁ良かった」
清木場さんはニッコリ笑って片付けはじめた。
んんー
なんか・・幸せ・・・

87  名無しさん  2005/08/27(Sat) 20:08
そんな風に考えていたら、ニヤニヤしてしまった///
慌てて頬の緩みを戻そうとすると、清木場さんに気づかれてしまった。
「もしかして、昨夜の事思い出してた?」
そう言うと、清木場さんは照れくさそうに下を向いてモゴモゴ言ってる。
“この人もこんな顔するんだ・・・”と何だか嬉しくなった。
「朝起きて、こんな風に食事して・・恋人みたいで幸せだなって」
そう素直に言うと、清木場さんは一瞬驚いた顔をしたけど笑って
「そんな事、男に言われたのは初めてだよ。」と言ってくれた。


88  名無しさん  2005/10/17(Mon) 15:55
このままこの関係が続けばいいのに…と思ってしまった。
清木場さんがこんなにも愛しい。

こんなにも誰かを好きだと思ったことはあるだろうか?

「RRRRRRR RRRRRRRR RRRRRRRR]
携帯の音が僕を現実の世界に呼び戻した。

「やべ…」
「どうしたの?篤志?」
「え?あ…ヒロさんから電話です。ちょっと出てもいいですか?」
「ああ、ヒロさんか」

「もしもし」
「おい!こら!何をしている?
無断欠勤は許さんぞ!掃除だ!
新人は店の掃除をする決まりだろ?」
「すみません!今すぐいきます!」


89  名無しさん  2005/10/17(Mon) 16:03
電話を切ったら、清木場さんが僕を寂しげな瞳で見ていた。
「どうしたんです?」
「いや…」
曇る表情。
「どうしてそんな顔するんです?」
「さぁ、行くんだろ?」
「………」
「清木場さん…」
「早く行ってくれ!」
急に強い口調で言われた。
さっきまでの優しい表情とは一変して…。
僕は黙って、荷物と上着を持って一礼した。
「おじゃましました!」

清木場さんは皿の片付けをしながら、僕に顔を合わしてくれなかった。
「………」
僕は静かに、その家を出た。

時々、追って来てくれるんじゃないかと思って振り返ってみたが、
清木場さんの姿は見えなかった。

どうしよう…
俺……
清木場さんに「恋」をしちゃった…。
胸がズキズキと痛み出す。
泣きたくなるほどにあの人が好きだ。



90  名無しさん  2005/10/17(Mon) 16:10
「おっす」
目の前に立ってたのは店の1のマキさんだった。
「お前、俊ちゃんから水揚げして貰ったんだって?」
ねっとりと睨み付けるその視線…苦手だった。

「はい」

「ふーん!じゃあ、今日からお前は客を取れよ?」
「客…」
「そうだ…指名を貰うことがどれだけ大変なことなのか
実際やってみろ!
俊ちゃんもお前が一人前になって欲しいから寝たんだろ?」

一人前…
清木場さんとは…ちゃんと「愛」があった。
昨日の晩のことは、お客としてではなく僕を抱いてくれたと思っていた。

「俊ちゃんは珍しいものが大好きな人だからね」
そう言って、マキさんは僕の胸を小突いてさって行った。


91  名無しさん  2005/10/21(Fri) 17:05
「あつし お前土方みたいだな」

92  名無しさん  2005/12/05(Mon) 04:50
珍しいものだなんて・・・

ネクタイを締めながらぼんやり清木場さんのことを考える。
清木場さんの唇・・・
吐息・・・
声・・・
そして身体・・・
なんて美しいんだろう。

今までで誰か男を好きになったことなんて無かった。
こんな気持ち・・・初めて・・・。

93  名無しさん  2005/12/10(Sat) 12:11
続き楽しみにしてます。

94  名無しさん  2005/12/12(Mon) 23:50
オーナーのヒロさんに呼ばれた。
まだ店は準備中でヒロさんの狭い事務所に僕とヒロさんだけになった。
「清木場さんと寝たんだって?」
「あ、はい」
「あの人いい体してただろ?」
「え…まぁ」
「でも本気になるなよ?」
「え?」
ヒロさんが突然、オレを壁に押し当ててきた。
「たくさん、客を取るんだ…いいな?」
「なん…?」
ヒロさんの手が、ズボンの上から僕の男根を掴んだ後、ケツの穴をさする。
「商売道具だ…稼げ!いいな?」
僕はとんでもない店に入ったことが、後でわかる。

95  名無しさん  2005/12/13(Tue) 00:20
有難うございます。ドキドキです!

96  名無しさん  2005/12/13(Tue) 23:44
おもしろいです。頑張って↑


97  名無しさん  2005/12/21(Wed) 14:39
僕はヒロさんを睨んだ。
「なんだ?その目は」

「僕は…体を売るつもりはありません」
「体を売れとは言ってない。稼げと言ってるんだ。お前が客と寝らずに
稼げるんだったら…寝る必要は無いだろ?」

「…」

ヒロさんは僕のネクタイを直しながらささやいた。
「お前の家族は人質なんだよ?
どうなってもしらねーぞ?」

「なっ……ん?」

ヒロさんは不適な微笑みを浮かべていた。

98  名無しさん  2005/12/21(Wed) 15:29
ヒロさんのするどい眼鏡、冷酷な目。

家族に何があったのか…震える声で搾り出す様に聞いた。

「うちの家族に…何をしたんです?」

ヒロさんは微笑みながらそのことには答えず、
「お前次第だ…」

と俺の頬をなでた。

僕は腹の底が気持ち悪くなるのを感じた。

99  名無しさん  2005/12/21(Wed) 16:08
面白い!
どうなるのか楽しみ(^^

100  名無しさん  2005/12/21(Wed) 16:52
更新有難うございます。ドキドキです!

101  名無しさん  2005/12/22(Thu) 23:49
おもしろい!頑張って☆

102  名無しさん  2005/12/24(Sat) 18:05
気が気で無いまま、店へ出される。
家族の安否が気になり、放心状態の俺に客が来た。
ヒロさんは耳打ちする。
「五万で手を打ってある」
「五万……」
「お前の値段だ」
俺はきっと睨み返した。
「わかってるだろ?」

俺が反抗すれば家族の身が危ないってことだろ…そんなこと容易に想像できた。
俺は握り拳の手が震えた。

103  名無しさん  2005/12/24(Sat) 18:10
その客は無精髭を生やした、お洒落な男だった。
「篤志です」

そう自己紹介をすると、
「松本といいます…よろしく」
と答えた。

色の黒い男は俺に微笑んだ。

この人と…俺は…

考えたくも無かった。

「篤志くん…篤志って呼んでもいいかな?」

「ええ…どうぞ」

「篤志…知ってる?この店に」

104  名無しさん  2005/12/24(Sat) 18:29
ごめんなさいセリフ切れちゃいました!
続きを書きます。

105  名無しさん  2005/12/25(Sun) 00:40
続きおねがいします。

106  名無しさん  2005/12/25(Sun) 01:11
「篤志知ってる?この店の中に…セックス部屋があるの」

「え?」

「お客といい感じになったら、すぐ出来る様に部屋が用意されてるんだ…」

「いえ…はじめて聞きました」

「マキなんかは、売りだしの頃最初その部屋によく出入りしてたよ…
俺も何回か相手して貰ったけどね」

初めて聞く、店の裏の話だった。

そんな部屋が…。
ああ…なんて気持ち悪いんだ…。
僕はそのつもりで、ここで働いてるんじゃない。

清木場さん!

僕はどうしたらいいんですか?

107  名無しさん  2005/12/25(Sun) 01:35
UP有難うございます。あっちゃんピンチですね。清木場さ〜ん助けてあげて〜

108  名無しさん  2005/12/28(Wed) 01:18
「俺と・・・してみる気ない?」
「え・・・」
「お前次第だぞ、次も指名してやるかどうかは」
「・・・」
「その、僕好きな人がいて・・・」

清木場さん、僕どうしよう、あなたが好き 仕事だからって他の人となんてしたくないよ

「へぇ、女の子?」
「ううん、違う・・・」
「やっぱ君男ともやるんだね」
「・・・」
「あつし君、接客業なんだから相手を気持ち良くさせてあげなきゃ」
「でも、僕、好きな人を裏切れない」
「いい?この店に来たからには好きっていう感情は捨てた方がいいよ。なんの役にも立たないから」

清木場さんを好きになるなって・・・僕にはできないよ。たった1人愛する人なんだから

109  名無しさん  2005/12/28(Wed) 09:16
更新有難うございます。どうする?あっちゃん!

110  名無しさん  2005/12/30(Fri) 02:20
僕が返答に渋っていると席にヒロさんが付いた。
「松本さん…最近いかがです?」
そんな感じで会話に入って来た。
「ヒロさん…このコと話ついてるかと思ったんだけど…
渋られてるんだよね」
ヒロさんはきつい顔で僕を見た。
「篤志は選ぶ権利ないんだぞ」

選ぶ権利…?
「お前は俺に従え」

俺の唇はわなわな震えた。
「松本さんの相手をするんだ…いいな?」

「……」

「松本さん…、大丈夫です。篤志は初めてお客を取るので、緊張してるんです」

「へへ…緊張ね、かわいいね」

松本さんは俺を見て満足気に笑った。

111  名無しさん  2005/12/30(Fri) 02:28
「じゃ…そろそろ、あの部屋へ行くかな?」

松本さんの手が俺の手の上に重なった。

ここで怯んだら家族の身に何かが…。

松本さんが席を立つと、ヒロさんが松本さんに付いて行け…と促した。

俺は仕方なくその後ろを付いて歩こうとすると、
「いらっしゃいませ」
との掛け声が聞こえた。
玄関に目をやると、コートを脱いでる清木場さんがいた。
清木場さんからすごいオーラを感じて、心臓がぎゅっとなった。

清木場さん…! !

来てくれたのですね?

112  名無しさん  2005/12/30(Fri) 02:38
清木場さんの動きひとつひとつが美しく愛おしく感じる。
立ち止まって、僕は清木場さんに見惚れていた。
そんな僕に清木場も気づいて、目が合った。

体中の血が蒸発してしまうんじゃないかと思った。
愛してます…。

そう伝えたかった。

「いらっしゃいませ」

僕は会釈をした。

清木場さんはニコと笑った様な気がした。

「篤志??」
松本さんが振り返って何をしてるんだ?と聞いてきた。
「すみません…今行きます…」

僕はまた清木場さんに振り返ったが、
「マキさんですね?」とフロントのホストが聞き返していた。

マキさんに指名をしたんだ…

胸がズキンとなった。
僕に会いに来てるわけでは無かったのですね…。
当たり前か…僕はうぬぼれていた…

113  名無しさん  2005/12/30(Fri) 02:46
せつなくて胸をえぐりとられる様な気分だった…
夜の世界に、なに 真実の愛を求めていたのだろう…。

この世界は虚栄に過ぎないのに。

僕は松本さんの後ろを追い掛けた。

涙を流せば楽になるだろう…でも今は涙も流せない。

この清木場さんへの狂おしい気持ちは消えることがなく
僕の胸で燃え続けていた―――…。

114  名無しさん  2005/12/30(Fri) 11:02
更新有難うございます。
どうして???清木場さ〜ん!切ないよ〜;;

115  名無しさん  2005/12/30(Fri) 13:50
僕は松本さんに連れられるままに、非常階段を上がっていた。
この店は5階建で、地下を含めて6フロアある。
そのうちの3フロアがこの、クラブ「EXILE」だと思っていた。
地下に俺達の衣装部屋と、更衣室、談話室。2階はだだっ広い事務所に
なっており、半分は倉庫状態で、酒瓶等が積まれていたり、使われなくなった
テーブルや椅子が積み上げられている。
松本さんはさらにその上の階を上がっていた。

へぇ…、この上は初めて上るな。

古びた非常ドアを開ける時に錆びた鉄が重なり合う音がした。
ギィ…。

扉の付近の電気を付けると、薄暗い電球が灯った。

電球が切れ掛かってるのか、チカチカとして不気味に辺りを照らした。

その奥へ進むと、個室が二つあり、松本さんは右側の個室の扉を開けた。
「篤志くん…こっち」
戸惑いながら部屋へ入ると、小さいながらもベットが置かれていた。
有るのはベットとテーブル、関節照明くらいで余計な物は一切無い。

116  名無しさん  2005/12/30(Fri) 14:07
部屋の中はカビの匂いがした。
「シャワー浴びてくるから待ってて」
松本さんは俺に言い残して、隣接してあるあきらかに仮設の
バスルームへ消えて行った。

僕はベットに座って待つことにした。

こんな状況なのに、頭の中では清木場さんのことでいっぱいだった。
清木場さんと初めて会話をした時のことや、僕に言った意味深な言葉の
ひとつひとつを思い出していた。

「君…どこかで会った?」

「ここ…どうゆう仕事かわかってるの?」

「身体で客を取ることもあるんだよ」

「やっと、めぐり合えたね…」

「ずっと、探してたんだ…」

「僕は自分と同じ「宿命」を持った人間を探していた…。」

清木場さん…僕はここへ来てあなたに出会えた…
ここに来て、生まれて初めて人を愛することを知った。
あなたに出会えた喜びが、今までの人生で一番幸せだった。


117  名無しさん  2005/12/30(Fri) 14:21
だけど…それ以上に、あなたを想う気持ちがこんなに辛いなんて。
あなたを忘れられない、あなたに出会ってしまったから…。

僕は子供の頃のことを思い出していた。

気が付けば音楽が隣合わせにあり、いつも僕の人生に「歌」があった。
その歌は時折、僕自身を勇気づけた。
嫌なことがあったら、海岸沿いまで行って唄ったこともある。

歌無しでは僕は生きていられなくなっていた。

清木場さんの存在は、その「歌」と重なった。

なんだっけ?song for you…清木場さんと始めて唄った曲…、
歌詞はうろ覚えだけど、曲はしっかり覚えている。

僕はその曲を口ずさんだ…。













118  名無しさん  2005/12/30(Fri) 14:40
シャワーから上がった松本さんが腰にタオルを巻いて出てきた。
「篤志も入れよ」
「…はい…」

悪い夢でも見ている気分だった。
僕はヒロさんに逆らえない…。

僕の身に何が起こっているのか自分でもわからなかった。
只、僕の夢を応援して送り出した家族の身に何かが起こることが、
一番怖かった。

僕の家は決して裕福な家庭では無かった。
父は工場の仕事をしていたが、病気がちで、
わずかな給料でやりくりをしていた。

だけど、僕が就職もせず音楽の道に進むことを、家族の誰一人も
反対したりする者もいなく、引越し資金は母が、パートで稼いだ
全てを僕に渡してくれた。

家族には絶対迷惑をかけてはならない…。
てっとり早く稼げるのは夜の世界しか無かった。

いいんだ…僕は。
覚悟で入ったこの世界…。

遅かれ、早かれ、身体を売ることになったかもしれないのだから…。

僕は熱いシャワーを頭からかけた。
涙も全てわからなくなる様に…。



119  名無しさん  2005/12/30(Fri) 14:57
部屋へ戻ると松本さんはベットで寝そべって僕を待っていた。
「いい身体してんじゃん」

僕を見てニヤけていた。
洗い立ての髪から雫がポタリと落ちて、僕の身体を弾いた。

僕は黙っていた。

「こっちにおいで」
松本さんの手が伸びて、僕の腕が引っ張られた。
ベットに座らせられると、僕の肌を滑らす様に触ってくる。
「若くてピチピチしてるな 吸い付きたくなる」

僕の身体は緊張で固くなっていた。

「俺の大きくしてくれない?」
松本さんが立ち上がって下半身を見せた。

それに手が伸ばせず、躊躇していると、松本さんの手が、
僕の手を強引に引き寄せて、それを握らせた。

「こすったり、しゃぶったりして…」

僕は言われたままに松本さんのペニスをゆっくり扱いた。
松本さんの口から呻きが聞こえたが、僕は何も感じなかった。
只…機械の様に、心を遠くへ追いやりたくて…。




120  名無しさん  2005/12/30(Fri) 15:16
「篤志…口でして…」
松本さんのそれを口に持って行ったが、どうしても口に
含む気になれなかった。

腹の底から何かが押し上げられる様な不快感を感じてしまう。
しかし、それは、無理やり僕の口をこじ開けて突っ込まれた。

「やり方…わかってるだろうな?」

僕は口で擦る意味だとわかっていた。
清木場さんにもしなかったのに…。

自分が男のペニスを咥え込んで、上下させている姿を想うと、
惨めに感じて行く。

松本さんが腰を突き上げたので、僕の喉の軌道が塞がり、
苦しくてつい離してしまった。

ケホケホと咳をして、涙が出た。

「ま、こんなこと初めてみたいだし…フェラチオは仕方ないか…
今度は篤志のしてあげるから…」

そう言われて、横になる様に言われた。

枕に頭を乗せると、埃とカビの匂いがして吐きそうになった。


121  名無しさん  2005/12/30(Fri) 15:33
松本さんはいきなり、僕のまだ大きくなってないペニスを口に含んできて、
僕は当然、腰を怯ませた。

すぐに大きくなりだす陰茎に、悔しくなった。
相手が誰であろうと敏感に反応する体に…。

不快感と快楽が一緒に押し寄せてくる。
その矛盾に涙がこぼれ出した。

清木場さんと身体を重ねたあの日、僕はとてつもない快楽を
感じた。
あの快楽とは程遠かった。

早く終わって…

そればかりを考えていた。

「篤志…挿れるから」
身体もまだ充分熱して無いのに、松本さんは僕の中に指を
入れて来た。

「………」
嫌…だ…、やっぱり嫌だ…。
僕は清木場さんとじゃなきゃ…嫌だ…。

「い…や……」
誰か…助けて…

清木場さん…



122  名無しさん  2005/12/30(Fri) 15:42
助けてあげて〜;;

123  名無しさん  2005/12/30(Fri) 15:50
逃げ腰になる僕の腰を掴んで、松本さんは僕の中を狙って
挿れようとして来た。
「こら…逃げんじゃねーよ!今更だろ?」
「いや……」
「いやだと?」

それでも俺の腰をしっかり掴んで逃げられなくなっていた。
もう…お終いだ――…。
その時、ドアがいきなり開く音がした。

「篤志君!!」
「…!!」
「なっ?」
「清…木場…さ…ん?」

清木場さんが息咳を切って、入って来た。
慌ててきたのか、額に汗が滲んで、肩で呼吸をしていた。
清木場さんは僕が脱いだ服を僕に投げてきた。

「着替えて…篤志君」

「なんだよ?俊ちゃんじゃねーかぁ?邪魔すんなよ…いい所だったのに」
「まっちゃん…今日の所は俺に譲ってくれないか?」
「馬鹿言ってるんじゃねーよ?こっちは金出してんだぜ?」
「俺はそれ以上払う…」
「金を積まれたって嫌なこった」





124  名無しさん  2005/12/30(Fri) 16:04
どうやら、二人が知り合いだと言うことがわかった。
言い合いをしている二人の所に、後から駆けつけたオーナーのヒロさんが
割って入った。

「清木場さん…ルール違反ですよ?
こっちは先約のお客さんだ」
「そこをなんとかお願いします!!」
清木場さんはヒロさんに頭を下げていた。

「無理です…」
清木場さんはきっとなって、顔を上げて言う。
「いくらでも出します」
僕はハラハラした。
清木場さんにお金を出させてしまうなんて…そんなことなら
このまま松本さんと寝た方がいいのかもしれない…。

「俺は20万出す」
松本さんから言い出した。
清木場さんは、それを聞いて
「50万」
と答えた。
ヒロさんは、手で制して、
「篤志…着替えなさい」と言った。
清木場さんがほっと胸を撫で下ろしていた。
僕はどうやら助かった様だ。
清木場さんのおかげで。
怒りを表して、出て行く松本さんを見送って、
僕と清木場さんとヒロさんの3人が残った。


125  名無しさん  2005/12/30(Fri) 16:30
「ヒロさん篤志君にこんなこと…させないで下さい。
本人の意思じゃない、篤志君はここに居る人じゃない」

「清木場さん…知ってるでしょ?うちのシステム…
俺がやらせてるんじゃない。この店を管理している
裏の幹部を…裏金融と組んで、汚いことは何だってやる。
篤志の家族もそれで多額の負わされた…だから
篤志が身体で返して行かないと篤志の家族がどんな目に遭わされるか…」

「僕の家族…?」

「そうだ…入店したホストの家族の口座に1000万支払われる。
それは「貸し」として利息をホストが支払わせられるシステムだ。
しかし…篤志の家は、その1000万を家の借金の返済に使ってしまった。
その1000万と利息が篤志の借金だ…」

僕が…債務者?

「そんな…馬鹿な……」
「逃げられるわけがない…」
ヒロさんが哀れな顔を僕に向けた。

「酷すぎる…篤志は何も悪くない!
篤志が何をしたって言うんだ?」
清木場さんがヒロさんに食ってかかった。

僕を地獄に突き落とす言葉が聞こえた――――

「俺はどうすることも出来ない…」



126  名無しさん  2005/12/31(Sat) 00:11
更新有難うございます。
大変な事になってますね。あっちゃん救われるのかな・・・。

127  名無しさん  2006/01/05(Thu) 03:46
どうなるんだろう…> <; 続きが気になる…!!

128  名無しさん  2006/01/10(Tue) 12:45
ドキドキ+。・(>∪<*)ぁっちゃん大変だw続き頼みます!

129  名無しさん  2006/01/10(Tue) 13:46
「だから篤志、お前はたくさんの人と寝ないといけないんだ」
「ヒロさん・・・、その一千万と利子俺が払います」
「清木場さん?」
「篤志を買わせてもらう・・・」
「清木場さん正気か?そんな大金清木場さんでも払えるはずない」
「確かにそんなには持ってない。だが他から借りれば一千万ぐらい集められるだろう」
「清木場さん・・・」

どうしてそこまで僕を救おうとしてくれるの?もしかして清木場さん・・・
でも一千万円も清木場さんに肩代わりさせるなんてできないよ
すると松本さんが僕の肩に腕を乗せた

「篤志君、君はどう思うの?」
「え?」
「清木場さんが一千万も借金を肩代わりしようとしてるの見て、何とも思わないの?」

そうだよ、やっぱ清木場さんに無理してまでそんな事させたくない。ここで働こう・・・
「清木場さん、僕はここで働きます」
「篤志君・・・」
「松本さんの言うとおり、清木場さんに借金の肩代わりなんてさせられない・・・」

今夜も松本さんと寝れば何万円か返済できる。こうして返済するのが一番なんだ・・・

130  名無しさん  2006/01/10(Tue) 13:59
「清木場さん、ちょっといいですか?」

ヒロさんが清木場さんを連れて奥へ行ってしまった・・・

「さあ篤志君、続きを始めようか」
「あの、松本さん、ひとつ聞いていいですか?」
「何?」
「今日の僕が貰えるお金っていくらぐらいなんですか?」
「んー、詳しくは分からないけど、5万円ぐらいだと思うよ」
「5万円・・・」

五万円か…、少なすぎるよ。これから何年この仕事続けていかなきゃいけないんだろう?清木場さん助けて・・・

131  名無しさん  2006/01/10(Tue) 14:17
その頃、ヒロさん達は・・・

「清木場さん知っていますか?」
「何がですか?」
「この店を辞めていった人達はみんな行方不明になるんです」
「え?」
「行方不明、というか影の団体に連れ去られるんです」
「そんな・・・、じゃ篤志は借金返済したら」
「その団体に拉致されるでしょう。警察は数年前からその団体に目をつけてるらしいですが
未だに尻尾は掴めてないようです」
「じゃマキさんも?」
「マキ…、借金の返済が終わり、今日この店を辞めました」
「今どこですか?」
「今ごろはもう捕まっているでしょう」
「何でアンタ引き止めなかったんだよ!」

清木場はヒロの胸ぐらを掴んで言った
「借金を支払い終わった以上、店側としては辞めるなとは言えません。影の団体の事も社外秘にしてあるので」
「まさか、殺されちまうのか?」
「私達もその団体については何も知りません」
「くそッ!」
「でもひとつだけその団体に近づく方法があります・・・」
「どうやって?」
「篤志君の借金を返済すれば、奴らは現れます」
「・・・」

篤志やマキさんを救うためにも、俺が手を打たなきゃ

132  名無しさん  2006/01/10(Tue) 14:39
俺はすぐに篤志のいる部屋に行った
「篤志!」

ドアを開けるともう松本さんのペニスが篤志の穴に挿し込まれていた
本当は俺以外の誰にも触らせたくなかったのに…、俺の決断が遅すぎたから

「清木場さん!」
「清木場さんいい加減にしてください。篤志君の相手は今は僕なんだから」
「篤志!早く服を着て俺と一緒に来い!」
「でも僕・・・」
「いいから!」

俺は半ば無理やりに篤志の手を引っ張って外へ連れ出した
「清木場さん、いい加減にっ…ッ!」

ヒロさんが松本さんを引き止めた

「ヒロさん、こんなことしていいんですか!?」
「すいません、篤志はもうこの店の店員じゃないんで」
「え?」
「清木場さん明後日までに金を用意してください。出来なければその後の保証はありません」
「分かってる」

そう言ったものの、今俺が持ってる全財産は400万…、明後日までに600万か・・・
篤志やマキさんのためにも絶対用意してやる!

「清木場さん!忘れないでください、奴らはもう動き出しています」
俺と、影の団体との戦いはもう始まっているようだ・・・

133  名無しさん  2006/01/10(Tue) 15:24
たくさん更新有難う。清木場さん大丈夫?
影の団体怖いよー

134  名無しさん  2006/01/10(Tue) 16:46
すみません…私はこのお話を最初からほとんど書いてきた者です。
129〜のリレーしてくれて有難いです。これからもお願いします。
話がちょっと噛みあってない所もあるので…よく読んでから続きを書いてくださいね。
細かく言うとまっちゃんはすでに退室してるんですよね。
この辺はどうにかなりますけど。
一昨日から書き始めて、あんまり更新できてなかったんですけど、最近ここが盛りあがってるので、
また続きを書きたくなりました。
リレーして下さる方いらっしゃったら遠慮なくどうぞ。



135  名無しさん  2006/01/10(Tue) 17:08
是非続きお願いします!

136  名無しさん  2006/01/10(Tue) 17:53
129から書いてる者ですが、続き書いちゃっていいんですか?
初めて書いたんだけど読んで貰えて嬉しいです;;
あっ、まっちゃんいなくなったの忘れてましたorz

137  名無しさん  2006/01/10(Tue) 18:10
>134
一昨日じゃなくて、一昨年でしたね。打ち間違えです。すみません。

138  名無しさん  2006/01/10(Tue) 18:21
>136
書いても大丈夫ですよ。
私も引き続き書かせて頂きます。
重ならない様に気をつけましょう。篤志だ成功するまでを書きたくて
書き始めました。宜しくお願いします。


139  名無しさん  2006/01/10(Tue) 18:35
楽しみです!

140  名無しさん  2006/01/10(Tue) 20:14
じゃ書かせて貰いますw
************
清木場さんは僕の隣について歩いてくれる。ヒロさんが言ってた“奴ら”が僕たちを狙っているの?

「…清木場さん」
「何?」
「ヒロさんが言ってた人って誰なんですか?」
「俺も分からないんだ…、今日は俺のマンションに泊まらないか?危ないかもしれないから…」
「いいの?」
「ごめん、そんなの嫌だよな…」
「イヤじゃなくって…、その、一緒に住むんだなって…」
「少しだけでもいいからさ、俺と一緒に暮さないか?」

清木場さんと一緒に暮せるの?なら今夜きちんと告白したい
「清木場さん…是非泊めてください」
「じ、じゃ行こうか;」
「うん」

清木場さんに早くいいたい。“好き”だって…

141  名無しさん  2006/01/10(Tue) 23:41
どうなっちゃうんだろう?心配です><

142  名無しさん  2006/01/11(Wed) 00:27
通りすがる人を警戒しながらも、僕たちはマンションへ歩いて行った

「あっ、清木場さん、僕一度家に戻らなきゃ。着替えとか持ってくるから」
「ん、分かった。俺も一緒に行こうか?」
「そんなに心配することないよ、僕弱くないから…」
「相手が何人かだったら危ないだろ?」
「そしたら走って逃げるよ。足速い方だし」
「そうか…、絶対に無理するなよ」
「うん」

あつしはそう言って家に戻っていった。大丈夫だって言われても安心できない…
後を追ったら嫌がられるだろうし、篤志を信じるしかないか…

俺は自宅に着くとソファーに座り外を眺めた。まだ4時なのに黒い雲のせいで暗くなってきてる
嫌な空だったからカーテンを閉めて電気をつけた

「はぁ〜…」
今頃篤志は無事なのか心配になる。やっぱり店を辞めた後1人で出歩くのは危険すぎるか?

プルルル プルルル 携帯の着信音が鳴った。電話主はヒロさんだ

143  名無しさん  2006/01/11(Wed) 00:42
「もしもし清木場さん?」
「はい?」
「マキが見つかりましたよ」
「えっ?どこでですか?」
「店の前、です。殴られた痕がたくさんあって気を失ってました」
「そんな…」
「まさかですけど、今篤志君と一緒ですよね?」
「い、いや…」
「何で!?」
「1人で帰るって言ってたから…」
「倒れたマキの上に手紙が置いてありました」
「手紙?」
「『篤志君を頂く』って…、やはり奴等はもう知っていましたよ…」

ピッ 俺は電話を切ってすぐに外へ出た
やっぱり篤志危ない、もう捕まってるかもしれない///

嫌な胸騒ぎを感じながら篤志の家へと向かった

144  名無しさん  2006/01/11(Wed) 00:57
えぇぇぇ!あっちゃん大丈夫??

145  名無しさん  2006/01/11(Wed) 08:43
「篤志!」

篤志の家に着いてガンガンとドアを叩いた。もういないかもしれない…

すると篤志は何ともなかったように出てきた
「はい?」
「篤志…、怪しい奴来なかったか?」
「いえ、来てませんよ…」
「やっぱもう危なすぎる、これからは単独で行動するのは止めてくれ」
「・・・」
「篤志?どうした?」
「清木場さん…、そんなに」
「ん?」
「そんなに大事に扱わないでよ!」
「篤志…」

こんな状況で心配するのは当たり前だろ、俺が過保護してるって言うのか?
俺はただ大切な人を失いたくないんだ

「まぁいい。準備できたんだろ?行こう」
「・・・はい」

なんか不服そうな顔してる…。俺に心配されるのがそんなに嫌なことか?

146  名無しさん  2006/01/11(Wed) 09:05
清木場さんにとって僕は何なの?好きだけど全然頼りない弱い男だとでも思ってるの?
僕はそんなに弱くないのに…、いくら大丈夫って言っても僕を守ろうとする…
僕は清木場さんの少しうしろの方をついていくように歩いた

「清木場さん…、僕をそんなに大事にしないで」
僕は聞こえない位の声で呟いた

「篤志君、着いたよ」
「ん?、あぁ、はい」
もう清木場さんの家に着いていた

「なんだこれは!?」
「泥棒じゃないですか?(汗)」
「そうかもしれない・・・」
部屋がめちゃくちゃに荒らされていた。しかし金品など盗まれたような形跡はない
これは奴等の仕業なのか・・・

「清木場さんこれ!手紙みたいなものが置いてある」
「手紙?」

その手紙を受け取ってみるとあの一言が書いてあった

 『篤志君を頂く』


147  名無しさん  2006/01/11(Wed) 11:33
「ん?・・・」

何かが引っかかる。どうして篤志が一人になったせっかくの好機をわざわざ逃したんだ?
篤志が辞めたのを知ってたならその時絶対襲ってるはずなのに・・・

しかもあのクラブのシステムは金を支払わないと辞められないんじゃ?まだ金は支払ってないし…
だったら辞めたことを知ってる人はただ1人…、ヒロさんしかいない・・・

プルルル プルルル 急に携帯が鳴った。偶然にも相手はヒロさんだった
「清木場さんですか?」
「ヒロさん・・・」
「何もなかったですか?」
「部屋が、荒らされてました…」
「なっ!何かお前の大事な物は盗まれなかったか?」
「ヒロさん…、僕の家が荒らされたなんて一言も言ってませんけど?
普通篤志の家が荒らされたと思うんじゃないんですか?」
「!」
「ヒロさん、あなたはその“影の団体”の一員なんですか?」
「・・・よく気付きましたね」
「やっぱり・・・、じゃマキさんは?」
「今頃は仲間の餌食ですよ。食べ甲斐があるって言ってました。NO.1に育てた甲斐がありましたよ」
「クソッ/// 今からそっちに向かいますから待ってて下さい!」

「篤志!あの店に戻るぞ!」
「え?」
「いいからついて来い!」

篤志の腕を引っ張ってクラブ『EXILE』に向かった

148  名無しさん  2006/01/11(Wed) 11:40
えっ?ヒロさん・・・どうなっちゃうんだろう?

149  名無しさん  2006/01/11(Wed) 16:08
「ヒロさん!」
「こんにちわ清木場さん、早かったですね」
「まさかあんたが・・・」
「こんなにも早くお気付きになるなんて予想外でしたよ」
「マキさんはどこだ?」
「個室にいますよ。でも会わないほうがいいかもしれませんよ」
「あの部屋か」

俺は急いでさっきのセックス部屋に向かった。マキさんも大切な人なんだ、早く救ってあげなきゃ

ガチャッ 勢いよくドアを開けて中に入った
「マキさんどこだ!?」
「んん、清木場、さん・・・」

マキさんは裸になってベッドの上に倒れていた。体中に傷跡が残ってるし、手足が縛られてる・・・
「今助けるから!」
「ん、んぁ」
「うわぁッ!」

縛ってた綱を外すとマキさんがいきなり俺を抱きしめた
「マキさん、止めて!」
「うぅ、俊・・・」
「ん、ぁ・・・」
口付けされて喋れなくされた。助けに来たっていうのに何で?

マキはきつく抱きしめながら器用に服を脱がしていった
ズボンもパンツも脱がされとうとう俊は裸になってしまった


150  名無しさん  2006/01/11(Wed) 16:08
「マキさんやめて!」
「んぁ・・・」
俊の言葉を聞かずに、マキは俊を自分の体の上に寝かせた
そして勃起したものをズバズバと俊の中に入れていった

「やぁ、マキさんやだぁ!///」
「ん、んぁ、気持ちいい///」
「やめて!降ろしてって///」
こんなのレイプと同じだって、マキさんやめてよ!
マキはかまいなく腰の振りの速さを加速させた

「はぁ、はぁ、止まらない/// …んぁ、あっ、イクッ!」
「あぁん!///」

マキさんは俺の中で果てた。はぁはぁ、と息を荒らしながら隣に俊を降ろした

151  名無しさん  2006/01/11(Wed) 16:22
「・・・清木場さん、ごめん」
「何でこんな事すんだよっ!」
「俺、さっき変な薬飲まされて、それから頭も体もおかしくなっていって・・・」
「薬?・・・」
「そうなんだ。うそじゃない!」

やっといつものマキさんに戻った。こんな罠にはめるなんて酷すぎだっ!
ずっとヒロさんを信用してたのに…、まさかこんな人だとは思わなかった(怒)

ガチャッ 誰かが入ってきた
「清木場さんどうでしたか、気持ちよかったでしょう?」
「ふざけんなっ!」
「おいマキ、気持ちよくないらしいぞ?ダメだなお前は!」
「・・・すいません」
「マキさん?何言ってんの?」
「しょうがない…、お詫びに俊のも抜いてやれ」
「・・・分かりました」
「マキさん?あ、んぁあ///」

マキは俊をベッドに縛り付けて股間に顔を近づけた
薬のせいじゃなかったのかよ!マキさんもヒロさんもどうしたんだよ
マキさんに吸われて陰部が大きくなってしまった

152  名無しさん  2006/01/11(Wed) 16:32
「やぁ、マキさん、薬のせいじゃなかったのかよ!」
「ごめん清木場さん、ヒロさんに逆らえないから・・・」

ヒロさんはどっか行ってしまった。あつしもどこいったんだ?店のどこかではぐれてしまった・・・

「あ、あぁん、マキさんやめてって、こんなことしたくない」
「・・・」
「マキさん! ん、んぁ///」

なんでそこまでしてセックスを続けるの?マキさんの口の中になんて出せないよ
でももうそろそろ出そうだ・・・

「マ、マキさん!離して!イッちゃうよ!」
「・・・」
「あっ、あぁ、やぁ!///」

ドピュドピュ マキさんの口の中で放ってしまった


153  名無しさん  2006/01/12(Thu) 01:24
激しすぎて目眩が・・・

154  名無しさん  2006/01/12(Thu) 16:23
「マ、マキさん・・・」
「・・・」

いったいどういうつもりなんだ…。やらされてるっていってるくせに自分からやってるじゃないか…
このときマキさんの考えてる事が全然分からなかった

「俊ちゃん、ゴメン・・・」
そう言ってマキさんは部屋を出ようとした。が、ちょうどよくヒロさんが現れた。後ろには篤志がいる!?

「おいマキ、清木場さんをちゃんと気持ちよくさせてあげたか?」
「・・・はい」
「ちょっと待って!マキさん清木場さんとセックスしたんですか!?」
「したよ・・・」
「何で・・・」


155  名無しさん  2006/01/12(Thu) 16:24
篤志はうなだれるようにしゃがみこんだ
「ヒロさん、それじゃ」
「ああ」
マキさんは申し訳ないような顔をして部屋を出た


「清木場さん聞きましたよ、篤志君は大事な人じゃなかったんですか?」
「俺は…、マキさんに無理やりやらされたんだ」
「そんな言い訳…、じゃ証拠は?」
「証拠?」

証拠は…、マキさん!なんで出て言っちゃったんだよ。本当の事話してから行けよ・・・
「ない・・・」
「ヤル気がないのにやったなんて信じられないでしょ、な?篤志?」
「・・・」

篤志は俯いて黙っているだけだった

156  名無しさん  2006/01/12(Thu) 22:19
おもしろいです!書いてる人頑張ってーー☆

157  名無しさん  2006/01/13(Fri) 11:07
「篤志…、顔を上げてくれよ…」

マキさんと過ちを犯したのは事実なんだ…。俺がもっと抵抗してれば止めさせられたかもしれないのに
篤志は目を真っ赤にして泣いていた…。泣かさないって決めたのに…、ゴメンな篤志

「清木場さん…、本当の事をお伝えします…」
「何ですか?」
「影の団体、あれは架空のものです。本当の敵はあなたの傍にいるんです」
「僕の、傍?」
「…篤志君ですよ。同じ「宿命」を持った人は運命の人ではありません
篤志君が清木場さんに近づく度に、みんな不幸な目に遭う…、それがあなた達の「運命」なのです
「俺と篤志がいっしょになるとみんな不幸になる?そんなはずないっ!」
「実際マキだって、篤志が来てから一度も清木場さんの指名を取れなくなってしまった
あいつの気持ちも知らずに…」
「マキさんの気持ち?」
「あいつはさっき俺の命令でって清木場さんに言ったらしいがそうじゃねぇ
マキはあなたのことを好きになっていた。店を辞めて、あなたと疎遠になってしまって俺に相談したんだ
だからあいつのために俺は最後の関係をマキに与えたんだ」

マキさん…、さっきのは俺との最後の関係だったんだ…。確かに悪い事をしたかもしれない…

158  名無しさん  2006/01/13(Fri) 11:30
「それに松本さんだって…」
「松本さんが?」
「松本さんは篤志のことが好きだってこと知ってますよね?なのにあなたはいつもあの人から篤志を奪っていた」
「・・・」
「分かりますか?好きな人を目の前で奪われる苦しさが。それにあなたは篤志を守るためと言い、
篤志にこの店を辞めさせてしまった。松本さんはマキと違って最後まで関係を持てなかった…」

松本さんまでも苦しめていたなんて…、そういえば篤志のことだけであの人の気持ちひとつも考えてなかった…

「あの二人を救うには、今までのことを白紙にするしかありませんよ?」
「白紙って?」
「篤志を再たびこの店で働かせて、あなたは前のように篤志ではなくマキを指名する。
そして…、篤志との関係をなかった事にする…。」

それが一番かもしれない…。でも篤志への気持ちは捨てられない

「ヒロさん…、それは出来ません」
「じゃあの二人はどうでもいいということですか?」
「いいえ、僕なりの方法できっちりとけじめをつけるつもりです」
「そうですか…、私が言った方法以外にいい方法なんて思いあたりませんけどねぇ」
「やってみせます…。篤志、帰ろう」

俺は篤志を連れてその店を出た

159  名無しさん  2006/01/13(Fri) 13:50
「清木場さん…」
「あんなの気にするな、俺が解決していくから心配するなっ」

みんなを不幸にする…。何でだよ!?ただ篤志と一緒にいたいだけなのに…
家に着くと中はまだ荒れたままだった…。きっとこれマキさんがやったんだろう
部屋の物を片付けていると篤志が俺を呼び出した

「清木場さんっ」
「何だ?」
「今日からお世話になりますっ」
「…何だよ、急に改まって?」
「その…、一応礼儀として言っておかなきゃって思って…」
「ああ、そうか…。こちらこそよろしくな」
「はいっ」

こんな元気なのに結構繊細な篤志…、守りたいって思うのは変じゃないよな?

「それと…」
「ん?何?」
「そろそろ食事にしよ?僕お腹減っちゃったw」
「(笑)、そうだなw」

160  名無しさん  2006/01/13(Fri) 15:35
久々に続きを書いても宜しいですか?

161  名無しさん  2006/01/13(Fri) 15:38
お願いしますorz
気が向いたらいつでもリレーしてください^^

162  名無しさん  2006/01/13(Fri) 15:39
>161 では!

Side 篤志

目の前に静かに食事をしている清木場さんがいた。
はかなくて、もろくて、美しい人。
俺を命賭けで守ってくれる。

だけど、俺は…何もしてやれない。

俺といるとこの人まで危険な目に遭ってしまわないか…?

皿にフォークとナイフが当たる音だけが部屋に響いた。

部屋の中にはイランイランの香りが漂って、すごく落ち着く。

「あの…」
「ん?」
「俺…未だに、何が起きてるかわからないんです」
「心配するな…俺はヒロさんとは、ずっと仲良くさせて貰ってた。
あの人は悪い人じゃない」
「……」
「マキくんも、まっちゃんも…俺にとっては大事な友人だし…」
「……」


163  名無しさん  2006/01/13(Fri) 15:44
「俺は…篤志君に歌で成功して欲しい…
言ったよね?俺みたいにならないでくれって」

僕は食べる手を休めて頷いた。

「この世界から早く抜け出したい…
僕はいつもそう思ってた」

僕は昔、熱に魘されてた時に俺を見て言ったおばあさんの話を思い出して、
唐突に言った。

「この世界が仮の世界だったらどうします?」

「仮?」

「影みたいな…」

「じゃあ、本当の世界があるってこと?」

そこで、僕と清木場さんは歌っている。
そう確信していた。

奇妙なことを言う僕に、清木場さんは真剣に話しを聞いてくれた。
そして、
「その世界に行きたい」
と言った。


164  名無しさん  2006/01/13(Fri) 15:48
風呂から上がったら、清木場さんはベットで寝ていた。

僕は、清木場さんの寝顔を見て、頬を涙が伝った。

「愛してます…」

あなたを愛してます…だから…僕は消えます。

荷物をまとめて静かに部屋を出て行った。

静寂した街に僕の靴音だけが響く。

清木場さん…あなたに会えてよかった。




165  名無しさん  2006/01/13(Fri) 16:48
えええええ!そんな〜離れちゃダメだよ〜

166  名無しさん  2006/01/13(Fri) 18:56
僕はあてもなくさまよった。

一体どこに行けばいいんだろう…。

公園で時間を潰したり、つまらないレイトショーを観たりした。

気がつくと空から雨が降ってきた。

僕は携帯も持たずに外に出たので、誰かが僕に電話していても、
清木場さんちで鳴り響いてるのかもしれない。

と言ってもかけてくる相手なんていないけど。

雨に濡れた僕は体温を奪われた。

やべ…風邪ひいちゃうかも…。

ガードレールの向こうでベンツがハザードをたいて停まった。

どんな金持ちが降りてくると思いきや…。

「篤志…偶然だな…乗れよ」

167  名無しさん  2006/01/13(Fri) 19:05
オーナーのヒロさんだった。

「ヒロさん…」


開かれたドアに、僕は迷わず車に乗った。

清木場さんに迷惑はかけられないから…。

そう僕はこの世界で、ビックになる。

歌手になるんだ…。
あの人の夢を僕が果たす。

そのことが清木場さんに恩返しできること。

だから…。

どんな汚い手を使っても、上に上がってやる!

まずは、業界人(プロデューサー関係)に、僕の存在を知って貰うんだ。
ヒロさんは昔ダンサーをやっていたことがあって、顔が広い。

店にもよく来るし。
このコネを使わないわけはない。

どんな手を使っても…。

168  名無しさん  2006/01/13(Fri) 19:24
ヒロさんの住んでる場所は麻布の高級億ションだった。
最上階の45階に登ると、ワンフロアがまるごとヒロさんの家だから驚きだ。

ワンルームのロフト付きに住んでる僕と大違いだった。

大理石の玄関を抜けると、東京の街を展望する大パノラマのリビングが現れた。

「す、すげぇ」

「お前…濡れただろ?シャワー浴びてこいよ」

「…は…はい」

バスタオルを投げられた。

怯えているのがわかったのか、ヒロさんが吹き出した。

「とって食いはしねぇよ」

「あ…いや…こんなすごい部屋入るの初めてなんで」

「俺にとっちゃ…広すぎて…持て余してるけどな」

ヒロさんの顔に陰りが現れた。

そう言えば、ヒロさんの私生活なんて謎だった。
家族は?恋人は?
質問したいことだらけだったけど、諦めた。

「じゃ…シャワー浴びてきます」

169  名無しさん  2006/01/13(Fri) 19:35
シャワーを浴びながら、僕はある人のことを考えていた。

清木場さん…!

今頃、僕がいなくなったことに気づきましたか?
あなたを守るために出て行ったのに…僕は、あなたに未練がいっぱいです。

後悔しています。

あなたを失うくらいなら僕は生きる意味がない。
今、あなたから離れた僕は生きる屍の様です。

せめて、あなたのために生きていいですか?

僕は、あなたの夢を叶えるために生きます。

嗚呼!あなたを想う、狂おしいこの気持ち…胸が潰れて死んでしまいそうです。

170  名無しさん  2006/01/13(Fri) 20:00
リビングに帰ると、ヒロさんはウィスキーを注いだグラスを傾けていた。
「篤志…座れ」
「…」
「お前も呑むか?」
「いいえ…」
「馬鹿、少しくらい呑めるようになれ」
「じゃあ…少し」
ヒロさんはグラスに氷で割ったvsopを注ぐと、俺の前に置いた。

「乾杯!」

グラスがカチ合う音が響く。

「篤志に言いたいことがある…うちの店で働くには…今後一切清木場さんに会うな」

「……」

「清木場さんには俺の店をひっかき回された…
マキも清木場さんにうつつを抜かして、
本業がおろそかになった…
no.1の顔もダイナシだ」
僕は黙って聞いていた。
「清木場さんを出入り禁止にする」

僕は異論もなかった。

ただ…心の中はめちゃくちゃだった。

愛する人と引き裂かれる気持ちは、この世で一番辛い…。

171  名無しさん  2006/01/13(Fri) 22:56
更新ありがとう。今後の展開が気になります。
切ないな〜

172  名無しさん  2006/01/15(Sun) 15:38
その頃俊は…

「篤志〜?」

家中探したけど見つからなかった…。まさか出て行ったのか?(汗)
まさかと思いつつも玄関に行った

「篤志…」
篤志の靴はもうなくなっていた


これが篤志の俺に対する答えだったのか?俺と一緒にいるのがイヤで出て行ったのか?
あいつを不幸になんかさせないって誓ったのに…、俺が不幸にさせてたのかよ?なぁ篤志?…

「うっうっ…」
悲しいせいか悔しいせいか分かんねぇけど涙が止まらないっ…
何でこうなるんだよっ/// 本気だったのにっ!///

「篤志…」

どんなに追い求めても決して手にできない存在なのか?… 諦めるしか方法はないのか?…
こんなに胸が苦しくなる思いをするんだったら、いっそのこと死んでしまいたい…


篤志がいない部屋で一人佇んでいた…

173  名無しさん  2006/01/15(Sun) 15:40
何か変になっちゃいました><
もうちょっと感情描写できるようになりたいな;;

174  名無しさん  2006/01/15(Sun) 16:31
変じゃないですよ!いつも読まして頂いてます。
頑張って下さいね☆

175  名無しさん  2006/01/16(Mon) 00:56
変じゃないですよ。感情よく伝わってきます。
切ないです;;2人の幸せはまだずっと先ですね・・・。

176  名無しさん  2006/01/19(Thu) 01:45
SIDE 篤志

もう夜の9時…、清木場さんは今何してるんだろう…
あ、また清木場さんのこと考えてる… 早く忘れなきゃいけないのに…

「篤志、食事しに行こうぜ」
「え?」
「さっきから何も食ってねぇだろ?腹減ってんじゃねぇのか?」
「あぁ…、あ、僕財布と携帯置いてきちゃったんだ」
「取りに行くなよ」
「え、何で?」
「清木場さんに心動かされるようなことされたら厄介だからな…、これからお前が必要な物買いに行くぞ」
「…はい」


そうだった…清木場さんの家行ったらなんかまた清木場さんを愛しちゃいそうだ…
僕の過ちだった。ホストが客と恋に落ちるなんてタブーな事やっと分かったよ
早く稼いで歌手になるんだ、客をたくさん取ってチャンスを掴むんだ…

177  名無しさん  2006/01/19(Thu) 02:00
エレベーターに乗ると狭い空間でヒロさんと一段と近くなった
なんか胸が痛い… 正しいことしてきたつもりなのに胸の中が罪悪感でいっぱいだ…

「篤志?気分悪いのか?」
「あ、いや、何でもありません…」
「そうか…」
「ヒロさん」
「何だ?」
「ヒロさんも昔ホストやってたの?」
「あぁ、やってたよ」
「お客さんと恋に落ちちゃったこととかありましたか?」
「…あったよ」
「その人と、どうなったんですか?」
「俺から別れたよ。客を好きになるなんて厳禁、だからな」
「…」

『客を好きになるなんて厳禁』この言葉が心の中に響いた
清木場さんを好きになるなんてきっと半人前の証拠なんだな… 
早く一人前のホストにならないとな… 


心の中は厚い雲が覆っていた

178  名無しさん  2006/01/19(Thu) 11:28
あぁ切ないですね・・・どうなっちゃうんだろう。

179  名無しさん  2006/01/19(Thu) 13:03
街は人が多くて何度かヒロさんとはぐれそうになった
でも途中で危ないからって僕と手を繋いでくれた…

「ヒロさん…ありがと」
「礼なんかいうことじゃねぇよ、…よし、ここで食事するか」
「あ、はい」

入った店は高級な店で食べてる人達も正装してる… こういう店ちょっと苦手だな
「いらっしゃいませ、五十嵐様。個室が空いております」
「じゃ個室で」
「かしこ参りました」

そう言うと店員は僕達を個室へと案内した

「ヒロさん、ここにはよく来るんですか?」
「ああ、週に何回かはここで食べてる」
「…」
「好んで食べに来てるわけじゃないがな」
「え?」
「クラブのオーナーが安い店で食事してたらおかしいだろ、客に見られたらその店のブランドが落ちる」
「ふぅん…」

オーナーって生活まで規定されるんだ…、そんなの息苦しいんじゃないのかな?
でも別に僕はオーナーになんてならないからいいや…

180  名無しさん  2006/01/20(Fri) 00:38
食事も終わり、高級店で財布やカバンを買ってもらった
僕の好みじゃなくて、ヒロさんが決めた物だった…。

「よしっ、最後は携帯だな…」
「どこで買うんですか?」
「安っぽい店はダメだ、専門店行くぞ」
「え、何で?」
「忘れたのか、ホストは憧れじゃなきゃいけないんだよ。ブランドを下げるような物は持つな」


そういわれてついていった店は大型専門店だった
「いらっしゃいませ」
「最新機種が欲しいんだが」
「…最新機種はこちらでございます」
「じゃそれ買います」
「え、他にもお選び頂かなくてよろしいんでしょうか?」
「ああ、結構」
「かしこ参りました」

僕が選ぶ隙も無く、すぐに決められた

181  名無しさん  2006/01/20(Fri) 00:46
ヒロさんやっぱり豪快ですね〜

182  名無しさん  2006/01/20(Fri) 00:47
「ほらっ、これがお前が今日から使う携帯だ」
「あ、ありがとうございます…」
「俺とマキダイのアドレス送っといたから」
「はい」
「これからその携帯に入れていいアドレスはお前の客だけだ。もちろん清木場さん以外のな」
「…はい」
「よし、もう遅いから帰るぞ。明日からまた働いてもらう」
「…」

ヒロさんのマンションに戻ってエレベーターに乗ったとき、一瞬眩んで倒れそうになった
「おっと、篤志大丈夫か?」
「あ…、すいませんでした…」
「…疲れてるのか?今日はもう寝ろよ」
「はい」

心が晴れなくて気持ち悪かった。…一度決心したんだからこんなことで倒れてられないよ…
明日は元気になってるかなぁ…

183  名無しさん  2006/01/20(Fri) 01:03
最上階のヒロさんの部屋に着くとベッドに倒れ込んだ
早く寝よう、時間が経てば元気になるさ…

「篤志…、俺は居間で寝るから、明日の8時に起こすからな」
「え、あ、ベッド…、ヒロさんはベッドで寝てください、僕が居間に行きます…」
「ダメだ、お前は大切な商品なんだ粗末に扱えない」
「でも…、悪いし…」
「…じゃ一緒に寝るか?別に何かするわけじゃねぇぞ。ダブルベッドだし…」
「はい、そうします」

ヒロさんはそういうとベッドの中に入り込んできた


「ヒロさん…」
「何だ?」
「ヒロさんは、辛くないの?」
「何がだ?」
「孤独、が。僕辛いよ…」
「甘えるな、大人になれ。孤独に負けてるようじゃ夢なんて叶わねぇよ」
「でも僕、正直続かなそう…」
「…お前があの店を辞めた時は、夢を捨てた時だ。
お前の夢がそんなちっぽけなもんならすぐに辞めろ」
「夢は捨てられない…」
「じゃああの店で働け」

そうだった…。何弱気になってんだ!夢を叶えるのは簡単な事じゃないんだ!

184  名無しさん  2006/01/20(Fri) 01:19
SIDE ヒロ

あつしがあの店に向いてないのは俺だって分かってるんだ。
だけど夢があるんなら諦めるまで突き進んで欲しい…
ごめんなあつし…、でもこれが一番なんだよ


次の日の朝…

ジリリリ 目覚まし時計が鳴った
「んんっ…」

朝か…、あんま寝てない気がする。でも起きなきゃな…
「篤志、おき…」

篤志は涙を流しながら寝ていた。苦しそうな顔してる…
現実って儚いもんだな、幼い子供が迷い込んだか…

「篤志、起きろ!」
「んんっ、おはようございます」
「今日もがんばろうな…」
「え?あ、はい…」
「よしっ、朝食作ってくるからな」
「はい」

篤志が起きてからも笑顔は無かった… 篤志、絶望に堕ちたのか?…
将来きっとまた戻ってこれるから、もう少し我慢してくれ…

185  名無しさん  2006/01/20(Fri) 01:33
朝食を作って、篤志がいるテーブルに運んだ
「できたぞ。よし、食うか」
「うん…」
「何だ、食べたくないのか?」
「…なんか食欲ないです」
「食う気なくても口に詰め込んでおけよ、途中でバテるぞ?」
「はい…」

これじゃただの人形じゃねぇか… 表情が暗いし目がうつろだ
ホストは泣いてても笑顔できなきゃいけねぇんだぞ…

「篤志、元気ないな」
「そんなことないです…」
「店でちゃんとお客さんに笑顔で接することできるのかよ」
「出来ます…」
「まぁいいが…、そろそろ準備して行くぞ」


第一指名が入んなかったらホストの意味がねぇぞ… 
そんな笑顔に癒されにくる客なんているのかよ… 心の底からの笑顔で接客して欲しい…

186  名無しさん  2006/01/20(Fri) 11:19
あっちゃん・・・やっていけるの?

187  名無しさん  2006/01/21(Sat) 10:55
波乱万丈にするにはこういう心境の方がいいのです^^


188  名無しさん  2006/01/21(Sat) 11:24
マンションを出てクラブに向かった

「オーナーおはようございます」
「おうマキ…、おはよう、今日もがんばれよ」
「はいっ…あの、話したいことが…」
「分かった…、奥で話そう」
「すいません」


「何だ?」
「清木場さんを入店禁止させるって本当ですか?」
「ああ、禁止させた」
「何で…、清木場さんは常連でしょ?禁止させたら売り上げに響くんじゃ?」
「篤志やお前を狂わせられてたらこの店潰れちまうんだよ」
「僕は、もう大丈夫です…だから禁止は取り消せませんか?」
「お前篤志をかばってるのか?」
「そんなことないです…」
「そうか…、でももう決めたことだから無理だ」
「…はい」

マキはそういって戻って行った

189  名無しさん  2006/01/21(Sat) 11:43
「この店やっていけるのかよ…」

松本さんにだって失礼な事したし、顧客が一人減った…
おまけに篤志やマキが仕事に集中できてないし…
しょうがない、今夜は俺も出るか…


「朝礼始めるぞー」
「「「はい」」」
「…今日は俺も店に出る」
「ヒロさんが!?」
「ああ、最近店が乱されてて売り上げが間に合わないんだ」
「分かりました」

よし、俺も着替えてくるか…。久しぶりの接待だ

190  名無しさん  2006/01/22(Sun) 04:43
すみません;
句読点を入れて下さい。

191  名無しさん  2006/01/22(Sun) 14:39
おぉ!ヒロさんも接待しちゃう。

192  名無しさん  2006/01/22(Sun) 19:11
店の準備を完了させ、開店の夜7時を迎えた

「よーし、今夜もいつもどおりやるように!」
「はい!」
「では開店する」

店のドアが開き、1時間後にはいつも通り客が集まった
俺は松本さんの接待をした
「今夜はヒロさんも接待してるんですか?」
「はい…、松本さんにお詫びがしたくて…」
「お詫び?」
「はい、今夜は篤志を自由に相手してください、もちろん料金は結構です」
「本当ですか?でも…」
「清木場さんはもう大丈夫です」
「…はい、で、篤志君は?」
「今連れて来ますんで少々お待ちを」

控え室に戻り篤志を呼んだ

193  名無しさん  2006/01/23(Mon) 16:39
あっちゃん切ないわー

194  名無しさん  2006/01/24(Tue) 08:34
SIDE 篤志

「篤志、松本さんが指名だ」
「あ、はい…」
「もう機嫌を損なうようなことするなよ」
「はい」

よしっ、行こう!松本さんに申し訳ないことしたし…

「こんばんは、篤志です」
「やぁ篤志君」
「この前はすいませんでした」
「いいんだよ、でも今日は…分かってるよね?」
「え?」
「今夜は、きちんと相手してもらうからね」
「…はい、楽しみです」


松本さんに酒を注いであげたり話をしたりして時計はもう0時を回っていた

「そろそろ行こうか」
「はい、じゃ勘定してきますね」

そう言って会計してくると…、入り口の向こうに、清木場さんがいた

「!」
「…」

お互い目が合ったけどドア越しで声は届かなかった
ダメだ、会っちゃいけない、今はまだ会えない…
目を逸らして、何もなかったように振り返って松本さんのもとに戻った

195  名無しさん  2006/01/24(Tue) 08:47
「松本さん…もうちょっと飲みませんか?」
「何かあったのかい?」
「いや、その…」
「…清木場さんか?」
「…はい」
「関係ない、行こう!」
「え?でも」
「もし僕から篤志君を取ろうとするなら力ずくでも取り戻すよ」

松本さんは僕の腕を引っ張って店を出た。だけど清木場さんはもういなかった

「なんだ、いないじゃないか。よし、じゃホテルに行こうか」
「はい」

よかった…、清木場さんを見ると理性が抑えきれなくなりそうで怖かった…
店を出て街を歩いて松本さんとホテルを探した

196  名無しさん  2006/01/24(Tue) 08:59
清木場さ〜ん(∩゚д゚)

197  名無しさん  2006/01/24(Tue) 11:07
「よし、このホテルにしよう」
「はい」

結構高そうなホテルだけど…、松本さん僕に気遣ってくれてるんだと思う
チェックインした後部屋に入るとしゃれた照明や飾りが並んでいた

「松本さん、高くなかったですか?ここ」
「篤志君が心配することじゃないよ、さぁシャワー浴びてきなよ」
「はい」


服を脱いで熱いシャワーを浴びていたらさっきのことを思い出した
清木場さん…悲しそうな目をしてた。僕は清木場さんの悲哀に満ちた視線に耐えられなかった

5年後、いや10年後…僕はステージで歌を歌ってるのかな?
その時に、清木場さんに会いたい…、二人で歌っていきたい…

だから清木場さん、僕は今あなたに会えません…、僕が立派になって、一流の歌手としてあなたにあいたい…

198  名無しさん  2006/01/24(Tue) 11:25
体を洗って、置いてあったバスローブを着て部屋に戻った

「出ました〜」
「気持ちよかったかい?」
「はい。松本さんも入ってきてください」
「ああ、じゃ入ってくるよ」

外を眺めると綺麗な夜景が広がっていた。下を見下ろすと人が点に見える
無意識のうちに清木場さんを探していた… いるはずないのに、それにいたところでどうするんだよ…


「篤志君、出たよ〜」
「あ、はい」
「外の景色綺麗だろ?」
「はい、いい眺めですよね」
「君に見せたかったんだ、今夜君と見れて本当に嬉しいよ」
「ありがとうございます」

松本さん… 優しさに涙が込み上げてきた。こんなに優しくされたのって何年ぶりだろ…
松本さんはいつも僕を指名してくれる、最初に指名してくれたのも松本さんだ

「松本さん…ありがとう」
「篤志君、泣かないで…、悲しいこと全部、忘れさせてあげるよ」
「うん(泣)」

松本さんに抱きしめられて、僕はその胸の中で泣いた

199  名無しさん  2006/01/24(Tue) 12:17
そんな〜篤志ってそんな軽くないですよ。

200  名無しさん  2006/01/24(Tue) 18:43
でも松本さんも根っからの悪人じゃないだけに切ないよ〜

201  名無しさん  2006/01/24(Tue) 19:35
感想あざ〜すっw
同人版でばれちゃいましたね〜w
別に隠してたわけじゃないんですけどね^^
◇運命の人◇も読んでね〜!

202  名無しさん  2006/01/24(Tue) 19:39
>199
篤志は仕事で我慢してる設定です。
それとあっちゃんが泣いたのは松本さんの最後の一言が心に響いたからですw

203  名無しさん  2006/01/24(Tue) 20:04
松本さんは優しく僕をベッドに座らせてくれた。
本当は僕が気持ちよくさせてあげなきゃいけないのに…

「松本さん、ごめんなさい」
「いいよ、僕も篤志君の気持ち分かるから」
「…すいません」

松本さんの優しさに胸が痛くなる…
僕を愛してくれてるのに、僕はそれに応えられないんだ…

「篤志君…、今日ここ来た理由分かるよね?」
「うん…」
「…嫌?」
「嫌じゃない…、松本さんなら嫌じゃないよ」
「本当かい?」
「はい」
「じゃ、始めていいかい?」
「お願いします…」

松本さん、せめて今夜だけでもあなたのためになりたいよ…

204  名無しさん  2006/01/25(Wed) 01:14
ちょっと切ないな〜

205  名無しさん  2006/01/25(Wed) 22:45
(;_;)あつし

206  名無しさん  2006/01/26(Thu) 20:06
僕は目を瞑って心を落ち着けた。
松本さんが僕をゆっくりとベッドに寝かせて口付けを始めた

「篤志君…」
「んんっ…」

好きでもない人に反応してしまう自分が嫌だ、股間が熱くなる。
いっそのこと清木場さんだと思えば…
僕は目を瞑ったまま松本さんの背中に手を回した。

「篤志君、脱がして」
「はい…」

松本さんの服のボタンを一個ずつ外して服を脱がせた。
すると日焼けしてて締まった体が露わなった。

「じゃ篤志君の服も脱がしてあげる」


お互い上半身裸になると松本は部屋の明かりを消した。

207  名無しさん  2006/01/27(Fri) 17:00
その行為は、機械的だった。

俺は感情を殺していた。
感情を殺せば、涙が出る。

松本さんにされるがまま、言われるがままに動いた。

丁度、部屋も暗かったので松本さんには僕の涙が見えなかったと思う。

獣の様な松本さんに何度も規則的な動きで突かれて、
二人の吐息は呻きになり喘ぎになり、動物的だった。
松本さんが昇天すると、体全体で息を整えようとハァハァと荒い
息遣いをしていた。

「最 高 …良 かった  よ…」

息を弾ませて、松本さんは途切れ途切れに言う。

「シャワー浴びてきます…」
俺はすぐにバスルームへ行って、シャワーに打たれながら泣いた。

「う…っう、うっ……っっ」

汚れてしまった…。

僕は、体を売ってしまった…。



208  名無しさん  2006/01/27(Fri) 17:11
僕の体は汚れてしまった…。

清木場さんはもうこんな自分を愛してくれないだろう…。

「うっ……ぅ…」

涙はとりとめもなく零れ落ちていく…。

好きでもない人と行為をしてしまった。
全然気持ち良くなかった。
体は反応したけど、心は死んでた。

「うっ…きよ…きば…さ…」

子供の様に蹲って泣いた。

このシャワーで汚いモノが全て落ちればいいのに…。僕は、壁のタイルに
頭を打ち付けた。

涙が全て流れ落ちると、僕は松本さんのいる部屋へ戻った。

「それじゃ…僕、帰りますね」
「え?もう帰っちゃうの?」
「ええ…次のお相手の時には、お金頂きます」
「…お金…ね うん もちろん」

僕の口から「お金」って言葉が出たことに松本さんは驚いてた様子だった。




209  名無しさん  2006/01/27(Fri) 17:17
すみません。篤志は「僕」って一人称なのに
「俺」って書いてしまったです。

またリレーどうぞ。

210  名無しさん  2006/01/27(Fri) 20:58
あっちゃん;;

211  名無しさん  2006/01/31(Tue) 21:34
ホテルを出て夜の街を歩いた。もう遅いし早くヒロさんのマンションに戻ろう。
信号待ちをしてると向こう側から誰かが走ってきた。周りの人たちはざわめいてる。

「篤志っ!」
「!」

清木場さんだった…。赤信号を無視してこっちに走ってくる。
僕も本能のままに清木場さんへ向かって走っていた…

「清木場さんっ!///」
「ッ///」

僕たちはこの上なくきつく抱き合った。もう離したくないっ///
いつしか信号も青に変わって、人々が行き交っていた。

「篤志っ!何で!」
「こうでもしなきゃ、僕っ///」
「お前は、たくさんの奴らと寝たかったのかよっ!」
「違うっ!/// 清木場さんとまた会うには、ああするしかなかったんだ…」

212  名無しさん  2006/01/31(Tue) 22:33
「もう…宿命なんて関係ない…」
「清木場さん…」
「…だから、俺の家に戻って来てくれないか?」
「…」

戻っていいの?こんな僕じゃ…

「篤志、一緒に帰ろう。またやり直そう」
「僕はまだ一人前なんかに…」
「こんな汚いやり方しなくたって他にも道はあるはずだ。
とにかくあんな店早く辞めてくれ」


213  名無しさん  2006/01/31(Tue) 23:21
しゅんちゃん優しいー☆面白いです!頑張って下さいね^^

214  名無しさん  2006/02/01(Wed) 13:53
僕はヒロさんに「今夜は松本さんの相手します」とメールして清木場さんの家に向かった。

「清木場さん…僕、松本さんと…」
「言うな…」
「…」

清木場さんは分かってるんだろう。こんな僕でも見捨てないでくれた。
もう一度、いや今度は絶対、清木場さんに一生ついていくって誓うよ。

「清木場さん…ありがとう」
「…もう、離れないで」
「清木場さん?」

声を抑えて泣いていた。僕に顔を見せないように俯きながら…

「僕、ずっと側に一緒にいるよ」

そっと背中を抱いてあげた。その背中は小さく震えながら泣いていた。

215  名無しさん  2006/02/01(Wed) 18:38
清木場さんの部屋に入るとこの前とこの前と少しも変わってなかった。
僕の携帯もそこに置いてあった。

「篤志、そういえば携帯は?」
「え?…」
「置いていったままだったから…」
「僕ヒロさんに新しい携帯買ってもらったんだ」
「え、何で?」
「…清木場さんを忘れるため」
「…」
「でも、僕気付いたんだ。何しても清木場さんのこと忘れられなかった。
いつも頭の中清木場さんでいっぱいだった…」


僕らが出会えたのは偶然なんかじゃない、きっと神様が会わせてくれたんだ。
だからもうあなたを離さない…

プルルル プルルル
「あ、電話」
「出なよ」
「でも…ヒロさんから」
「…いいから出なよ」
「分かった」

「もしもし?」
「お前今どこだよ?」
「だから松本さんとホテルに…」
「ウソつけ。さっき松本さんに電話したら篤志が帰ったって言ってたんだぞ」
「とにかく今日は帰りません!」

そう言って携帯を切った。電源も切った。

216  名無しさん  2006/02/01(Wed) 18:53
更新有難う。
どうなっちゃうんだろう・・・。

217  名無しさん  2006/02/03(Fri) 23:31
「篤志君…ヒロさんも悪い人じゃないんだよ」
「もっといいやり方があるんじゃないの?ひどすぎるよ」
「…」

今日はもう寝たい…、何も考えたくないよ。


そのままベッドに行って眠りについた。


SIDE シュン

篤志…、ごめんな。いつか俺が心の傷を癒してあげるから…
もう一度篤志の笑顔がみたい…

218  名無しさん  2006/02/03(Fri) 23:54
翌朝…

俺はリビングのソファーで目を覚ました。寝室で篤志と一緒に寝る気になれなかった。
起きて寝室のドアを開けると篤志はまだ寝ていた。
起こそうと思ったけどやっぱ止めた。寝てた方が考えないで済むだろ…
ドアを閉めようとした時、篤志の声がした。

「きよ…ば、さん…か、ない、で…」
「篤志?…」

寝返りをうってこちらを向いた篤志の目には涙が流れていた。

「篤志!起きて!」
「ッ…///」
「大丈夫か!?」
「清木場さん、どこにも行かないで///」
「俺はずっと篤志の側にいるよ」

きつく抱きしめてやった。ずっと離れないよ、篤志。

219  名無しさん  2006/02/04(Sat) 10:28
離れないで〜〜;;

220  名無しさん  2006/02/04(Sat) 10:29
更新ご苦労様です(・ш・)早く2人に安心な幸せをあげてほしいな♪

221  名無しさん  2006/02/14(Tue) 17:22
すみません。
私、篤志SIDEしか書けません。リレーします。

222  名無しさん  2006/02/14(Tue) 17:30
SIDE篤志

夢からうなされて起きた。
汚い体になった僕を清木場さんは、自分のところに来る様に優しく受け入れてくれた。


嬉しい…本当にいいの?
カチャ

カチャ

皿にフォークが当たる音だけ響く部屋。

「?」
清木場さんは頬杖をついて僕を見ていた。

「なっ!?…なんで…見つめるんですか?」
「監視してるの、もうお前がいなくならない様にね」

「そ、そんな」

清木場さんはクスクス笑った。

223  名無しさん  2006/02/15(Wed) 01:16
更新あざ----っす!!!∂(*^v'*)+。・

224  名無しさん  2006/02/15(Wed) 17:05
「もう、どこにも行ったりしませんから…」

清木場さんは真顔になった。

「篤志くん…これから言うこと…真面目に聞いてくれるかい?」

「…えっ?」

「俺の戯言なんて思わないで…」

僕はフォークとナイフの手を止めた。

「はい…」

「二人でかけおち…しない?」

「…」

225  名無しさん  2006/02/15(Wed) 23:33
おぉー!かけおち・・・

226  名無しさん  2006/02/16(Thu) 17:14
しちゃぇAww笑

227  名無しさん  2006/02/19(Sun) 00:42
僕は照れ臭い気持ちを隠しながら、
「もちろんです」
と笑顔で応えた。

清木場さんとなら…どこへでも行ける。

どこへでも行きたい。

いつまでも一緒にいたい。

次に二人が別れる時は最後。
僕の命が尽きるまで。

神様…どうか、清木場さんといつまでも、どこまでも一緒に居させて下さい。
二人を引き離さないで下さい。

食事を済ませると、清木場さんはスーツケースに服をしまいこんで行く。
僕は古びたテーブルの上に飾られていたピアノのおもちゃを見つめていた。
それに気付いた清木場さんは、手を止め、
「篤志…そのピアノのおもちゃ、あげるよ」
と、微笑んだ。

228  名無しさん  2006/02/19(Sun) 00:52
「このピアノ…よく見ると傷だらけですね?」

「お守りだったから」

「え?」

「お守りだったから…持ち歩いてたんだよ」

229  名無しさん  2006/02/19(Sun) 01:56
つ、ついに!

230  名無しさん  2006/02/21(Tue) 19:06
清木場さんのお守り…
僕はぎゅっと握り締めた。

清木場さんはどんな所で育ったんだろう?

「あの…、清木場さんの育った町…見てみたい」
僕は清木場さんに話し掛けた。

「………」

困惑している表情だった。

「駄目…ですか?」

「…ううん…いいよ」

清木場さんはニッコリ微笑んだ。

231  名無しさん  2006/02/23(Thu) 21:12
更新お疲れさま。・+清木場さんの町…私も知りたいっ(*∋ ∈)

232  名無しさん  2006/03/09(Thu) 16:55
二人で電車に乗った。

このまま二人で。

逃非行。

喋らない清木場さんは車窓におでこをつけて外を見ていた。

綺麗な人だな。

この人の回りは空気さえも違って見える。

僕は無性に愛おしくなる。

出逢えた喜びが沸き上がるかの様に。

「結構変わったな…」
清木場さんが車窓から見える景色を懐かしそうに眺めた。

山あいの美しい長閑な風景だった。

233  名無しさん  2006/03/09(Thu) 16:56
二人で電車に乗った。

このまま二人でどこまでも行きたい。

喋らない清木場さんは車窓におでこをつけて外を見ていた。

綺麗な人だな。

この人の回りは空気さえも違って見える。

僕は無性に愛おしくなる。

出逢えた喜びが沸き上がるかの様に。

「結構変わったな…」
清木場さんが車窓から見える景色を懐かしそうに眺めた。

山あいの美しい長閑な風景だった。

234  名無しさん  2006/03/10(Fri) 01:21
どうなっちゃうんだろう・・・。

235  名無しさん  2006/04/10(Mon) 09:45
つづきを書かせて下さい
************

駅に着くと、清木場さんは僕の手を繋いで来た。
僕は握り返す。

人の視線なんかもう気にしない。

清木場に連れられて着いたのは、大きな屋敷だった。

「すごい…」

「さぁて…連絡もいれてないので入りづらい…他人の家の様だ」

僕は笑ってみせた。

門の前で怪しい二人が立ち話しをしている様に見えたのか。
戸口から一人のおばさんが顔を出した。

「何か用かい?……へ…ああ…ぼっちゃま?」

236  名無しさん  2006/04/13(Thu) 09:50
更新されてる!ありがとう。「おぼっちゃま」だったんだ!

237  名無しさん  2006/04/13(Thu) 16:57
235サン更新ありがとうございます◇+.゜
もっと続き書いてほしいな-。

238  名無しさん  2006/04/28(Fri) 14:41
ぼっちゃま!?
僕は清木場さんの顔を見た。

清木場さんがぼっちゃま?

「まあまあ!なんですか!何の知らせもなく帰ってらっしゃるなんて!」

女中は悲鳴に近い声で清木場さんに近寄る。

「すまない…驚かして」
女中は清木場さんのコートを受取ると、珍しいものを見るかの様に僕に視線そそぐ。

「こちらは…?」

「…あ…」
僕は清木場さんを見た。
「俺の恋人だよ…佐藤篤志。お父様とお母様に紹介するつもりで帰って来た」

「…まあ!」
「え?」

女中の小さい悲鳴と僕の声が重なる。

「清木場さん…?!」

「ああ…一体どう言うことでしょう?
ぼっちゃまに男の恋人が!奥様が卒倒なされます」

「かまわない…卒倒するならすればいい」

僕はあんぐりとして、清木場さんの顔を見つめた。

239  名無しさん  2006/04/28(Fri) 16:48
鹿威しがカーンと鳴る音が響く。

目の前には髭を蓄えた親父さんが腕組をして、僕を恐い目で見ている。

その横には、清木場さんにそっくりな色白のお母さんがうつむいて啜り泣いてる。

「何がしたいんだお前は!突然帰って来たかと思ったら…男を連れて…」

「すみません…勘当を覚悟です」

「お前は大事な後継ぎだぞ?」

「ですから…自分は…篤志と…」

「馬鹿なことを言うな!男同士で結婚する気か?いい加減目を冷ませ!
お前にはいい縁談がある。明日は日取りもいいし、市長の娘さんと会ってもらう」

「…いやです!」

清木場さんの声が座敷に響いた。

240  名無しさん  2006/04/29(Sat) 02:51
更新ありがとう!面白いです!

241  名無しさん  2006/05/03(Wed) 17:11
「自分は後継ぎにはなれません」

弱々しい声でそう呟いた清木場さんを横目で見た。

清木場さんの悲痛な想いはいかほどの物だったんだろう?
こんな立派な屋敷に生まれ、端正な顔達、音楽の才能…、
人はきっとそんな清木場さんを羨ましく思うはずなのに。
その彼は、僕を選び全てを投げ打つ覚悟を決めている。

そう…感じた。

僕を選んでくれた。

だけど、何故こんなに悲しいのだろう?

242  名無しさん  2006/05/03(Wed) 17:25
side 清木場俊介

父親は立ち上がりしな、頭を冷やせ!と言い残すと、屋敷中に響き渡るほど襖を閉めて、
部屋を出て行った。

その後を、母親は泣きじゃくりながら、女中に付き添われ部屋を出て行く。

いつかは、こうなると思っていた。

自分は、父と母の期待に応えて生きて来た。
ただひとつ、愛する者以外を除いては…。

243  名無しさん  2006/05/03(Wed) 17:30
俺は佐藤篤志に出逢って変わった。

篤志の歌への信念が俺には無かった。

自分の体を売ってまで、歌に命を捧げられるだろうか?
俺には出来ない。

自分はずるい人間だから。

244  名無しさん  2006/05/03(Wed) 17:38
俺は逃げのために、音楽の世界へ入った。

この家から出たくて…。
音楽は逃げるための言い訳には都合が良かった。
それが歌への裏切りとは知らず。

篤志に出逢うまでの毎日は地獄の日々だった。

宿命など信じたく無かった。
篤志はそんな俺に、光を与えてくれた。

逃げてる俺を、正面からつかまえてくれた。

歌の素晴らしさを教えてくれたんだ。

そして…

245  名無しさん  2006/05/05(Fri) 00:57
愛を教えてくれたのかな?

246  名無しさん  2006/05/06(Sat) 11:59
nDkDr」ゥ?!?!

247  名無しさん  2006/06/15(Thu) 23:30
まだかな〜
続きが…とても気になる〜宜しかったら書いてください。。

248  名無しさん  2006/06/23(Fri) 13:08
「清木場さん…」

俺は篤志を一生愛すると心に誓った。

この運命は偽りなんかじゃない…。

「行こう、篤志」

「いいんですか?」

「いいんだ、父上らもいつか認めてくれる」

「…」

「だから、その日までずっと…」

「分かりました」


清木場さんは僕に顔が見えないように歩いた。
溢れそうな涙堪えてるんでしょ?

最後まで家族を悲しませた、って。


「やっぱりダメだよ!こんなの!!」


249  名無しさん  2006/06/23(Fri) 13:30
「篤志?」

「僕御父さんに会って認めてもらう!」

「そんなの無理だって!さっきの見ただろう」

「認めてもらうまで絶対帰らない!」

「おい!待て篤志!!」

清木場さんの制止を振り切り、父親のいる襖を開けた。

「君は!?何の用だ!帰りたまえ!!」 

「御父さんに認めてもらうまで帰りません!」

「篤志!やめてくれ!」

「お願いします!!」

「だめだと言っているだろ!!」


土下座してひたすら頭を下げる篤志に皆困惑していた。
どうしてそこまで…。


俺のために頭を下げる篤志の姿はとてももどかしいものだった。

逃げて生きてきた俺には、
篤志みたいに正面から向き合うことなんてできない。

250  名無しさん  2006/07/01(Sat) 09:49
ここ他とは違った雰囲気の話だね。
続き楽しみにしてます。

251  名無しさん  2006/07/10(Mon) 01:37
「云っただろう?俊介、お前にはいい縁談がある。
市長の娘だ。こんな良い話はない。
お前ハ後継ぎなのだから…下手な芝居などせず、私と母さんを安心させなさい」

「…わかりました。その令嬢に逢えばよいのですね?」

俊介は父上をきっと睨みつけた。

「お前も気に入るはずだ。この町で評判のお嬢さんだ。
男など相手にしてる暇などない」

篤志は、畳に頭をつけたまま顔を上げないで涙を流した。

252  名無しさん  2006/07/10(Mon) 01:53
小煩く令嬢に逢えと云うのなら、逢ってやる。
そして、こっぴどぐ酷いことを云って嫌われてやろう。
令嬢に嫌われれば、父様も諦めがつくだろう。

俊介はそう思い、その場で篤志の肩を抱き、
「行こう篤志」
と促した。
篤志は顔をあげると、さっきまでの涙は見せずに、黙って俊介の父に頭を下げて退散した。

二人は、夕暮れの田舎道を歩き、屋敷から離れた。
「篤志…解るね?
親父の気を紛らわす為にお見合いをするが、本心ではない」

「…解ってます。そうする事が一番でせう。」

「縁談を破談にしてから、俺は篤志と駆け落ちするつもりだ」

「…駆け落ち…」
篤志は立ち止まり俊介を見た。

253  名無しさん  2006/07/10(Mon) 02:03
「厭か?」

「厭なものか…」
篤志は顔を赤らめた。

「統べてを失ってもいい…俺には篤志が居ればいい」

「僕もです」

二人は見つめ合う。
水田から蛙の鳴き声が俄に煩くなる。
明日は雨であろうか?
雨が降ると都合が良い。
庭先がぬかるむ程雨が降ると、見合いどころで無くなるだろう。

二人は静かに接吻をした。
篤志を離すものか…二度と。

254  名無しさん  2006/07/10(Mon) 02:16
次ぎの日。
案の定、朝っぱらから雨が振り出した。

俺は窓の淵に腰掛け、門の先を見るが、誰も来る気配はない。
さぁて、その令嬢とやらは時間どうりに来るのか?
遅れたら不機嫌な顔をしてやろう。

篤志は先程、蛇腹傘をさして夕方には戻ると云って図書館へ向かった。

「俊介…お着物が雨に濡れてしまうから、中に入りなさい」

着物を来た母が、座敷から呼ぶ。

「まだ来ないのか…見てるんだが」

「いいのよ、家で待ち合わせる場合は少し遅れるくらいが礼儀なのよ」

「気取っているな」

255  名無しさん  2006/07/10(Mon) 02:27
「気取ってなどいませんよ。
さぁいい加減こちらに来なさい」

母の声だけが屋敷に響いた。

「解った。まったく…早くして欲しいものだ」

「まぁ…待ち遠しいのかしら?」

「馬鹿な」

女中も一緒になってクスクス笑った。

程なくして、玄関から女中の声がした。

「京国様がいらっしゃいました」


令嬢は市長と母親に付き添われ、恥ずかしそうにやって来た。

為る程、女に興味ない自分だか、その令嬢は透けるやうに美しい白い肌と、
吸い込まれるやうなアーモンドの瞳をしていた。
「はじめまして、京国柊子で御座います」

256  名無しさん  2006/07/10(Mon) 23:14
>>1-50>>51-100>>101-150>>151-200>>201-250

257  名無しさん  2006/07/12(Wed) 10:33
ダメよ〜俊ちゃん!

258  名無しさん  2006/07/14(Fri) 00:50
白い肌とアーモンドの様な瞳って………
俊介さんあなたもよ!!

259  名無しさん  2006/07/14(Fri) 03:45
堅苦しい挨拶を済ませると、父母達は気を効かせて俊介と終子を置いて部屋を去る。

「雨ですわね…嫌ですわ…雨は厭な事を思いだします」

修子は窓の外を見上げる。
「厭な事?」

「飼ってた犬が雨の日に出ていって戻らないままなんですの」

「へぇ…」

「老いてましたから、動物は死期を悟ると姿を消すそうですの…」

「ふぅん。」

「御免なさいね。此のやうな事」

咄嗟に篤志がこの侭帰って来ないのではないかと思った。

「…」

「…」

やはり苦手だ。
女の匂いも。
何を話していいのかさえも解らない。

260  名無しさん  2006/07/14(Fri) 03:46
修子→終子

261  名無しさん  2006/07/14(Fri) 04:06
「…露骨にお話します。この縁談は父が無理矢理用意したものです。」

突然、何を言い出すのかと俊介は終子を見た。

「…だけど…今の私にハ、結婚する気は御座居ません…」

俊介は眉間にシワを寄せた。

「俊介さんも…恋をしていますでしょ?
私には解ります。」

「……」

「私も同じ様に固執した恋をしております。きっと実りません…
好きになってはいけない人を好きになってしまったんですもの…
だけど、この恋愛は私である手掛かりを教えて貰いました」

私である手掛かり?

終子の瞳は潤んでいた。
俊介は今、自分の分身が目の前にいる錯覚をした。

262  名無しさん  2006/07/14(Fri) 13:22
女性の名前まちがってませんか(;^_^A 

263  名無しさん  2006/08/29(Tue) 15:43
あの、篤志と俊の新しい話をかきたいのですが
いいですか??

264  名無しさん  2006/08/29(Tue) 16:27
前の方は消えちゃったのかな?いいんじゃないでしょうかo(^-^)o
私は読みたいです☆

265  名無しさん  2006/08/30(Wed) 12:51
どうぞ書いて下さい!

266  名無しさん  2006/12/28(Thu) 14:27
…俺的には 数いる男友達のうちの一人だと思ってたんだ…

第二章

SHUN×ATSUSHI


見かけ?
イカツイ。
女みたいな可愛さは無し。しかも、サングラスに柄シャツ姿。
どうして どうして コイツに変な気になろう?

そう…気のせい きっと…

気のせい…

267  名無しさん  2006/12/28(Thu) 14:33
リハで篤志と向かいあって歌う…こんなのいつものことだった。
だけど この時は違った。
篤志と目を合わせたら、胸が痛くなった。

愛しい感情。



268  名無しさん  2006/12/28(Thu) 20:26
ありがとうございます
頑張ってください☆

269  名無しさん  2006/12/29(Fri) 11:00
楽しみです!!
頑張って下さい。

270  名無しさん  2007/09/11(Tue) 18:52
age

271  名無しさん  2007/09/12(Wed) 01:23
>>271
>>250-260

272  名無しさん  2007/09/12(Wed) 11:08
272
>>260-270

273  名無しさん  2007/09/20(Thu) 15:14
>>1-10
>>11-20
>>21-30
>>31-40
>>41-50
>>51-60
>>61-70
>>71-80
>>81-90
>>91-100

274  名無しさん  2007/09/21(Fri) 10:36
>>274>>101-110>>111-120>>121-130>>131-140>>141-150>>151-160>>161-170>>171-180>>181-190>>191-200>>201-210>>211-220>>221-230>>231-240>>241-250>>251-260>>261-270>>271-273

275  名無しさん  2007/11/01(Thu) 12:15
イカツイ男は俺を見て目を丸くし、
「俊ちゃ…?」
と固まった。

「ん?あ?どうしたの篤志?」

「どうしたのって…俊ちゃんの方こそ」

「え…?俺?」

「さっきから、ニヤニヤしてたのしそう」

「あっ?あ〜?」

何だか…俺はすぐ顔に出るみたい…

「俺って〜…幸せな男だと思ってさ」

「…え」

篤志は一瞬困った様な顔をして
「いいね」
って言って笑った。

イカツイくせして、素直でリアクションが可愛いのが篤志だった。


276  名無しさん  2007/11/01(Thu) 18:48
お!楽しみww

277  名無しさん  2007/11/01(Thu) 18:49
わぁ〜久しぶりの更新キタ-(≧Д≦)―ッ

めちゃくちゃ楽しみにしてましたよ

278  名無しさん  2007/11/02(Fri) 01:27
「ねぇねぇ俊ちゃん」

篤志がかしこまった真剣な顔で言う。


「なに?」
「あのさ…Togetherの時…アイコンタクトもっと増やさない?」
「……」

何を言うと思ったら…

「あぁ…いいよ!俺も思ってた」

「よかった!」

篤志の不安な顔がパッと消える。

アイコンタクトは正直照れ臭い。
だけど、アイコンタクトをした日は不思議と上手く歌えるんだ…。
周りからは仲がいいねって言われたりするけど、上手く歌えるためにはアイコンタクトが必要だった。

初めは…そうだった。




279  名無しさん  2007/11/22(Thu) 21:59
>>1-20>>21-40>>41-60>>61-75>>76-90>>91-110>>111-130>>131-150>>151-170>>171-190>>191-210>>211-230>>231-250>>251-270

280  名無しさん  2007/11/25(Sun) 11:42
更新楽しみにしてます(≧ω≦*)



281  名無しさん  2008/04/29(Tue) 13:55
もう更新されないんですかね
しゅんあつ…マイナーですよねー(・ω・`)

282  名無しさん  2008/04/29(Tue) 21:39
僕はSHUNの頃からそうなんですけど、見た目とは違って
気質が女の子っぽい。
だからグループが上手くいくんじゃないかな。
byあっちゃん

私がS×ATにはまったきっかけとなった発言。
マイナーですが最高。

283  名無しさん  2008/04/30(Wed) 19:54
SA最高
優しいあっちゃんがまた可愛い

284  sage  2008/05/01(Thu) 02:14
篤志そんなこと
言ったんですか!?

もお〜ッ(≧∀≦)
ステキ♪

285  名無しさん  2008/05/01(Thu) 04:23
またSA読みたい
誰か書いて欲しいです

286  名無しさん  2008/05/01(Thu) 10:24
篤志に恋愛欲も吸い取られるって
しゅんが言った事もあったよね。

ライブで、篤志のしゅんちゃん好き好き目線と
しゅんのテレ顔見たら
すごく頷ける言葉だった。

287  名無しさん  2008/05/01(Thu) 16:55
俊ちゃん言ってたねw
懐かしい

それめちゃめちゃ分かる
2004のライブなんかヤバい

「俊ちゃーんw」
「…たく…なんだよ篤志」
みたいな
あの頃の篤志はよく笑った

288  名無しさん  2008/05/01(Thu) 18:35
>>286s
それどこで言ってたんですか?
詳しく教えてくれませんか?

289  名無しさん  2008/05/01(Thu) 22:25
>>288

うわ〜どこだったかな。
ソース分からないなんて最低だね、ごめんなさい。

ここの篤俊について語ろうの過去ログに書いてあって
あ〜言ってた言ってたって思ったのは覚えてるんだけど。

2004はヤバいですね。
そして2005はせつない…


290  名無しさん  2008/05/01(Thu) 22:25
あっちゃん素敵すぎる発言を有難う(笑)私も読みたーい!!

291  名無しさん  2008/05/01(Thu) 23:26
そんなあなたにもひとつネタ投下。

俊ちゃんとは本当にいろんな事があった。
俊ちゃんに怒られるから言えないけあど。
by篤志

…いったい何が

292  名無しさん  2008/05/01(Thu) 23:29
言えないけあど→言えないけど

失礼

293  名無しさん  2008/05/02(Fri) 01:04
何その発言!
わたくし顔が土砂崩れおこしました(w ̄□ ̄w)

294  名無しさん  2008/05/02(Fri) 01:05
エグメッセだっけ?それ

295  名無しさん  2008/05/02(Fri) 06:05
あげ

296  名無しさん  2008/05/02(Fri) 06:29
『恋愛欲も吸い取られる』は、いつ言ってたんですか?
2004年位?

297  名無しさん  2008/05/02(Fri) 07:55
↑は2006のオリコンスタイルに載ってました☆
怒られるってのは2005のViViの連載カナ?

298  名無しさん  2008/05/02(Fri) 08:10
ここ若干の盛り上がりを見せてますねw

篤志の引きずりっぷり見てたらね…
明日から連休に入るからまた来ます。
俊篤話しましょー。

299  名無しさん  2008/05/02(Fri) 08:17
297さん、ありがとう☆
2006年って事は、俊ちゃんが脱退してからか。

篤志と俊ちゃんの出来事がすごく気になる。何があったんだろ(笑)

300  名無しさん  2008/05/02(Fri) 08:44
多分オリスタはASIA発売のインタビューだったから、脱退直前くらいですね。

301  名無しさん  2008/05/02(Fri) 08:59
俊ちゃんの女房役でいた頃、居心地良かったって言ってたらしいね。
篤志、女房役だったんかい!(笑)

302  名無しさん  2008/05/02(Fri) 09:11
やっぱSAが一番好き

あっちゃん女房っ笑

303  名無しさん  2008/05/02(Fri) 11:36
厳つい女房…(笑)vV

304  名無しさん  2008/05/02(Fri) 16:58
心は一番乙女

305  名無しさん  2008/05/02(Fri) 19:07
なんたって交換日記だもんねw
マジ乙女

306  名無しさん  2008/05/02(Fri) 19:34
あー交換日記懐かしいっ
可愛いーw
もー乙女すぎでしょー

盗み聞き俊ちゃん最強w

307  名無しさん  2008/05/02(Fri) 19:48
「交換日記しませんか?」だなんて普通男が言わないよね(笑)
でも、そんな篤志カワイイ。。

「盗み聞き俊ちゃん」って何ですか?

308  名無しさん  2008/05/02(Fri) 20:36
307s
俊ちゃんが聞いててライブでバラしたってやつ?

309  名無しさん  2008/05/02(Fri) 20:54
308s 何の話を俊ちゃんが盗み聞きしてライブでバラしたんですか?
交換日記の話?

310  名無しさん  2008/05/02(Fri) 20:54
詳しく聞きたいですっ!!俊篤いっぱい教えて下さい(*^□^*)vV

311  名無しさん  2008/05/02(Fri) 21:19
308s
あれは…
楽屋で真顔でヒロさんに「交換日記しませんか?」って篤志が言ったので
俊ちゃんも聞いてたのか篤志がメンバーに言ったのかな?
ってこと?

312  名無しさん  2008/05/02(Fri) 22:56
俊が可愛いノートはやめてねって言ったんだよね
カウントダウンかな?

俊が心で歌う事を篤志に教わった、みたいな事を言って
篤志が号泣したのも同じライブ?
カウントダウン行かれた方、レポお願い


313  名無しさん  2008/05/02(Fri) 23:18
あっじゃあヒロさんと篤志の会話を盗み聞きしてて、カウントダウンライブで俊ちゃんが『可愛いノートは、やめてね』ってバラしたって事ですね!
篤志が俊ちゃんから心で歌う大切さを教わったんじゃなかったでしたっけ?

314  名無しさん  2008/05/03(Sat) 07:10
312s
そうそう!
マキさんのカバンでぐちゃぐちゃになるとか
ヒロさんで止めるとか!

315  名無しさん  2008/05/03(Sat) 07:55
>>312
そうだよ。
清木場さんが、俺はただ歌えばいいと思ってたけど、篤志に出会って篤志から心で気持ちで歌う事を教わりました!
って言ったら篤志泣いちゃったんだよ。篤志嬉しかったんだろうね。

316  名無しさん  2008/05/03(Sat) 08:01
この2人は本当に素晴らしいですね。
永遠ですね!

317  名無しさん  2008/05/03(Sat) 08:20
泣けますね(>_<)
篤志、めちゃめちゃ嬉しかったでしょうね!
篤志も俊ちゃんに対して同じような事言ってましたよね!
本当に篤志と俊ちゃんは、永遠ですね。

318  名無しさん  2008/05/03(Sat) 08:52
BOND OF SIXでも篤志が言ってましたね

篤志のいってた専門学校のコンテスト?で一年生に負けたって
で、その時は篤志に気持ちで歌ってなかったんだみたいなこと?俊ちゃんに言われたって

振り返るとたくさん出てきますねw
思い出…(泣)

俊ちゃんのうちの篤志発言とか
篤志のプレゼント身に付けてたり

ヤバいです

319  名無しさん  2008/05/03(Sat) 10:38
>>314
>>315
ありがとう
カウントダウン行きたかったな

篤志が泣いたのは嬉しかったのもあると思うけど
もう脱退決まっていたからね…

320  名無しさん  2008/05/03(Sat) 10:58
>>318
確かに、今。の2005verとかのPVで篤志から貰ったアクセつけてました!


321  名無しさん  2008/05/03(Sat) 11:26
篤志は、俊ちゃんにプレゼント結構してますね☆
付けてもらえて、篤志やったね!

322  名無しさん  2008/05/03(Sat) 16:30

篤志愛されてるw俊ちゃんの好み選ぶの上手いですねw
俊ちゃんの『あっし』て呼び方が好きです

323  名無しさん  2008/05/03(Sat) 16:32
うちのあっしw

324  名無しさん  2008/05/03(Sat) 16:57
心の中は
×うちのあっし

○俺のあっし

325  名無しさん  2008/05/03(Sat) 18:08
2005のライブのwe willで一番最後に向き合って
(we will〜)
って歌うとこの篤志の表情が…

こりゃ恋愛欲吸い取られるわ

326  名無しさん  2008/05/03(Sat) 19:06
篤志の表情切な過ぎてヤバイ!

もー…あっちゃんのバカ!って言いたくなります

327  名無しさん  2008/05/03(Sat) 19:31
その後に『僕の運命のヒトは、俊ちゃん』だもんね(笑)
そりゃ、篤志に恋愛欲吸い取られるわ!

328  名無しさん  2008/05/03(Sat) 21:03
すいません(;´д⊂)
空気壊すようで悪いんですケド…
「恋愛欲すいとられる」
ってどういう意味ですか?

いまいちよくわかんなくて(x_x;)

329  名無しさん  2008/05/03(Sat) 21:50
そしてsong for you号泣だもんね

DIAMONDでは俊が声をつまらせて篤志は頑張って
歌っていたのに、限界だったのかなと思う

>>328
さんへの回答はこういう意味ですとは答えられないな
そのままと言えばそのままだし
感じかたは人それぞれ





330  名無しさん  2008/05/03(Sat) 21:56
あのSong for youはいつ見てもつられて泣いちゃう…泣
2人共、あのライブは辛かったんだなって思った
DVDの俊ちゃんのMCのところ苦しい…

あの2人はなんであんなに悲しいの?

328s
わたしもあっちゃんに恋愛欲を持っていかれたとしか…

331  328です。  2008/05/03(Sat) 22:02
329様、330様

お答えいただき、ありがとうございます!

あたしは、篤志に恋愛欲を吸い取られるってことは、俊にとって恋愛はどうでもよくなったのかと解釈したんですが…

332  名無しさん  2008/05/03(Sat) 22:23
「song for you」篤志、俊ちゃんとアイコンタクトしてから号泣したよね
。相当我慢してたんじゃないかなぁ...
最後俊ちゃんとハモる所も篤志、俊ちゃん見て泣いてたもんね。

333  名無しさん  2008/05/03(Sat) 22:40
331s
私もそう解釈してました!
どうなんでしょうね…

334  名無しさん  2008/05/03(Sat) 23:17
篤志の愛が大きすぎて俊ちゃん、恋愛が出来にくくなったって事かな。。。って私は思うんですけど、でもホント人それぞれですよね。

335  名無しさん  2008/05/04(Sun) 06:10
篤志を見てると恋愛する気になれないってこと?

336  名無しさん  2008/05/04(Sun) 09:26
なるほど。本当に色々なとらえ方がありますよね。
でも、篤志の『俊ちゃん大好き!!』っていうのが私達にもすごく伝わってきますよね 笑
俊ちゃんがその発言するのも分かるなぁ。

337  名無しさん  2008/05/04(Sun) 10:33
「ぅ〜」
「どうしました、キヨキバさん」
「ぐぅ〜マキしゃん」
「盛り下がっちゃて〜、呑んで呑んで」
「心が…寒い」
「うわ〜彼女彼女、逢っとかないと」
「…どの彼女?」
「さすが俊様」

「あいつがさぁ〜」
「あ?」
「何?その目みたいな」
「目?」
「何、その声でそんな事言っちゃうんだみたいな」
「声とな」
「サングラス外すな、涙目になるな、ストレートに褒めるな、こっち見んな」
「わわ、まあ呑んで呑んで」


338  名無しさん  2008/05/04(Sun) 10:41
「誰より気になっちゃうってどうよ、俺どうすんの」
「あー、プリンスね」
「…すぐ分かっちゃうって、ヤバくね?」
「だって…ヒャヒャわかりやす〜」
「今日だってさあいつが、俊ちゃん行けたら行くから〜
 なんて言うからさ、お姉ちゃんのトコにだって
 行きたくても行けねっつの」
「あらー」

こんな感じ?恋愛欲を吸い取られるw


339  名無しさん  2008/05/04(Sun) 13:54
あ〜!なんか分かりやすい!!
そんな感じかもね(笑)

340  名無しさん  2008/05/04(Sun) 20:38
吸い取られ妄想

楽しいですねっ!

じゃぁ…

笑顔で話しかけてくる篤志を見てたら…『なんであいつは笑顔で楽しそうに…てか突き放すと涙目だし…』
そんなこと考えてたら1日終わった

Byしゅん

341  名無しさん  2008/05/05(Mon) 02:34
「うちのあっし」発言はラジオですか?いつ頃のか教えて欲しいです(*^^*)

342  名無しさん  2008/05/05(Mon) 08:33
>>340s
それは俊ちゃんが言ったんですか?
突き放すと涙目て・・・
篤志乙女だなw

>>341s
「うちのあっし」はわりといろんなとこで言ってたと思いますよ。
私は去年のツアーの時生で聞きました。
MCで篤志の話になって「うちのあっしが」と俊ちゃんが言い出したんです。
会場はその時、えっ?うちの?みたいな空気にちょっとなって、それに気付いた俊ちゃんが「口癖みたいになってるから(苦笑)」と言い訳してましたw

343  名無しさん  2008/05/05(Mon) 09:11
342s 俊ちゃん、その時篤志の何の話したんですか?

「口癖みたいになってるから」(笑)
俊ちゃん!

「うちのあっし」は、ラジオでも言ってたね〜☆

344  名無しさん  2008/05/05(Mon) 11:11
342s
ただ5妄想ですね
とかありそうだなぁ〜みたいな

345  名無しさん  2008/05/05(Mon) 11:11
342s
ただの妄想ですね
とかありそうだなぁ〜みたいな

346  名無しさん  2008/05/05(Mon) 14:31
342s
詳しい説明ありがとうです!私も去年のライブの時に「完全に右側立つ癖が抜けなくて」って言った時は何故か泣きました(笑)篤俊は永遠ですね☆

347  名無しさん  2008/05/05(Mon) 16:41
今。2005verでつけてる釣針形のネックレスが篤志からのプレゼントですか?

348  名無しさん  2008/05/05(Mon) 17:25
2004verのPVで腰につけてるチェーン?が篤志からのプレゼントですよ!
ついでに、SAKURAのレコverのPVでもつけてます(^O^)

2005のはわからないです(ノ_・。)


349  名無しさん  2008/05/05(Mon) 17:42
348s
有難うございます!些細な事なのかもしれないけど篤俊大好きな私にはそうゆう事を知れると凄く嬉しいです☆

350  名無しさん  2008/05/05(Mon) 17:46
ここは俊篤ですよ

351  tuna  2008/05/05(Mon) 19:44
S×Aいいですよね!!
俊ちゃんが大好きでしょうがないあっちゃんと、それを知りつつツンデレ俊ちゃんが大好物ですw

いきなりですが、小話を・・・↓




何も言わずに、篤志に口づける
こんな行為は、もう手慣れたモノで

篤志は俺のコトが好きだ。

だから、最初は小さな抵抗はするけど、結局なされるがままになっている


「・・・ツ、俊ちゃん・・・。」

「あんだよ。」

「なんでこんなことす・・・「いーから、黙ってろよ。」


その刹那に、篤志の涙が溢れそうな黒い瞳を自分の前に想像した

ぜってぇ、いってやんねぇ。

早くきづけよ、ばーか。




352  名無しさん  2008/05/06(Tue) 13:40
俊篤可愛い(*^□^*)vVもっと書いて欲しいです〜!!

353  名無しさん  2008/05/06(Tue) 14:39
うひょおおおお!小説キターッ!!tuna様最高です!


あと少し話が戻ってしまいすみませんが、
交換日記は結局どうなったのですか?
その後あっちゃんとヒロさんの間で日記が交換されてるなら
まずコレはコレでおもしろいし、
何よりも、あっちゃんから話を持ち掛けてる現場を見ていた俊ちゃん。
その内心は嫉妬でいっぱいだっただろうと思うともう…(笑)。

354  ふゆ  2008/05/06(Tue) 17:08
俊篤最高ですよw
大好きです!
tuna様ありがとうございます!

交換日記とか懐かしいですねー!

あっちゃんはみんなで交換日記をしたかったみたいですよw

355  名無しさん  2008/05/07(Wed) 22:36
>>343s
レス遅くなってごめんなさい(汗)
実は何の話をしたのか覚えてないんです(泣)
そのライブが俊ちゃんの初ライブで、興奮してた上に「うちのあっし」発言ですからね〜
聞いた瞬間、頭真っ白でしたw
もし思い出すような事があったら、その時は書き込みますね。

356  冬華  2008/05/08(Thu) 15:43
はじめまして。
最近スランプ気味なのでこちらでれんしゅうがてら小説を書かせてもらってもよろしいでしょうか?

357  名無しさん  2008/05/08(Thu) 15:59
>>1-360

358  名無しさん  2008/05/08(Thu) 17:24
冬華さま

ぜひお願いします★!

359  冬華  2008/05/08(Thu) 20:25
ありがとうございます。
お言葉に甘えて失礼します!

あの…
ガテン俊と幼稚園の先生篤志とかやっちゃっても良いですかね?

360  名無しさん  2008/05/08(Thu) 20:50
お〜!!イィですね(*^^*)

そういうお話今までないですし☆

是非書いてください♪

361  名無しさん  2008/05/08(Thu) 20:53
あげ☆

362  冬華  2008/05/08(Thu) 23:02
360様
ありがとうございます!
そうなんですか?じゃぁ、張り切りますよ!頑張ります!

暑い

コンクリートに囲まれたこの世界で
俺は…本当の愛なんて知らん


知ったからなんだというんだ…
このクサレ…

ふかした煙草は煙が昇り

身体に暑くまとわり付く

あー…うぜぇ…

なんか面白ぇことねぇかの!

そこらの女と寝るのももう飽きた

「っしゃ」

休憩も終わりだ
清木場俊介…仕事にかかります!



363  冬華  2008/05/08(Thu) 23:13
仕事は建築関係…上っ面は良いひびきだけど…

実際のところはガテンっつー訳だな
ボンタン履いて、ヘルメット被ってのお仕事をしているわけだ

「あー…これそっちね」
「はい!」

下に指示を出して軍手はめて鉄の塊を担ぐ

照りつける太陽が憎い

そんな毎日を送っている俺にある日
変な奴が現れた

364  冬華  2008/05/08(Thu) 23:21
今日も社長から指定された現場に車を飛ばす

朝早ぇから辛いっちゅーなっ!

そんな新しい現場で仕事を進め、恒例のジュースジャンケン!
今日こそは負けんられん
ここんとこの2連敗はヤバイ…生活費に響く

「ジャーンケーン」


ガコン

1、2、3、、、
また負けた

現場から少し離れた自販機に缶ジュースを買いに行く
そこで出る飲み物もあるけどこんな余興もありだっつー訳で

小銭を入れる間咥えた煙草の煙を盛大に吐き出した

「ゲホっ」

「ぁあ?」

「あ、すいません」

365  tuna  2008/05/08(Thu) 23:27
冬華様!!!

すっごく続き気になります(>_<)
S×Aに飢えてたトコロなんで、嬉しいデスw
更新頑張ってください!!


366  冬華  2008/05/08(Thu) 23:27
地面に1本ジュースを置いたときに後ろで咳が聞こえた

「あの〜」

「あんだよ」

坊主頭のエプロンした男が話しかけてきた
誰だこいつは…

「ちょっと子供たちが通るんで煙草…すいません」

「へ?あ、」

良く見るとこいつの後ろには可愛らしい帽子を被ったお子ちゃまたちが
まだよちよち歩きだし

一人のガキんちょが俺の缶ジュース

「あ、健太くんダメだよ!おじさん困ってるから」

「お、おじ」

俺はまだ二十代だぞこの野郎

「あ、お兄さんね」

「あちゅしせんせーぼくのどかわいたの」

「健太くんのがあるでしょ?」

「はぁい」

367  冬華  2008/05/08(Thu) 23:37
若干眉間にシワが寄る会話が繰り広げられ
俺はこの恐らく幼稚園の先生を睨む
この風貌で幼稚園の先生かよ
笑っちまうぜ

「あつしせんせー」

あつし…って言うのかこの野郎は

「?」

「あ、すいませんお邪魔しました…はい、みんなー行きますよー」

俺の睨みにビビリもしないでそそくさと園児を連れて俺の前から去っていった

「ゆりちゃん先生とお手手繋ごうね…え?かなちゃんも?」

どうやらあつし先生はモテモテらしい
坊主頭でラインがガッツリ入ってて
しかも黒い

髭も生えてる

いやー…教育上良くねぇだろ
あいつ



368  冬華  2008/05/08(Thu) 23:38
tuna様ってあのtuna様…ですか?
違ったらごめんなさい





369  名無しさん  2008/05/09(Fri) 01:46
お話とっても面白いですvVS×A小説心待ちしていましたっっ(m'∀'m)♪♪しかもあっちゃん幼稚園の先生だなんて…可愛過ぎですぅvV

370  冬華  2008/05/09(Fri) 08:17
おはようございます。

369の方ありがとうございます
スランプ気味なのでヤバい感じですが…
あっちゃんは子供好きなのでやっちゃいました(。・_・。)ノ
すいませんっ

続き少し書きます↓

「ただいまー」

「あ、俊ちゃんおっそーい」

「あんたねー俺の奢りなんやから、文句言うな!」

「俊ちゃん怖いー」

みんなのところに戻ると第一声は
先輩のマキさん…眞木大輔が言った

「はいはいマキさんはこれね」

「はいはいありがとー」

「あのさーさっきね」

371  冬華  2008/05/09(Fri) 08:23

俺は思い出したようにさっきの教育上良くない幼稚園の先生の話を始める

「ラインガッツー入ってんの!ヤバくね?坊主だよ」

自分の頭を駆使してそのラインを表現する

「職業間違えてるっしょ」

マキさんのおかしいトーンの笑い声を耳に入れて話を続ける

「でさそのヤンキー先生がさモテモテよ!3歳児に」

「うひゃひゃっ可愛いー…彼可愛い」

「あつしせんせーお手手ーって」

「あつしせんせーって」

名前まで聞いちゃったかんねっ!
騒いでいると

「やっべヒロさん来た」

372  冬華  2008/05/09(Fri) 08:31
ヒロさん…五十嵐広之…社長が何故か来た
おいおいおい
休憩が長かったかな
俺たちは煙草を消して持ち場に戻った

「俊ちゃんやたらとお気に入りだね…あつしせんせー」

「え?だって面白いから」

「あーそう?」

「そう?」

うん…面白い…はず

「どこの幼稚園かな」

「知らね」

「探してみよーよ」

足場を踏み外すかと思った
っぶねー…

「なに言ってんの?」

373  冬華  2008/05/09(Fri) 08:36
「え?だってー明日休みだしー、見てみたいし、あつしせんせー」

「んないいもんじゃねーよ」

「モテモテあつしせんせー」

セメント…こいつの顔に塗りたくなった

「わぁったよ!明日なら良いよ!」

「約束約束!」

「はいはい」

マキさんに無理な約束をさせられ
俺は明日あつしせんせーの幼稚園探しをすることになった

374  冬華  2008/05/09(Fri) 08:44
次の日
俺よりマキさんがあつしせんせーをお気に入りじゃね?

マキさんと待ち合わせて現場の周りをうろつく

「ここで会った」

「うん…で?」

「それだけ」

「え、それじゃ分かんないじゃんっ!」

「うっせーなっ!しらねーよ」

しゃーねーだろがっ!
分かったらわざわざ探さないっつーの

俺は昨日あつしせんせーに出くわした自販機の前に来ていた

初夏の暑さが肌を焼く

まー歩こう

375  冬華  2008/05/09(Fri) 13:27
だめだー

散々探したけどあつしせんせーはいない
てか何でこんなヤケになってんだよ俺は

「ねぇ、マキさん飲みに行こうよ」

「え?あぁ…うん」

「うん」

ヒロさんに電話して一緒に飲むか!

事務所の近くの居酒屋にいるらしい
俺たちもそこに行く

376  冬華  2008/05/09(Fri) 13:35
「ヒロさーん」

「おー来たか」

居酒屋のカウンターで飲んでいる1人のロン毛
昔は金髪やらしてたけど今は黒髪です

ヒロさんの隣に座り生2つと頼む

「お前ら何してたんだ?」

「えー」

「あつしせんせー探し」

「あつしせんせー?」

「そう!昨日ね!すっごいせんせー見つけたんすよ!」

俺は昨日のあつしせんせーを事細かに大袈裟に説明して
ヒロさんを爆笑させた

「似たような奴なら見たことある」

「へぇ……え!?」

何ですと

377  冬華  2008/05/09(Fri) 13:42
「いらっしゃいませー!!」

バイトの兄ちゃんが威勢のいい声を上げる

「ほらあいつ」

ヒロさんが指を指す方を俺たちは見る
ニット帽…サングラス…?
ポロシャツ…

そいつとその連れ…マキさんよりデカいであろう男
2人が席に着きニット帽とサングラスがそれを取った

「あー!!!!!」

「え?」

「あ、なんでもないっす」

思わず指を指してそいつに叫んでしまった
ヤベ…周りみんな俺見てる

「あの人?」

「あ、うん」

「かわゆいお目目っ」

378  冬華  2008/05/09(Fri) 14:09
絶対あいつこっち見てる
俺のアホ

「見てるよ…あつしせんせー」

「あー…」

「あのー」

ビクッ
この声だ
高めの優しい声

「あ、昨日のパシリの人ですよね」

振り向くと昨日の坊主
あ、こいつだ間違いない

「篤志くんどうしたの?」

「昨日のパシリの人」

「パシっ」

「っく…俊ちゃんパシリだってよー!うひゃー」

「マキさんうっさい!」

379  冬華  2008/05/09(Fri) 14:24
そいつは佐藤篤志と言うらしい
本当に幼稚園の先生らしい
昨日は遠足で現場のすぐそばにある動物園に来たらしい

俺らの自己紹介も終えて

「え?佐藤くんはどこの幼稚園で働いてるの?」

「え?すぐそこです!あの…ゆめ幼稚園」

「うそっ!?」

なんだよ…すぐそこじゃねーかよ
ちくしょー…無駄足だよ

「な、アキラ」

「そうそう…あ、俺も先生です」

「似合わねー」

「それは言わないでくださいよー!」

佐藤篤志のツレ黒澤が言った

「清木場さん…」

380  冬華  2008/05/09(Fri) 14:30
「あ?」

「俺あなたのこと見たことあるんですよね」

ん?

「いや自販機…」

「じゃなくて!どこかな…」

俺を見たことある?
佐藤はいつの間にか席を移動してカウンターに座って俺の隣で飲んでる

ヒロさんとアキラとマキさんでなんか盛り上がってるし

「えー…わかんねーよ」

「どこだったかな…昨日この人見たことあるって思って…」

「俺は思わなかった」

「えー…もしかしたら道で見かけただけかも」

「人違いじゃね?」

381  冬華  2008/05/09(Fri) 19:41
その後何かと会話が弾み
そのままいい感じにお開きになった

「ヒロさんごちそーさまっす!!」

うん体がフワフワすっぞ
おーほほほ

「しゅんちゃんよっぱらーいひゃひゃ!」

あんたが酔っ払いなんじゃけぇ

「マキさんも酔いすぎっしゅよー」

「アキラーうるさいぞw」

「あてっやっべー頭割れたー」

アキラとマキさん仲良しねー

「清木場さん…しっかりしましょーね」

佐藤がよろけた俺の体を支えてくれた

「アキラ!騒ぐな!」

382  冬華  2008/05/09(Fri) 19:50
うわっ眩しいな…

あーぁ…頭痛ぇ…気持ち悪い

ん?ここどこだ?

「…ん?」



深呼吸しよう

すーはー

目を瞑って
もう一回

開けた!!

383  冬華  2008/05/09(Fri) 19:54
ここは見知らぬ部屋
うん…そう

で、俺は裸…

どうして?

で、隣は?
隣を見ると褐色に焼けた肌が見える
そして坊主頭
これって

小さくなって眠る相手は昨日偶然会った探し人

「…う、うわーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

やっべ…やっべ
俺…男と寝ちゃったよ…
うわわわわ

「…ん」

ぎゃー!!!起きたー!!!

384  冬華  2008/05/09(Fri) 20:05
「俺…ごめんなさいっ!」

俺はベッドの下に転がった服を急いで着て
相手の顔も見ずに部屋を出た

ごめんなさい

ど、ど、どうしよう

部屋を出て気付いた
ここって同じマンション?
やろ?

うえー!?!?!
てか、時間…時計を見るともう、5時30分…いつも起きる時間だ

ノロノロと自宅に戻りシャワーを浴びた

やっぱ身体も汚れてる
ザーメン付いてる

あー……俺ってなんだ…
こんな取り乱したのは初めてだ
前にも隣に知らない女がいたことがあったけど

笑って終わり
しーらねぇ!

今回は違う

385  冬華  2008/05/09(Fri) 20:40
相手は昨日探し歩いていた相手そのもの
あつしせんせーもとい…佐藤篤志

「てか…」

俺最低じゃ…
佐藤にきっと無理矢理突っ込んだ

無理矢理?

うわー…

俺腰痛くねぇし、俺が上?
良かった〜…って良くねぇ!!

よし!無かったことにしよう!
無かったことに!
酔ってて俺もおかしかった!

さ、仕事行こう

386  tuna  2008/05/09(Fri) 21:15
こんばんは。大量更新ありがとうございますw
挨拶申し遅れてすみません(>_<)
別板でT×A書かせてもらってる、tunaというものです。
冬華様のサイトには、いつもお邪魔させていただいています(*^_^*)
リクもさせていただきました!!ありがとうございますw
この掲示板で会うことが出来て、本当に嬉しいです♪
これからも頑張ってください!応援してます(^^)/


387  ふゆ  2008/05/09(Fri) 21:45
side 篤志

朝はとんでもないデカイ声に起こされた

「うわーーーーーーーーーー!!!!」

俺は夢の中から引き戻された
なんだ?

俺を見て慌ててベッドから飛び出す
服を抱えて出て行った

ちょ、ちょっと待って

え?なに?

俺…昨日…あの人に抱かれた

昨日…会ったばかりの髭の生えた青年に
酔った勢いにキスをされ押し倒された

何が起きたか分からない

ただ時間が過ぎて抵抗するのを忘れて
男は俺の上に覆いかぶさる


388  ふゆ  2008/05/09(Fri) 22:00
ただそれだけだった…
それだけだった
身体を重ねただけ
職業柄そういうやましいことできないから久し振りの行為
しかも男?
いやぁ…ちょっと…失態でしょ…

男の名前は清木場俊介
昨日…いや、一昨日自販機の前で会った
煙草を控えてくれとお願いした

その次の日居酒屋にいた
そこで話して
酔っていたから家に連れて帰った

ただ、彼は…どこかで見た顔だった
どこだっけ

憶えてない

それより…幼稚園行かなきゃ

そうだと思い
ベッドから起き上がる

「いっ」

腰が…痛い…

389  名無しさん  2008/05/09(Fri) 22:00
ん……?リレー?

390  冬華  2008/05/09(Fri) 22:06
リレー??
でもいいですよ?

391  冬華  2008/05/09(Fri) 22:10
あ、やっぱり一人で書きたいですっ
ふゆさんすいません



392  ふゆ  2008/05/09(Fri) 22:21
あれ?す、すいません!!!なんてこと!!
リレー…すいません!!本当ごめんなさい!

393  冬華  2008/05/09(Fri) 22:33
tuna様w
ありがとうございます!ですよねっあのtuna様ですよね!
良かった!ちょっとびっくらこいてます!お久し振りです〜
最近ブランクなのでリハビリに参りました。

ふゆ様
いえいえ全然!
いいやっ!続きから書きます!

続き↓

「痛い……」

まずい…今日はお相撲大会の練習だ
雄斗くん大きいから大変だ…負けるかも

今日もみんな元気だろうな

そう思ったら少しだけ彼と身体を重ねたことがどうでもよく思えた
さ!朝ごはん食べて幼稚園行こう!

でも、あの声…
どこかで聞いたことがある

どこだっけ…

394  冬華  2008/05/09(Fri) 22:52
「おはようございます」

「あ、篤志せんせーおはようございます」

「アキラおはよう」

幼稚園に行くと珍しくアキラがもう来ていた

「篤志、今日は遅いね」

「うっさんがいつも早いの」

園長の息子宇佐美吉啓
多分この人は時期園長、人柄も良いから皆納得だろう

「てか、篤志動き変」

「え?な、何言ってんの?」

「べっつに?」

395  冬華  2008/05/09(Fri) 23:07
背が高くて金髪の男黒澤良平
周りからアキラって呼ばれてる

まぁ理由は黒澤だからって言う単純な理由

良平せんせいよりアキラせんせーの方が言いやすいのは確かだね

「あ、そろそろバス来る時間っすよ」

アキラが時計に目をやり園庭を見る

「そうだね…じゃ、行きますか」

「はーい」

アキラは黒いエプロンでひまわり組で年長さん
俺は青でひよこ組で年中さん
うっさんは黄色で桜組で年少組さん

さ、バスが来た

「おはようございまーす!」

「あちゅしせんせーおはよー!」

「ゆかちゃんおはようございます」


396  冬華  2008/05/09(Fri) 23:12
バスから元気良く降りてくる園児たちに挨拶をする

朝から元気な子
お母さんに会いたくてもう既に泣いてる子

色々だな

「あつしせんせー」

ふいにジャージを誰かに引っ張られた

「ん?けんくんどうしたの?」

ひよこ組…俺の担当のクラスのけんくん
良く気付く素直な子だ
今日も元気に挨拶をしてくれた

けんくんの目線に合わせてしゃがむ

「あつしせんせーむしさんにちっくんされたの?」

「え?」

けんくんの小さな指が俺の首を指差した

397  冬華  2008/05/10(Sat) 07:18
え?
虫にちっくん??

もしかして

俺は腹が痛いと言い首元を押さえながらこの場から立ち去った

トイレに駆け込んで鏡で恐る恐る見た

「あ、」

朝気付かなかった
ヤバい…父兄に見せるわけにはいかない
絶対冷たい目で見られる

ヤバいぞ

取り敢えずポロシャツ…上まで閉めればなんとかなるかな…

「篤志くん?」

「っい」

「お迎え組来るよ?大丈夫?」

398  冬華  2008/05/10(Sat) 07:26
アキラっ!?

ヤバい…来るな

「大丈夫!」

咄嗟に首を隠してしまう
彼女今いないし…

明らかにおかしいよな…

キスマークって
しかも昨日はこいつと飲んで
清木場さんがうち来て…

いやなんかもう分かんないぞぐちゃぐちゃ

「篤志くん?」

「あ、すぐいく!」

ボタンをきっちり閉めてトイレを出た
これなら見えない

はず

399  冬華  2008/05/10(Sat) 07:46
「あ、敬浩お疲れ様」

「はい!今日もよろしくお願いします」

後一人
バスのドライバーの田崎敬浩
つなぎで仕事、幼稚園の雑務をしている


なんとか園児を迎え幼稚園での1日が今日も始まる

「篤志くん首痛いの?」

「い、いい痛くないよ」

「えー…けんくんが言ってたよちっくんされたって!」

「…?!ちっくん…て」

確かに吸われたけどさ…

「ほんとにちっくん?」

「な、なに言って…」

400  冬華  2008/05/10(Sat) 07:54
教室に着いてそこで別れた

な、なに言ってんの?

そこからは何もなくて
仕事もしっかりこなした

腰は痛くてゆうとくんには相撲で負けました

なんとも優しい女の子たちは僕を慰めてくれました
優しいねぇー

「今日は篤志先生モテモテ?いつもかっ!!」

副担当のゆかり先生に笑われ

恥ずかしいというか

昼休みはいつものごとく子供たちに群がられて終わった

可愛いなぁもぉ

401  冬華  2008/05/10(Sat) 08:02
「はぁー疲れた」

仕事を終えて机にベタッと崩れると

「今日どっか悪いんですか?」

心配そうにバスの送迎から帰ってきた敬浩が声をかけてきた

「あ、や別になんで?」

昨日男にヤられて腰がなんて言えないよ

「動きおかしいなぁって」

「え…気のせいだって」

「そうですか?あれ?」

「ん?」

敬浩が外を見た

402  冬華  2008/05/10(Sat) 08:09
誰かいる
園の門の前
街灯に照らされてなんとか見える

「あ…」

あれは…
色白の肌に
目深に被ったキャップ…顎髭

「あ!キヨケバ!」

「清木場!」

アキラが素っ頓狂なこというもんだからついムキになってしまった

清木場俊介
今…逢いたくないのにな

「きよきばさーん」

アキラは俺の気持ちを無視
寧ろアキラには話していないけど
窓を開けて清木場さんを大声で呼んだ

それに気付いた清木場さんは笑顔で手を振った

403  名無しさん  2008/05/10(Sat) 10:07
冬華様
ヤバイですー 面白すぎ☆

404  名無しさん  2008/05/10(Sat) 11:14
めちゃ面白いです!
更新頑張って下さい!

405  冬華  2008/05/10(Sat) 15:38
か、感想もらっちゃった…嬉しい…照

>>403
ありがとうございます!!!!
めっちゃくっちゃ嬉しいです。

>>404
ありがとうございますっ!!
頑張りますっ!!

続き↓

「あの人知り合いなんすか?」

敬浩が不思議そうに聞いてきた
何で来たの?
謝りに来た?

無理矢理盛ったくせに
てか…なんで俺なんだよ
思い出したら腹が立ってきた

「昨日知り合いになった!ねっ篤志くん」

知り合い…

406  冬華  2008/05/10(Sat) 15:45

「うん…」

「あれ?昨日清木場さん帰れたの?」

流された俺も悪いし…
でも…

「篤志くん?」

「あ、なに?」

ヤベ…
アキラの話全然聞いてなかった

「清木場さん帰れたの?」

「え?あー昨日泊め…た」

考えると胸が騒ぐ


…あつしっ

呼ぶなっ…なんで、あなたは誰だ

407  冬華  2008/05/10(Sat) 15:57
「泊まったんだー」
「…そうだね…めちゃくちゃ酔ってたし」

アキラは意味深に笑った
なんだよ…

あ…
さっき…「ちっくん」て言われたんだ
見られたかな?
朝…顔合わせたのは…アキラ、うっさん、さやか先生、ゆかり先生…
だから気付いてるのはアキラだけ?

見たのかな
さっき鏡で見たらポロシャツからは見えなかった

あー…あの清木場っ!

「じゃ、俺帰りますね」

アキラが机に広げたファイルを閉じて立ち上がった

「あれ?早いねアキラくん」
「今日は残業しねぇっす」

周りの先生からの言葉に反応しながらそそくさと「せんせいのおへや」を後にした

408  冬華  2008/05/10(Sat) 16:29
「あつし先生は残業だから」
「っげ!…はい…」

あー…今日は帰ってピアノ弾こうと思ったのにな
書類を漁り仕事に取りかかる



「あつしくん!」
「え?」
「お客さん」

さっき出て行ったアキラがお客さんを連れてまた戻ってきた
そしてまた帰った
他の先生方も帰宅していく

「っす…」
「あ…」

俺の目の前に
現れた

清木場俊介

「あのさ…」

409  冬華  2008/05/10(Sat) 18:29
「なんか用ですか?」

彼の顔を見た瞬間俺は机の上のパソコンに向かった
逃げた…見たくないんだ
彼の顔を見ないで用件を促した

「えと…ちょっと」
「今、仕事中なんですよ」
「…だよな」

なんの…話?

「いつ終わるの?」
「今日は遅いですよ」
「じゃ、終わるまで待ってる!」

彼はそう言って開いてる席へと腰を降ろした
え?ちょ…なにやってんの?

「あの…俺、遅くなるんで帰った方が…」
「あんだよ!待つっつってんじゃろが!」
「…はい…好きにしてください」

カタカタとパソコンを打つ音が部屋に響く
その音が気になるのか清木場さんはキョロキョロと俺の方を覗いたりあっち向いたり


410  冬華  2008/05/10(Sat) 19:17
「あの…何か用なら話してください」
「いいの?」

どうせ昨日のことでしょ?
ごめんとか…昨日のことは無かったことにとかだろ?

いいよいいよ無かったことで
別に俺にどうとか思ってないでしょ?
知ってるよ
いいもんいいもんどうせ俺は男だもん
同性愛者じゃない限り俺はアウトオブ眼中でしょ
わかってますよーだ

「いや、こっちが気が散るんで」
「えー…どうしよっかなー」
「もー!早く話してくださいよ!」

机をバンと叩いて話を急かした

「うぉ!…んな怒るなよ」
「…こっちだって仕事中…」
「ごめんね!あつしせんせー」



411  冬華  2008/05/10(Sat) 23:49
「ふざけないでください」
「はいはい…  
     
     ごめんな…」

俺の一言に清木場さんの声のトーンが一気に下がり
謝罪を述べた

「俺…ヤっちまっただろ?」
「…」
「ごめん」

謝らないでよ

「謝れなんて言ってないです」
「謝らないと気がすまないんだけど」
「…」

あーもー…俺…なに?
なんでこんな怒ってんの?
別になんの感情も無いじゃん
一時の過ちじゃん

「こんなの付けちゃったしな」

清木場さんは立ち上がってポロシャツの襟を掴んだ

そこには…あなたが付けたキスマークがある

412  冬華  2008/05/11(Sun) 00:05
「っ…やめろっ!」

俺はその手を振り払った
見るな…二度と

「んだよ〜怒んなよ〜」

彼はさっきの顔…少し遊んだような嫌な笑みを浮かべた彼とは違い
悪戯をして怒られたような笑みを浮かべる

「怒りますよ」
「怖いね〜…篤志先生は」

ははっと軽く笑う人物に俺は少し殺意を覚えた

「なぁ〜早く仕事終わらせろよ」
「はい?」
「帰ろうぜ〜」
「え?」

なにこの人

「早く!」

急に俺の目の前に現れて
また急に現れて、更に急に騒ぎ出す

413  冬華  2008/05/11(Sun) 00:10
あー…下げ忘れたー…

続き↓

「てかね、あつし先生の家にさ多分免許忘れたくさいよ」
「え?」
「だから今日取りに行くからまた泊めてね」

じょ、冗談じゃない!
あんな…
いや、思い出したくない

抑え付けられて
何があったかなんて忘れやしない

忘れられるか!


「だから早く終わらせろ!」
「…はい」

とりあえず…早く終わらせよう

414  名無しさん  2008/05/11(Sun) 00:24
わー最高!
ありがとうございます

415  名無しさん  2008/05/11(Sun) 00:25
この話好きです!
更新頑張って下さい!

416  冬華  2008/05/11(Sun) 09:16
皆様感想ありがとうございますっ!
嬉しいです!

続きです↓

なんとか仕事を終わらせて
清木場さんがうちに免許を取りにくると言うから帰りにスーパーで買い出しに付き合ってもらった

スーパーでなにやら会話が弾みおかしかった

この魚は実はこんな名前でどこの海にいるんだとか

鮪の一本釣りはヤベーだの

かなりの釣り好きらしい

彼と話していて結構楽しいと感じる俺がいた

また…彼の俺の中の昔の記憶を探ることができなくてもどかしい
君は誰だっけ?

417  冬華  2008/05/11(Sun) 09:18
side 俊介

事務所に顔を出すとマキさんがもう来ていた


「俊ちゃんおはよう〜」
「あ?マキさん二日酔いだろ?」
「はい、大当たり〜ヤっ………バいね」

昨日マキさんがどんだけ酔ってどうなったか知らない
俺がとんでもない失態をしたことしか…


しかも逃げてきた…あー…
バカだな…俺も

「俊ちゃん昨日あっちゃんちに行ったの?」
「あっちゃん?」
「あつしせんせーね」
「あー…まぁ…記憶ねぇけど」

マキさんと軽く話して現場に飛ぶ
現場に向かうバンの中、俺はずっと昨日のことを思いだそうとしていた

418  冬華  2008/05/11(Sun) 09:19
これさ…
今日謝りに行くべきかな
マキさんどうしよう!
俺…


「なに?浮かない顔して」
「え…や」

そんなつまんねー顔してたか?

まぁ…楽しいことなんて考えてねーけど

「昨日なんかあったの?」
「えと…」

この車内で話すのは気まずいな
明らかにダメだ!

「後で話すけぇ」
「うん…あ、着いたよ」

現場に到着して車から降りる
さぁ…今日もやるか!

と意気込んだのは良いが
どうやら今日は…使えない社員になってしまった

419  冬華  2008/05/11(Sun) 09:20

俺の運転免許証がありません!

もしかして佐藤の家かな?
まぁ、同じマンションだし問題は無いけど

俺がいねぇと人手不足だろ!

免許がねぇから重機に乗るわけに行かなくて
代わりに後輩の良い筋の奴を乗せた

指示しながら仕事して
昼休みになる


「で、俊ちゃん…どしたの?」
「あー…うん…あのさ」

弁当をつつきながらマキさんと2人

話して平気?
マキさん引かない?
俺、ヤローと寝たんだぜ?

420  冬華  2008/05/11(Sun) 09:37
マキさんの顔を控え目に見て俺は口を開いた

「俺さ…男と寝ちゃったぁ…んだよな〜」
「ふぅーん…添い寝?」
「いや…ズッコンバッコン」
「…へぇ………ぇえ?!」

マキさんは身を乗り出してきた
ま、その反応は当然だな

「え?まさかそれあっちゃん?」
「…う…ん」
「え?俊ちゃん大丈夫?お尻痛くない」
「ケツ…って、俺が上じゃアホ!」

ケツいらうな!!
なんで俺が下なんだよ!
キショイわっ!

「うそ?!え、なんで?」
「知らん…記憶ない…多分無理矢理…」
「うーそー」

421  名無しさん  2008/05/11(Sun) 13:01
冬華さま、最高です(≧∀≦)

続き楽しみにしてます!!

422  名無しさん  2008/05/11(Sun) 13:48
ありがとうございます!!
最高とか最高に嬉しいです!

続き↓

「俺さ…記憶ねーの!!」
「あーははは」

マキさんは苦笑いで俺を見る
話すんじゃなかった…

「あっちゃんには謝ったの?」
「え…」

マキさんが真剣な顔して俺の手を掴んだ

「に、逃げてきた」
「俊ちゃんそりゃ最低だよ」

マキさんは地面に視線を落とした
掴んだ腕をそっと離して、また俺を見る

「最低だよ」

423  冬華  2008/05/11(Sun) 14:09
名前書き忘れな凡ミスすいません



「だって…覚えてねーし」

あいつがどうだったとかさ…
分かんねーよ

「俊ちゃんはそれでいいけどさ…あっちゃんは良くないでしょ」

マキさんは俺のおでこを指で突いた

「ってー…」
「あっちゃんはもっと痛い」

そうだけどさ…
なにやってんだよ…

「俊ちゃん謝りに行ってきなよ」
「え?」
「今日遅くならないから行ってきなよ」

絶対だよと念を押された

この人はいつも俺を正してくれる
物腰が柔らかくて…

424  みゅう  2008/05/11(Sun) 14:14
冬華様
SAきたぁぁ〜!!!
めっちゃ面白いです!!
あっちゃんの幼稚園のせんせー…最高っす☆
更新中のコメすいませんでした。
これからも応援してます!!
更新頑張って下さい☆


425  冬華  2008/05/11(Sun) 14:35
みゅう様ありがとうございます!!
あっちゃん幼稚園の先生似合いませんか?笑
子供と戯れる篤志先生…キュン


続き↓

いつもヘラヘラしてるけど…常識はあるし
頭良いし…

仕事も終わりマキさんが俺の前に立ちはだかる
うわ…

「俊ちゃん行くよ!」
「ぅう…」

今行かなくたってマンション同じだし…さ
意味なくね?

とか言ったら人間は誠意が大切なんだと
そりゃ俺でも分かるわ

「幼稚園…か」

あの幼稚園デカいしさ…綺麗だし…

426  名無しさん  2008/05/11(Sun) 17:46
更新たくさんありがとうございます!
すんごい面白いです!!
これからも頑張って下さい!!!!!!!

427  冬華  2008/05/11(Sun) 19:15
あそこって私立?

わたくし…いやわたくしりつってやつ?

マキさんに背中を押され引っ張られてやってきた幼稚園
日も落ちて辺りはもう暗い

「マキさんやっぱり…」
「え?俊ちゃんまた逃げるの?いや〜卑怯だよ」
「…だぁ!わぁったよ!行きゃいいんだろ!」
「男らしい〜!俊ちゃんカッコイイ」

茶化すだけ茶化したマキさんは
俺の背中を一回叩いて

「真を極め悪を消すんでしょ?」
「っな!?」

俺のセリフ…奪いやがって…

「じゃ、俺帰るから!じゃぁね!」

え?帰るの?
うそ!
マキさんはそのまま俺を置いて帰ってしまい

今に至る

428  冬華  2008/05/11(Sun) 19:26
感想ありがとうございますw
いやぁ〜嬉しいデスね!
なんか書き出したら止まらなくなってきました☆

続き↓
昨日のデカイ奴…えーと…アキラに中に入れてもらい
綺麗な園内に足を踏み入れる

外観はレンガ造りで、所々に原色のものが使ってある
中は木が多い
木の良い臭いがする

スゲー…幼稚園?

「ここっすよ…あつしくん!お客さん!」

職員室?「せんせいのおへや」に通されて中にはあいつだけ
取りあえず謝らなきゃ

と思っても上手くいかず
俺の悪い癖が出てふざけてばっか…
素直じゃねぇよなぁ

429  冬華  2008/05/11(Sun) 21:53
ちょっとふざけてから
真面目に言った

「ごめん」

「謝れなんて言ってないです」
「謝らないと気がすまないんだけど」

俺の顔を見ない
あちゃー…俺、相当ヤバイんじゃね?
昨日の展開っつーの??
どんな犯し方したんだよ…

ん?

てか…首…

え?

キスマーク??

うそっ!!
うわー!!ヤベー…俺キショイな

「こ、こんなの付けちゃったしな」



430  冬華  2008/05/11(Sun) 22:00
実際余裕が無い俺
佐藤のポロシャツ掴んじゃったし

ダッセー…ぜってー相手怒るじゃん!

「っ…やめろっ」

思った通り手を払われた
その時の奴の眼は俺を殺しそうなほど睨んでいた

こんな風に睨まれてキレなくなった俺も丸くなったな

「んだよ〜怒るなよ〜」
「怒りますよ」
「怖いね〜あつしせんせー」

更に殺意を込めた目で睨まれた
だけど…俺がへらっと笑ったらあいつが小さく笑った
こんな風に笑うんだっけか

「なぁ〜早く仕事終わらせろよ」
「はい?」
「帰ろうぜ〜」
「え?」

431  冬華  2008/05/11(Sun) 22:09
「てかね、あつし先生の家にさ多分免許忘れたくさいよ」
「え?」
「だから今日取りに行くからまた泊めてね」

泊まるつもりはないけどまぁいいや!
飯作ってくれよ

だけど相手の顔はどんどん曇っていく
目に涙まで溜まってるしっ!?

えー…俺…最低…
最低だぁ…

「だから早く終わらせろ!」
「…はい」

急かしに急かして帰宅させた
そしたらスーパーに付き合わされた


魚がいっぱいおったど〜!
可愛いのぅ!

魚の話をしてやったらあいつは目を輝かせて食いついてきた

「お前、笑っとった方がええ」

432  冬華  2008/05/12(Mon) 08:43
「へ?」
「笑え!」

案外可愛いやないか!

「いやいや楽しくなきゃ笑いませんよ!」
「まぁ…のっ!てかお前いくつ?」
「俺?25…」

25!?うそ?!年上かと思った
まぁ、タメ口だったけどな

「おれも25だけど早生まれだから」
「25!?えー嘘だー」
「っな!!なに言ってんだよ」
「27かと…」
「おまえもな…あと敬語やめて」

なんか背中がくすぐってーよ
あんたに敬語で話されるとくすぐったいんだよな

「え?」
「あと清木場さんもやめろ…俊介でいいよ」
「俊介…さ…くん」

433  冬華  2008/05/12(Mon) 08:51
「俊介くんて」
「はい…あ、俺もあつし先生はやめてくだ……やめて!」
「あー…はいはい」

なんだこいつ見かけによらず言葉が柔い
性格は優しいんだな…先生だしな

「じゃ、篤志な!!」

篤志!篤志!

あれ?
てかこれじゃお友達になりましょーな感じじゃね?

「着いたよ」
「お、おー…」

いつの間にか着いたマンション
俺もここだけどね

「俺もこのマンションなの」
「え?!うそ!?」

434  冬華  2008/05/12(Mon) 09:05
軽く篤志を驚かして
部屋に入れてもらった

「…あーった!」

中に入ると寝室の床に転がった免許証
あーベッド見たくねー

「落ちてたの気が付かなかった」
「良かったー!」

あー良かった
これでまた仕事できるぞ
まぁただの大工だけどな

「で、…」
「なに?」

免許を手に喜ぶ俺の背後に立つ篤志

「用済んだでしょ?」
「やー…腹減った!」
「え?」
「晩飯よろしく!」
「えーそりゃないよー」

435  冬華  2008/05/12(Mon) 20:25
ぶつぶつ言いながらも飯を作ってくれた
こいつ…お人よしなのか?

「美味い!な!」
「俊介…くん」

俺の皿を見てポカーンとしてる
だって、こんな美味い飯久し振りだしな

「美味かったよ」
「あ…りがとう…」

顔をほんのり赤くさせる篤志

「あとさ…」
「ん?」
「俺さ…昨日のこと覚えてねーんだわ」

箸を置いてそう言った

「え?…」
「だから…さ、俺…なんでこうしたかも憶えてないんだよ」
「そ、そうなんだ」

436  冬華  2008/05/12(Mon) 20:32
少し悲しそうな色を顔に貼り付ける篤志に
俺は何も言えない

「ごめん…」

ただそれだけだ

「ほんっとーに悪かった!」

椅子に座っていた俺はそこから床に膝を付いた

「許してくれなんて言わねーから…」

これから関係なんて保たなくたって良いじゃねぇかよ
でも…
なんでこんな律儀に謝ってんだよ

俺の身体は床に手を付いて謝っていた

顔を上げたとき携帯が鳴った
これは…職場の着信

437  冬華  2008/05/12(Mon) 21:40
仕事の電話はすぐに出なきゃならない

画面を見ると

着信:眞木大輔


あ、…マキさんか…まぁ…急いで出る必要も無さそうだけどな…

「はい」
『俊ちゃん?今どこにいんの?』

電話の向こうからは明るい声が聞こえてきた
んだよ…こんな時に

「え?あー…先生の家」
『え?あっちゃんの家?』
「うん」
『そっかー…今俊ちゃんちの前にいるんだけどさ』
「へー…何か用?」
『うん青砥をさー借りたくて』

あいつ…アホか!

438  名無しさん  2008/05/12(Mon) 21:48
面白いです!すごく続き気になります!
頑張って下さい^^

439  冬華  2008/05/12(Mon) 21:51
「青砥、家にねーの?」
『この間割れちゃったんだよね』
「かぁー…こんのボケっ!カケヤで頭かち割るぞ!!」
『俊ちゃん怒っちゃやー』
「キショイ!ええわ、俺のマンション来て… 


    篤志ここ何号室?」

受話器から耳を離し側にいる篤志に聞く
篤志はポカンとしている

「403ー」
「マキさん403来て」
『はいはい…え?!あっちゃんと同じマンションな『ブチっ』

マキさんの言葉を最後まで聞かずに電話を切った
ほんまうっさいの

「あーマキさん来るんだ…けど」
「マキさん?」

440  冬華  2008/05/12(Mon) 22:01
「あの、昨日俺と一緒にいた人」

髪が短くて…っつってもお前よりは長いか
んで髭…で背が高い…いや、アキラのがデカイか

マキさん説明に中途半端だ

「あー…あのへべれけ!」

っぷ…へべれけって
マキさんアホ〜

「ウケるな〜…で、その人ここ来ちゃうけどいい?」
「あー…うん、良いよ」

いつの間にか違和感無くタメ口で喋る篤志になんだか嬉しくなった
てか、俺にあんま笑ってくれねーな…こいつ

「俺…」

バンバンバン!!


441  冬華  2008/05/12(Mon) 22:12
「はやっ!」

そういえば俺の部屋の前だって言ってたか
玄関に走り鍵を開ける

「やっほー」

鍵を開けて扉を開けるとマキさんが笑顔で登場した
あーうぜ

「やっほーじゃねぇよ」
「あっちゃんこんにちは」

俺のこと無視?
うそでしょ?

「…こ、こんばんは」

若干怯えたように篤志が俺の後ろから顔を覗かせる
この人は本当人当たり良いよな

「あ、じゃ、俺帰るわ悪いな!邪魔して」
「うん…分かった」
「あ、何かあったら503来いよ!じゃ」

やってきたマキさんを連れて俺は篤志の部屋を後にした

442  冬華  2008/05/12(Mon) 22:35
-A-

突然来て
飯食って
帰って

しかも同じマンションって…

「はぁ〜…」

何なんだあの人は
突然来た
彼はマキさん…って人に連れられて帰ってしまった

ん〜…

額に手を当てリビングに戻る


謝られて
しかも憶えてないって

その言葉にショックを受けてる俺がいて
そんな事実あったってどうってことないじゃないか
されたことは酷いことなんだけどさ

憶えてない方が俺だってあの人と話しやすいのは確かだ

でも、彼が喋るたびに昨日のことが思い出される

443  冬華  2008/05/12(Mon) 22:47
なんか顔文字みたい…
>>438
ありがとうございます!!
残念ながら今日はここまでです!
またまた急展開があるかも〜w
どうかな?(・3-)


444  琉華  2008/05/12(Mon) 23:22
421に書き込みしたものです!

大量更新ありがとうございます!
本当、冬華さまの小説素晴らしいです。

幼稚園で働くあっちゃんみてみたいっす!!笑


あの、いきなりすいませんが、冬華さまサイトやってらっしゃいますか?

445  みゅう  2008/05/13(Tue) 01:13
わぁ〜!!大量更新だ!!
ありがとうございます☆
Sちゃんに振り回されるAっちゃんが可愛い!!

急展開…めっちゃ楽しみ☆
頑張って下さい!!

446  冬華  2008/05/13(Tue) 08:22
琉華様
ありがとうございます〜♪
調子乗りすぎて更新しまくりました(すいません…
私も幼稚園の先生あっちゃん見たくて見たくて…(子供に群がられてズボン脱げちゃえ

あ…はい一応やっとりますね!

447  冬華  2008/05/13(Tue) 09:39
みゅう様
感想ありがとうございます
大量すいません!

わたしはすんたんは振り回しキャラだと思ってるのですが★

むふっ
急展開…笑

448  tuna  2008/05/13(Tue) 23:38
俊ちゃんゎ振り回しキャラですよねw
それに、翻弄されるあっちゃん・・・!!
更新待ってます☆

449  名無しさん  2008/05/14(Wed) 22:02
半年もカキコなかったスレが
>>281さんの一言からみんなで盛り上がって
小説書いてくれる人まで現れて…

感 無 量

450  名無しさん  2008/05/14(Wed) 22:06
↑あっ失敗した
すみまめーん
SA最高!

451  名無しさん  2008/05/15(Thu) 00:22
>>281

452  名無しさん  2008/05/15(Thu) 00:37
>>281-500

453  冬華  2008/05/15(Thu) 08:17
tuna様
ありがとうございます
振り回しキャラ俊ちゃんさいこうですねw
頑張りますっ

>>499
現れちゃいましたー
頑張ります!

続き↓

寝室に行きベッドに倒れ込むと清木場俊介の香りなのか
微かに嗅ぎなれない香りがあった

洗ってしまえば思い出さないのに

なんで…また来たの?

来ないでよ

思い出しちゃうから

この分だとまた彼は来るだろう
そう思うと胸がキリリと痛んだ

あー…嫌だ

454  冬華  2008/05/15(Thu) 08:29
シーツは洗ったけど…
なんで香りがあるの?

清木場のバカヤロー
心で呟いて

起き上がり枕を壁に投げつけた

「はぁ…」

疲れた
明日も早いし風呂に入って寝よう…

もう考えたくないんだ

455  冬華  2008/05/16(Fri) 08:07
…………

「…ちょなに」

さっきまで酔いつぶれていた彼にいきなりベッドに引きずり込まれた

「黙れ」

叫びだそうとしたら口を手で塞がれた
殴られるっ──

目をギュッと閉じた



れ?

来るはずの痛みがない…
なにが…

「っ…んーっ…ぐ」

あろうことか俺のズボンと下着が膝までずり下ろされた

「っは…やめっ…」

456  名無しさん  2008/05/16(Fri) 09:04
一体どんな事があったのか…じっくり読ませて頂きます(≧∀≦)
ホント最高です!

457  冬華  2008/05/16(Fri) 09:08
口から手が外れたと思ったら
顔が近付いてきて
首筋に舌が這わされた

なにっ…

「…やめっ…なにしてるんですかっ」
「…」

なんか言えよ

すごい力で抑えられる
なんだこいつ
肩を押してもびくともしない

「っわ!…やめろよっ」

更に自身に手を伸ばしてきた

くそ…

やめて

「やだっ!」

458  名無しさん  2008/05/16(Fri) 16:28
>>1-100 >>101-200 >>201-300 >>301-400 >>401-500

459  名無しさん  2008/05/17(Sat) 10:13
続きが激しく気になります…


460  みかん  2008/05/17(Sat) 18:18
続きが気になる!

461  冬華  2008/05/18(Sun) 05:16
>>459>>460
ありがとうございます
少しですが書きますね♪

続き↓

「っあ…やめろっ」

敏感なところに手が触れて咄嗟に暴れる
足で跳ね返すようにする

「ごめん…」

「っは……?…」

なに

俺…

彼は俺を強く抱きしめてきた
ベッドの上でキツく

更に肩口に顔を埋めて

462  冬華  2008/05/18(Sun) 05:22

「あつし…逢いたかった…」

その言葉に俺は動けなくなった

君は誰
どこかであったことのある君は

どこで逢ったの?


後ろに這わされる指に身体は感じて
白濁は吐き出され

中をかき回すに欲望に体は更に熱くなった

そんな顔で俺を見ないでくれ

あなたを知りたくなるから

君は…誰なの?


1人のベッドで目覚めて
一昨日の情事の夢だと気付かされた
嫌な夢だ
リアルにリプレイしていた
抱き締めて…逢いたかったの意味は?

463  名無しさん  2008/05/18(Sun) 10:59
冬華さんのお話好きです!
先を気にさせるお話ですね!

464  名無しさん  2008/05/18(Sun) 11:00
sage忘れてました!!
すみません。

465  名無しさん  2008/05/18(Sun) 12:31
おもしろすぎです!   更新待ってます♪

466  tuna  2008/05/18(Sun) 18:09
続きすごく気になります!!
更新待ってますw


467  名無しさん  2008/05/19(Mon) 00:09
意味深な俊ちゃんの言葉にドキドキです(*^∀^*)A人の間に何か秘密がありそうですね(◎-◎;)

468  冬華  2008/05/19(Mon) 11:50
きゃーwこんなにたくさん感想貰っちゃったw

>>463
本当ですか!?嬉しいですw
頑張りますねっ!

>>465
ありがとうございます★
更新します!

tuna様
ありがとうございますっ
更新しますねっ

>>467
俊ちゃんとあっちゃんに何があったんですかね?
分かりません!

あと皆様へいつも感想ありがとうございます!
感想はさげてもらえると嬉しいです♪

469  冬華  2008/05/19(Mon) 12:05

「……せい…せんせい!」

「っ…あなに?」

いけないいけない
勤務中に考え事なんて
事故があったらどうするんだ

「あちゅしせんせいかなしいの?いいこいいこ」

470  名無しさん  2008/05/20(Tue) 21:45
あちゅしせんせい、どうしたの?
気になります…

471  冬華  2008/05/21(Wed) 14:47
ありがとうございますっ
あちゅしせんせいは…

続き↓

「ん?あすかちゃんいいこいいこしてくれるの?」

あすかちゃんは良く気がつく優しい子だ
あすかちゃんの目線にあわせて膝を折ると
頭を小さな手が撫でた

「せんせいかなしいの?」

「せんせい?悲しくないよー!あすかちゃんのお陰で元気だよ」

「ほんと?」

悲しい顔をしていたのか
子供は表情には敏感だな

逆にあすかちゃんが泣きそうな顔をしている

「あすかちゃん泣かないでーお姉さんは泣かないよー」

大きな瞳からはポロポロと涙が流れ出す
彼女を抱き上げて涙を拭く

472  冬華  2008/05/21(Wed) 14:53
「あちゅしせんせいの…かわりにあしゅかが…ないてあげてるの」

彼女は小さな声でそう言った
俺は何が悲しいの?
すべてがおかしいのは彼に…清木場俊介に出会ったからだ


「ありがとう…せんせいは元気だからね」

「うん!」

彼女に笑いかけると




ちゅ


唇にキスをされた

え?

「あ…すかちゃん?」

「あすかあちゅしせんせーのおよめさんになるの!」

473  冬華  2008/05/21(Wed) 14:57
「え?せんせい嬉しいなー」

俺がそう言うと

「えー!あつしせんせーはあたしのー!」
「せんせー!」

園児たちが群がってきた

「せんせーだっこー」

「あたしおよめさん!」

「やぁだ!」

うわー
モテモテー

「せんせい困っちゃうなー」

474  冬華  2008/05/21(Wed) 15:09
俺は彼女のファーストキスになるのだろうか
まぁ、園児にキスされるのは初めてではないし

まったくませてるよなー

この頃はピアノを鬼のように弾かされたっけ?

「みんなーそろそろお休みタイム終わりだよー」

「きゃー」

「こらーお片付けしろー」

アキラによって助けられた
抱き上げたあすかちゃんも下ろすとアキラに追いかけられ逃げていった

「あつしくんモテモテー」

アキラがニヤニヤ笑いながらからかう

「今は先生」

突っ込むところがそこなのか分からないけど取り敢えずね

「はいはい」

475  名無しさん  2008/05/21(Wed) 19:08
あちゅしせんせい可愛いー 
わたしも園児になって抱きつきたい・・・


476  冬華  2008/05/22(Thu) 09:35
勤務終わりにアキラに呼び出された
ただの居酒屋だけど

その居酒屋で酒も進み
他愛もない会話を繰り返す


「てかさ…」

急に真剣な顔つきで話し出す

「なに…そんな顔して」

何だよ…


「それ…誰が付けたの?」

アキラは
俺の首を指差す

完全にキスマークだ

うるさい

「誰って…っ」

「篤志くん遊ぶようなひとじゃない」

477  冬華  2008/05/22(Thu) 09:36
475の方ありがとうございますっ
あっちゃんに飛びつけるなんて…このくそ餓鬼…

478  冬華  2008/05/22(Thu) 09:50
ロックグラスを持つアキラは俺を睨む
何でそんな目をするの?

「そのキスマーク…一昨日のお客さんでしょ?」

「だ、誰のことだよ」

「篤志くん…抱かれたの?」

俺の心臓は盛大に跳ねた

バレるのは当然か…
昨日から気付いていたのだから

アキラのくせに…鋭いんだよ
いつも鈍いくせに

「なんでっ」

「…アキラ?」

握り締めたロックグラスをテーブルに叩きつけた
中の焼酎が氷と一緒に跳ねた

「嘘って言えよっ」

479  冬華  2008/05/22(Thu) 10:00
アキラの行動に俺が驚いてしまった

なにを怒ってんだよ…
俺がそういうことしたから?

ごめん気持ち悪いよな…
男とヤったなんて…
しかも同僚…なんてさ

「…うそじゃない」

「なんで?」

「…まぁ…逃げられなかった…かな」

俺が小さく言うとアキラは黙り込んでしまった

焼き鳥の串を握り締めて俯く





「やだ」

ぼそりと口が動いた

480  冬華  2008/05/22(Thu) 10:06
「え…」

「やだよ!!」

「アキラ?」

「俺、やだ!やだ!そんなのやだ!」

アキラは子供みたいに駄々をこね出した
なにが嫌なの?

「俺は!篤志くんが好きなんだよ!」

「…へ?」

時間が止まってしまった

アキラが変なこと言っている気がする

好き?何が?

俺がって言った気もする

「好きだっ!」

481  冬華  2008/05/22(Thu) 10:14
周りがガヤガヤと騒ぎ始めた
それで俺の時間は高速で進み出す

ヤバい聞かれてる

アキラにキャップを被せ、口を塞ぎ鞄をひっつかむ

「んぐっ」

アキラの腕を掴んで立ち上がる
我ながらスピーディーにできた

「御馳走様!」

8000円…
1万を店員に預けお釣りを貰わずに俺たちは店を出た

取り敢えず走った
アキラの手を離して走ったら付いてきた

胸が騒ぐ

おかしい
逃げたいけど…逃げたくない

「篤志くん」

走ったら酒が回った

482  冬華  2008/05/22(Thu) 10:22
俺たちはずっと同じ職場の同僚で
なんで…

友達みたいに話せて
友達か…

友達のはずの男に…好きだと言われた
酔った勢いではないはずだ

「あっ」

酔いが回ってしまった…
頭がクラクラする

足がふらつきバランスが崩れた

「おっと」

「…あ」

アキラの長い腕に抱き締められた
なんだこの展開は…

「マジで好きなんですよ」

「うん…」

好きだと言われても

483  冬華  2008/05/22(Thu) 10:28
好き…

その言葉を聞いたら

『あつし…逢いたかった』

鼻の奥がツンと痛んだ
記憶の中に彼がいる…

あなたは誰なの?

アキラの言葉がかき消されてしまう


「ごめん…俺はアキラの気持ちに答えられない」

「…うん…知ってる」

突然冷静になるアキラ
知ってた?

「なんかごめん…抑えらんなくてさ」


泣きそうに顔をひきつらせて笑うアキラ
見ているこっちが泣きたくなった

484  名無しさん  2008/05/22(Thu) 13:28
面白いですw
続きが気になる〜

485  名無しさん  2008/05/22(Thu) 18:56
うわぁ〜以外だったァ〜!かなりおもしろいです(^^)v続き待ってます!

486  名無しさん  2008/05/22(Thu) 18:58
あげ

487  名無しさん  2008/05/22(Thu) 22:22
うぅぅ…つ、続きを…

488  名無しさん  2008/05/22(Thu) 22:29
>>281-300>>301-320>>321-340>>341-360>>361-380>>381-400>>401-420>>421-440>>441-460>>461-480>>481-500>>501-520>>521-540>>541-560>>561-580>>581-600>>601-620>>621-640>>641-660>>661-680>>681-700>>701-720>>721-740>>741-780>>781-800>>801-810


489  冬華  2008/05/22(Thu) 22:38
みなさんっ!ありがとうございますっ
アキラの告白…俊ちゃんは何者?
2人に何が?

続き↓

「俺は…君だから好き…なんだ」

「うん」

俯くアキラ
きっと彼は泣いている

「…ごめん」

またキツく抱き締められた
アキラは泣いていた

「急にごめんね」

アキラは腕の力を強めた
暖かいと感じた

だけど…『逢いたかった』

「アキラ…ごめん」

何度も何度も繰り返されるんだ
告白されているのに

490  冬華  2008/05/22(Thu) 22:50
「あ、ごめん」

公園で抱き合ってしまった
アキラが体を離してから気付いた

「マジでごめん」

「いや…」

だから腹を立てていたの?
好きな人…つまり俺が…

抱かれたから

それに嫉妬した

「あのね…」

491  名無しさん  2008/05/24(Sat) 12:29
切ないんだけど、どこか絆がある感じでいいですね!
更新楽しみにしています☆

492  名無しさん  2008/05/25(Sun) 10:23
アキラがあっちゃん好きだったとは…!!あっちゃんに興味津々なマキ兄かと思ってました(>_<)意外な展開にドキドキです〜vV本当面白いです♪♪

493  名無しさん  2008/05/25(Sun) 17:59
ほんと面白いです。更新楽しみにしてます。

494  名無しさん  2008/05/26(Mon) 20:27
このお話大好きです♪  おもしろすぎです!更新楽しみにしてます!

495  冬華  2008/05/26(Mon) 20:39
い、いつのまにこんなに感想が!?
ありがとうございます!
マキ兄はなんであんなに真剣に怒ったんですかね?
どうなるんですかね?

続き書きますね!

続き↓

下を向いて親指で涙を拭うアキラ
泣きながら笑っているように口角を上げる

「俺…」

アキラをそういう風に見れないんだ

「あ、俺さ!明日からは前みたいなアキラだから!」

顔を上げてニッコリと笑顔で言っている

「もう、こんなことないから…俺君の側で笑うから!」


その笑顔があまりにも悲しくて俺の心はガタガタと揺れているようで
でも、その心の奥には何かがあって
アキラの顔を直視しているが
笑いかけてやることができなかった

496  冬華  2008/05/26(Mon) 20:49
アキラは俺を家まで送ると言って聞かないから、自宅まで一緒に帰った
アキラの家はここから近い

「ごめんね…今日は…」

「だから謝るなよ」

「でも…明日からいつもの俺だから…今日だけは篤志くんいっぱいでいたいんだ」

なんてことを言うんだこいつは
不覚にも心がときめいた

「本当は今、いつから篤志くんが好きで、君のどんなところが好きとか言いたいんだよ!」

顔を真っ赤にさせて
真剣な顔をする

「ごめん本当にごめん!」

「アキラ…聞かせて」

「え…」

君が思うようにさせてあげるよ

今日だけだぞ

497  冬華  2008/05/26(Mon) 22:30
-AK-

一年くらい前から
いつしか目で追って
これが恋愛感情と気付くのにか時間がかかった

好きすぎて

怖かった

俺は彼が好きだ

歌が本当上手いのも知ってる
その歌に何度も心揺さぶられた


でも、
知ってた
俺は男だし
恋愛対象ではないことだって知ってた

でも、いつだったか彼が酔いつぶれたときに聞いた

この言葉で俺の失恋は決定した

498  冬華  2008/05/26(Mon) 22:37
その日は篤志くんは珍しく酔っていて
もう足元もふらついていたから俺の家に泊めることにした

それが間違いだった
自分を地獄に突き落とす要因にしてしまったのだから

彼をベッドに寝かせると
俺はそのまま真っ逆さま

「…逢い…たい……君は…どこ…に…いる?」

誰…
それって…誰なの?
君は誰かが好きなの?

教えてよ

君の心に誰がいるの?
思い出した少し前のこと

俺は目の前にいる彼に

「篤志くんは…誰かが好きなんだよ」

と言っていた

499  名無しさん  2008/05/27(Tue) 12:26
あげ

500  冬華  2008/05/27(Tue) 14:40
「…好きな人なんていないよ?」

驚く君の瞳は何かを写している
嘘ついても良いよ
その事実は知ってよ
そして俺に全てを話させて

君の好きなところ全て

「でも、好きなんだ」



俺の恋は終わった

地面を擦る靴の音が響き
街灯の明かりが目に染みた

501  冬華  2008/05/27(Tue) 14:52
あ、遅くなり、言い忘れましたがA総受ベースのSAです

-S-

「マキさん…?」
「なに?」

最近のマキさんは変だ
あいつの家が同じマンションと分かってから
遊びに行こうだの
あっちゃんに会いに行こうとかうるさい

寧ろ俺は会いたくない

マキさんは今日も俺んちに来てベランダ越しに何かを見ている
「あ…あっちゃん」
「は?」

篤志?

「ほら…アキラもいる」
「…あ」

篤志だ
マンションの前でデカいのと2人
なにしてんだよ

502  名無しさん  2008/05/27(Tue) 15:29
A総受ベースだったんですね。
あっちゃんファンとしては嬉しすぎです
このお話大好きです
がんばってください

503  名無しさん  2008/05/27(Tue) 16:19
マキ兄は俊ちゃんかと思ってました^^;
おもしろいです!頑張って下さい^^

504  名無しさん  2008/05/27(Tue) 23:13
あっちゃん総受け!!最高嬉しいです(o^∀^o)♪♪

505  冬華  2008/05/27(Tue) 23:36
マジですか?!
きゃーw嬉しいです
マキ兄はどっちにしようか迷ってしまいましたけど
こっちにしました
さて、そろそろ2人の過去を…

続き↓

「あの2人何話てんのかな」
「しらね…てか早く研いじゃってよ」
「ぁあ〜…ごめんごめん」

ベランダにへばりつくマキさん
いつまでもそんなとこいたら気付かれるでしょ

早く青砥買えや!
マジで!

「あのさ…」

カンナの刃を研ぐマキさんが口を開く
いつになく真剣

「本当に…憶えてないの?」
「え?」
「抱いたの…憶えてないの?」

506  冬華  2008/05/28(Wed) 09:30
部屋の中に入り腕を掴まれた

「覚えてねぇってば!」

なんだよ急に…
覚えてなんか…

『…やめっ…』

ドクン…
なに?お前誰?

「マキさんしつけぇよ」

腕を振り払い俺はふてくされる
今、少しだけ…思い出した
すげー泣いてた…
なんで?あんなことした?

「もったいねーの…ははっ」

手を離して意味深に笑うマキさん
なんだよ…この人

「俺なら忘れないよ」

507  冬華  2008/05/28(Wed) 20:08
「はい?」

なんだよそれ
気持ち悪いって言いたいなら言えよこのやろう

「思い出さないの?」
「少しだけ」
「なぁーんだ」

マキさんは俺を見て笑うとソファに腰を下ろした

「良かったじゃん」

何が?
思い出すなんて胸くそ悪い

「きっと理由はあるんだよ」
「…え?」
「俊ちゃんが申し訳なさそうなの始めて見たから」

申し訳なさそう?
俺が?

「…それに謝ったし」
「うん」
「大切な誰か何じゃないの?もしかして」

508  名無しさん  2008/05/28(Wed) 20:50
すっごいこの話大好きです!あっちゃん総受とか最高です♪続き楽しみにしてます!

509  名無しさん  2008/05/29(Thu) 12:17
私もこのお話大好きです。楽しみにしてます。

510  冬華  2008/05/29(Thu) 23:39
ありがとうございます。
楽しみにしていただきありがとうございます!

ですが…感想はなるべく下げてください
お願いします

続き↓

大切な誰か…?

「何言ってんだよ〜俺あいつに会ったことねぇんだから」
「…そっか……ん、終わった!」

俺はあいつなんか知らない
会ったことなんかない…

はず

酔った過ちだ

だから別に感情がどうとかじゃない

「終わったの?じゃ、早く帰って」
「え〜…はいはい分かりましたよ…じゃ、俺帰るね」
「篤志んち行くなよ」
「っな…バレてる?」


511  冬華  2008/05/29(Thu) 23:47
うるさいマキさんを帰して
俺は一人また窓の外を見た

いない

もうあの2人はそこにはいなかった

何を話していたのだろう
真面目な顔で
こんな時間だ飲みに行った帰りかなんかだろう

それなのに穏やかそうな顔ではなかった
はずだ

遠目からみたからどんな表情かなんて分からない

だけど

そう感じた


『…っやだ…』

涙を流しながら耐えるあいつの姿が目に焼きついて離れない
それは決して気持ち悪いものではなかった

512  名無しさん  2008/06/02(Mon) 08:34
俊ちゃんと篤志に昔何かあったのか・・・気になります。
続き楽しみです。

513  名無しさん  2008/06/09(Mon) 03:13
ずっと繋がらなくて、このお話の続きが読めなくて寂しかったです
更新楽しみにしてます

514  冬華  2008/06/09(Mon) 09:10
繋がった!笑
ありがとうございますっ!
続きはしばらくお待ち下さいねw

515  名無しさん  2008/06/09(Mon) 18:30
はい。楽しみに待ってます。

516  冬華  2008/06/10(Tue) 12:42
続き↓

俺はその夜ギターをとり
弾いた

何かが頭をかすめた

これは

俺の記憶

517  冬華  2008/06/10(Tue) 12:48
A

アキラに告白された日、俺は眠れずにいた
明日も仕事が早いのに

ソファに寝転がり必死に告げるアキラを思い出した

『好きだ』

頭を振っても消えてくれない
俺は君は好きじゃない
嫌いとかじゃなくて…恋愛感情の好きじゃない
友達として好き

だめだ…考えすぎて眠れない

七夕会の飾りづくりでもしよう

暑いなと思い窓を少し開けた

518  冬華  2008/06/10(Tue) 12:53
ギターと


歌声

悲しそうな

「…誰」

ベランダに出ても誰もいない
こんなマンションで近所迷惑なのは明らかだけど


あ─────


思い出した
あなたは…

519  冬華  2008/06/10(Tue) 14:36
それは
記憶…多分失った記憶だ
今はっきりと思い出した

高校を卒業したときに1人で旅行した

何故か山口に行った
そこで出会った


ストリートミュージシャン
ギターが地下道に響く

俺は何故かその音に引き寄せられた

アコースティックギターが俺を誘うんだ

地下道に降りると
1人の男がギターを握っていた

彼の周りには誰もいなかった
俺は彼の前に座り聴いた
俺も歌が好きだ…

520  冬華  2008/06/10(Tue) 14:42
その声は好きな歌声だった
いつの間にか溢れ出す自分の声

『なんや?』

低く発せられた彼の声は歌声とは違う

『あ、ごめんなさい』

俺より年上だろうか…
その人は俺を睨んだ

睨んだというより驚いているようだ
知っている歌だったからついハモリを入れてしまった

『いい歌声だったから』

『俺が?』

『はい』

『マジで?』

俺の言葉に彼は嬉しそうに口角を上げて笑った

『一緒に歌う?』

『いいんですか?』

521  名無しさん  2008/06/10(Tue) 22:46
「なんや」に反応してしまったw
昔2人は出会ってたんですね。
続き待ってます!

522  冬華  2008/06/10(Tue) 23:20
その後、彼と歌った
知っている歌だったから歌えた
面白いくらいに声が合うんだ
歌ってて楽しい…って思えた

『お前…綺麗な声じゃの』

『俺…?』

今日は帰るのかギターをケースにしまっているときに声をかけられた

『お前東京人?』

『いや、埼玉』

『埼玉!?…寝床あるんけ?』

ケースを担いで俺を見る
あ、そういえば無いなぁ…野宿しようかと思ってたんだ
それともビジネスホテルでも…

『そこらのホテルに泊まろうかなって』

『俺んち来いや』

523  冬華  2008/06/10(Tue) 23:24
小さなアパートに住む彼の家に泊まらせてもらうことになった

『適当にくつろいでくれ』

『く…』

くつろげるか…
こんな散らかった部屋で…



524  冬華  2008/06/11(Wed) 00:47
>>521
ありがとうございます。
そうなんです!ここから…ですねっ
お楽しみに!

525  冬華  2008/06/11(Wed) 00:53
俺はいてもたってもいられず部屋を片付けた
ゴミをまとめて
古い雑誌を束ねて

もう深夜だと言うのにテキパキと
旅先なのにチャカチャカと

人の家なのにガチャガチャと

掃除をしてしまった

見かけによらず潔癖だからなのか

見る見るうちに綺麗になっていく汚かった部屋

『綺麗になりましたよ』
『おめー…俺の嫁になりゃええのに』

それだけの会話をして風呂に入れられた

526  冬華  2008/06/11(Wed) 00:59
風呂に入りながら思った
名前…なんて言うんだろ…上がったら聞こうかな
眠気眼で風呂に入ったらすっかりそんなこと忘れてしまって

そのまま用意された布団で眠ってしまった

『おやすみー』

が聞こえた気がした



こんな遠い地でたった一人の人に出会った

その人は歌を歌っていた

つい、その歌声に声を重ねてしまった

その声が呼んでいるようだったから
重ねてしまった

その人は俺の歌声を綺麗だと言った
嬉しかった

527  冬華  2008/06/11(Wed) 01:05
朝起きると彼はいなかった

朝飯でも買いに行ったのかな…
起き上がり部屋を見渡す…昨日、俺が片付けた部屋があった

あの人の部屋だ
布団から出ると少し肌寒かった

テーブルに紙切れを見つけた

『バイト行く!適当に食べて!帰ってくるまで待って』

こんな見知らぬ人間を一人置いて大丈夫なのだろうか…
彼の名前は何なんだろう
また聞きそびれてしまった

布団を片付けると俺は冷蔵庫を漁り朝食を取った

『せいこば?…』

テーブルの隅に置かれた封筒に彼の名前は書かれていた

清木場…俊介…

それが彼の名前だった

528  冬華  2008/06/11(Wed) 01:15
『せい…きば?せいこ…ば?…きよこば…わかんねぇや』

見たことも無い苗字…
したの名前は

しゅんすけ

だろう

ま、取りあえず『俊介』が帰るのを待とう

大分時間があるのだろうけど

ベッドに座り部屋を見渡す
大分行儀が悪いのだけど暇だから仕方が無い
何か…ないかな…

あ、ギターは触ったらまずいよね…弾けるから弾きたくなっちゃうんだよね
俺も勝手にピアノは触られたくないな…
うん止めておこう

『あ』

これって

詩?

529  冬華  2008/06/11(Wed) 01:22
小さな棚の上に積み上げられた紙の束
新しい綺麗なものから
色が変わってしまった古いものが積み上げたれている

読んでいいのかな…
でも、…
あんな歌声で歌う彼の考えを見てみたいと思った


攻撃的なのか…な

俺は紙を手に取った


530  名無しさん  2008/06/12(Thu) 00:46
俊ちゃんとあっちゃんは歌を通して知り合ってたんですねー
なんか嬉しいです。続き楽しみにしてます。

531  冬華  2008/06/13(Fri) 01:12
>>530
はい、そうなんですよ〜w
楽しみにしてもらえると嬉しいですね!
ありがとうございます

続き↓


『ただいま!』

部屋の住人が帰ってきた
俺は興奮する頭をドアに向けた

『うげっお前…なに泣いとんじゃ』

『泣いて…ない…ですっう』

頬が冷たくて
鼻が詰まってって
声が枯れそうなほど泣いてしまった
こんなもの置いておくから…
読めというように置いておくから
読んでしまった…
優しいあなたの心を…

532  冬華  2008/06/13(Fri) 01:24
『だっで…俺っ…こんな…いい詩…感動じでぇ…』
『あ、お前なに勝手に読んでんだよ』
『ごの紙が〜読めっで〜…言っだぁ〜』

子供みたいに涙が溢れてきて手でごしごしと拭う
あぁ…恥ずかしい
でも、彼の詩は優しいんだ…

恋をしたように
心が惹かれた

『あ〜…うぜぇ…泣くなや』

座ったまま泣き続ける俺の頭に手を乗せて撫でた
暖かい手が何度も髪の毛を掻き混ぜる


『でも…嬉しいわ』
『…はいっ』

彼は優しく笑ってくれた
初めてこの人に触れて、はじめて見た優しい笑顔はとても愛を感じた

『お、お前…名前なんちゅーんじゃ?』
『…さ…とう…あつし』
『わし、清木場俊介』

きよきばしゅんすけ

533  冬華  2008/06/13(Fri) 01:31
ぐぅ…

あ、

『きよきば…さん…』
『俊介でええ』

頭を撫でられ背中を撫でられ落ち着くと
腹が減ってしまった

『俊介さんお腹空きました…』
『…しゃぁないのー…』

清木場さんと近くの牛丼屋に行くことになった
お金がないから仕方が無い

『俊介さ『俊ちゃんでええよ』

俺より下の眼線で彼はそう言った
俊ちゃんって…
友達みたいだな…

『俊ちゃ…ん』
『ん?』

詩を読みながら泣いていたら気が付けば夜の10時を過ぎていた
それほど膨大な数の詩に心を奪われた
空を見上げると月が輝いていた

534  冬華  2008/06/13(Fri) 02:26
店に入り泣き疲れたせいか並を注文し、俊ちゃん…は大盛
バイトは力仕事なんだろうか…
カウンターに乗せた腕を見ると日に焼けてはいないが血管の浮き出たたくましい腕だった


『…そういや…お前歳ナンボ?』

カウンター越しに牛丼を店員から受け取りながら聞かれた

『18…』

どうせ、老けてるよー…
うっそ?!タメかと想ってた

みたいなこと言うんでしょ

『ぇ…嘘やろー』
『嘘じゃないから』
『23の間違いや』
『ひどいー』

割り箸をパキッと小気味良い音を立てて割ると牛丼をすくい取る

『でも』

535  冬華  2008/06/13(Fri) 02:36
『心はまだ幼いのぅ…純粋やなって思うわ』
『ん?』

なんか言った?

『ちなみに19ね!いただきますっ』

牛丼をかっこみ彼は笑う

『うまい』



彼の家にまた帰り眠りについた
俊ちゃん…とまた歌いたいなと思った

明日は確か土曜日だな

携帯を開くとメールが何通か届いていたけどそれを無視した
今はこの人を知りたい
それが先だ
目を閉じて眠りについた

清木場俊介
19歳
色白
短髪

536  冬華  2008/06/13(Fri) 11:20
『おはよう…』
『うぃーっす!目開け』

腫れぼったい目を擦り何やら準備する俊ちゃんを見た

ごそごそと何かをしている

『なにしてるんですか?』
『今日、歌い行くけぇ』

ギターの手入れをしていたみたいだ
チューニングを合わせてる
時折聞こえる弦を弾く音

『へ、へぇ』

俺も行きたいとは言えなくて
俊ちゃんから目をそらした

『朝飯、白飯と卵とハムしかねぇけ、適当に食え』
『ありがとう』

眠気の残る頭を振り布団から出てそれを畳んで朝食をいただく

『篤志!』
『んぅ?』
『早く食えよ』

537  冬華  2008/06/13(Fri) 11:26
なんで?

『…はい?』
『アホ!お前も行くんやろ!』

どこに?
ギターを見せるように俺に言っている

  は?

『歌いに!』
『え』

   俺?


『うそ…』
『はよ!』

538  名無しさん  2008/06/13(Fri) 16:38
たくさん更新されてるー! 嬉しい(^∇^)
俊ちゃんの詩に感動して泣いちゃうあっちゃん可愛すぎ(*^_^*)
二人の会話も可愛くて…最高に面白いです!

539  冬華  2008/06/13(Fri) 20:46

流し台に急ぎ食器を片付ける
バスルームの洗面台である程度身なりを確認して着替えて街に出た


『いつもあそけで歌ってるんですか?』
『あぁ…まぁたまに駅前とか』

2人並んで街を歩く
俺は携帯と財布以外何も持っていない

『お前歌上手いのぅ』

キャップを目深に被った俊ちゃんは俺の目を見て言う

『え…いや…俊ちゃんのが…』

言われたことに控えめに手を振る

『なんか楽器弾ける?』

楽器…

『ピアノと…サックス…ギター、ドラム』
『ジャズ?!』
『いや、ブラックが好き』

540  冬華  2008/06/13(Fri) 21:07
>>538
ありがとうございますっ
泣き方に可愛さの欠片もありませんですいません。
最高にだなんて!!めちゃくそ嬉しいですな!はい

キリの良いとこまで一気に書いちゃいます!
頑張ります。

続き↓


『そうかい…俺はロックが好きじゃけぇ』
『あー…だから尾崎とか』
『せやね』

『あ…』

歩いているとピアノのあるカフェが目に入った
つい立ち止まってしまった

『ピアノ?』
『あ、ごめんいいよ、行こう』
『いや、』
『え?』

541  冬華  2008/06/13(Fri) 21:18
何を想ったのか俊ちゃんはそのカフェに入っていく

『ちょ…なに』

慌てて彼の後を追う

『いらっしゃいませ』

『2人ー』

店員にピースをするように二人分の席を要求する

『コーヒー2つ!』
『あの…』
『すんません!』

俺の話を聞かずにどんどん事を進め始める
何をしようとしてるの?

『はい』

店のお姉さんを呼ぶと

『あのピアノ…弾いてええ?』
『あ…少々お待ち下さい』

ピアノ?!
なに!?

542  冬華  2008/06/13(Fri) 21:29

『俊ちゃん…?』
『まぁまぁ…』

ほんの少しでまたさっきのお姉さんは戻ってきた

『どうぞ弾いて下さい』

にこりとそう告げる彼女を確認すると俊ちゃんは俺の腕を引きピアノのところへ連れて行く

『歌って』
『…は?ここで?』

客は今あまりいないけどさ…

『ピアノなんか滅多にないけぇ』
『あー…でも歌っても良いのかな』

だってさ、恥ずかしいようななんていうかさ
ぐるぐるとしていると

ぽん
と肩に重みを感じた

『ええよ』

重みの本人を見上げると
彼は満足そうに笑った

543  冬華  2008/06/13(Fri) 22:50
何を歌おう…

『んー…』

頭の中の楽譜を引き出し探す
なにが良いかな…

『じゃぁ…』

前奏を奏でて息を吸う

僕から奏でる音楽が飛び出す


店内にいた客が一斉にこちらを見る
なんの歌なのかと気になるのか

歌いだしたらそれはどうでも良くなった

側にいる彼は…
どんな顔をしているだろうか…



544  冬華  2008/06/13(Fri) 23:08
この思い感じていたい
叶わないとしても
今僕の気持ちは一つだけ

―何故このとき―

君以外の誰かをまだ
好きになれずにいる壊れそうで

―僕は―

君にはもう素敵な人が
どこかにいたりするかな

―この歌を歌ったのだろう―

君だけを愛しているよ

―運命の人―



545  冬華  2008/06/13(Fri) 23:30
『…ふぅ…』

終わった…
鍵盤から指を離し息を吐く

調律もしっかりしてある良いピアノだ

パチパチパチ

拍手…?
驚いて辺りを見るとカフェの椅子が全部埋まり
立っている人もいる

え?…何コレ

『篤志すげーな…』

ただ、歌っただけだ
歌えと言われて
カフェのピアノで
弾き語りを…そしたら人だかりができてしまった

『は、恥ずかしいから行こう!』
『は?』
『早く!』

会計を済ませてカフェから足早に出た

546  冬華  2008/06/13(Fri) 23:39
お、俺は…歌手になりたいのではない

通りを歩く俺たちは人の波をすり抜ける

噴水のある公園に行くと俊ちゃんはギターを取り出した

『お前歌手になりゃええんに』
『…ならないよ』

ならない…

『俺、幼稚園の先生になりたい』
『…っぷ』
『ちょ、なに笑ってんの』

どうせ強面だよ
いいもんいいもん…子供好きだし

『だって!そのナリで幼稚園の先生!?ひゃひゃっ!ばりウケる』
『もーっそんな笑わないでよ!』
『篤志先生ー!!』
『もーいい埼玉帰る!』

いつまでも腹を抱えて笑い続けるから立ち上がってみた

『あー!悪かった!!帰るなや!もうちっとこっちいろ』

…なんかその言葉が嬉しかった
こっちにいろ…か


547  冬華  2008/06/14(Sat) 00:05
『…ほれ』
『ありがとう』

散々歌って休憩…差し出された缶を受け取る
ひんやりと冷たかった
2人で歌うと少しばかり人が集まってきた

一人だとてんでダメらしい

プルタブを起こして缶を開ける

『これから、専門学校…?とか行くん?』
『あぁ…うん…短大東京の』

『東京ね…』

『高校も東京だったし』

東京…
結局は東京の幼稚園に就職したいなぁとか

『てか、俊ちゃん…彼女いないの?』

『…おらんなぁ』
『え〜』

俺もいないけどね


548  冬華  2008/06/14(Sat) 00:18
『愛するやつ…いたらええの』

ふと寂しそうに笑う彼の瞳は…
何を捕らえているのか

俺と目を合わせて止まった

『お前はおるんか?』
『いないよ』

『おれらさっびしい…』

『さっびしい』

何を笑っているのか
何が可笑しいのか

何故彼に出会えたのか

そんなこと何故考えるのか
出会えたのだから良いじゃないか

すっかり暗くなった公園彼はギターを片付けるとこう言った

『今日は飲む!』
『え…?』
『飲むったら飲むんじゃ!!』

小さな酒屋で酒を買い(未成年)
彼の家で飲んだ

549  名無しさん  2008/06/17(Tue) 06:06
なんか、ココおかしく
ないですか?

どのスレも13日以降に更新
されたのが、消えちゃってますね(T-T)↓

せっかく皆サン書いて
下さってるのに……?

何で??

550  名無しさん  2008/06/17(Tue) 12:34
運営関係にも目を通しましょう。
管理人さんが詳しく書いてくれています。

551  名無しさん  2008/06/17(Tue) 20:21
↑……

552  名無しさん  2008/06/17(Tue) 23:44
篤俊のスレにリンク張ってありますよ

553  冬華  2008/06/18(Wed) 09:33
あー…消えちゃった。

ログ取ってないので書き直しますね
この間更新した内容と少し変わるかもしれませんがご了承下さいm(_ _)m

554  冬華  2008/06/18(Wed) 20:47
視界が揺れる
体が熱い
体が言うことを利かない

あー…酔った……

『篤志ー!もーのまねーの?』

こいつ…上手く間に水飲んだな…
畜生…

『も…ダメ』

アルコールが完全に回ってしまった
そりゃ酒は飲んだことはある
興味本位で飲んでバカみたいに騒いでいた


だけど…
この量は

床に転がるビールの缶を見る
1、2、3、4、5、6、7、8、9……
それから…

焼酎の瓶が…うー…

555  名無しさん  2008/06/18(Wed) 21:26
わぁい(*^_^*)更新ありがとぅございますvVあっちゃん酔わせてどぅするの?俊ちゃんったら!!

556  名無しさん  2008/06/18(Wed) 23:03
書き直しありがとうございます。
続き楽しみにしてます!

557  名無しさん  2008/06/19(Thu) 01:09
>>555
俊ちゃんは俊ちゃんらしい方法で…
ピー!します。

>>556
ありがとうございます。
書き直し頑張ります

続き↓

ふわふわする頭を、背もたれにしていたベッドに預けた
天井を仰ぐと頭がベッドにへばりついてしまいそうな感覚が襲う
ぐにゃーっと歪んでいく
思わず目を閉じた

『篤志ー…』

なにー

『俺な』

うん…

『お前が好きかも知れんわ』

うん

『聞いとる?』

うん…え!?

558  冬華  2008/06/19(Thu) 17:12
は…
好きって…誰が?

『しゅ…ちゃ』

誰がが出てこなかった
言葉に詰まる

目の前に彼の顔がある


なに…


『動くな』

『え?』

肩を押さえつけられて、近づく顔

なに?

このまま近付いたら、唇が重なる
キスをしてしまう

559  冬華  2008/06/19(Thu) 17:22
近付いてくる顔は止まらず
俺は彼を押し返すことができない

力が…
酒のせいで上手く力が入らない
彼の胸を押すがびくともしない

彼は…男で、俺も男

『…んっ』

触れた

柔らかく、優しく触れた唇は熱く

力が入らない

優しくふれた唇を俺のそれを割り熱い舌が入る

その感触に体がびくついて
そして快感に力が抜けて、手は床に放たれる

蛍光灯の光が照らされて…
俺は彼に体を預けた

560  冬華  2008/06/19(Thu) 17:28
初めて与えられる快楽に体は敏感に反応する

『っ…ぁ…ぅ…』

何故拒まない
嫌だ
やめろと叫べば良い

だけど
心の奥底で許している
そうなれと願っている

『篤志っ…』
『っん…』

脇腹をなぞられ
首筋に甘い痛みが走る

俺も…

あなたが

好きだ

561  名無しさん  2008/06/19(Thu) 21:01
2人にそんな過去があったなんてw
てことは・・・あの時が初めてじゃなかったのかー!!!

562  名無しさん  2008/06/19(Thu) 21:39
>>1-50>>51-100>>101-150>>151-200>>201-250>>251-300>>301-350>>351-400>>401-450>>451-500>>501-550>>551-600

563  名無しさん  2008/06/20(Fri) 23:10
めちゃめちゃ続きが気になります。面白過ぎるー

564  冬華  2008/06/21(Sat) 00:13
みなさま、ありがとうございます!
更新しまーす。

続き↓

月明かり照らす暗い部屋で
目の前の男の顔を見ると顔が熱くなった

こんなに早く

好きだと言い切ってしまって良いのだろうか…

この人の何を知っているのか…
何も知らない

ただ俺の歌を好きだといい
俺のことを好きだと言った

ただそれだけ

『赤いで』

『う、うっさい!』

見れば見るほど恥ずかしい…
彼の笑顔に更に顔に熱が集まる

『可愛いのぅ!』

565  tuna  2008/06/21(Sat) 08:50
おもしろすぎです!!
俊ちゃんとあっちゃんの過去、萌えますねw
更新楽しみにいしてます(^o^)

566  冬華  2008/06/21(Sat) 17:39
tuna様感想ありがとうございます。嬉しいです!!!
ですが感想はsageでお願いします。すいません

567  冬華  2008/06/21(Sat) 23:58
ここまで…思い出して
彼は…大切な存在だったと気付いた

俺は
彼を
愛する人として迎えている


だけど彼を忘れたのには…訳があって
それは彼も同じ

先程、思い出したときに頭が痛んだ
この痛みは…今の心の痛みに似ているのか

何故痛いかって?

それは

568  冬華  2008/06/22(Sun) 00:13
『篤志…お前いつまでここいるんや?』

こっちに来てすでに一週間
俺は俊ちゃんの家に居座る勢いなくらいくつろいでいる

『んー…あ、そろそろ帰らないと学校が』
『…そか…帰るんか』

寂しそうに俺を見つめる俊ちゃん

まだ出会って一週間

何故山口の宇部に来たのだろうか

ただフラフラと歩いて
行く宛もなく

『うん…帰りたくないよ』

『…アホ…夢叶えんのが先じゃ』

569  冬華  2008/06/22(Sun) 00:19
『俊ちゃんの夢は?』

『は?』

あなたの夢は?

俺の夢…確かに大事だけどさ…
俊ちゃんの夢は?

『俺は…でっかい家…建てることや』
『家…』

そか…
良かった

『分かった…明日にでも帰るよ』
『…おう』

彼の家に少し馴染んだ自分の荷物をまとめた
明日帰るのだ

570  冬華  2008/06/22(Sun) 00:30

彼に抱かれた夜からは何もない
俊ちゃんは好きとも言ってこない

あの時の言葉はやはり酔った勢いのようだ


そう思い俺は荷物を持った

大きなボストンバックを肩に掛ける

『…』
『俊ちゃん…』

俊ちゃんは駅まで見送りに来てくれた
改札を通り、ホームへ続く階段を上る

山口の駅へ向かう途中携帯の番号を交換した

交換した番号を見つめる

一歩踏み出すたび、別れが近付く

やだなとふと思い、靴を見ていた顔を上げた

571  名無しさん  2008/06/22(Sun) 02:02
2人に何があってお互い忘れてしまってたの?
めちゃめちゃ気になります!!

572  冬華  2008/06/22(Sun) 06:49
感想ありがとうございます。
2人の記憶の訳はこっからです


続き↓

顔を上げると数歩前を歩く君の姿が見えた
光が眩しくて目を細めた



事故が


起きた

何がおきたのか
俺を呼ぶ俊ちゃんが
俺が

階段に体を打ちつけて
転げ落ちた

なに…?

573  冬華  2008/06/22(Sun) 06:59
その後目が覚めたときには病院にいた
起きあがると頭に痛みがあった

身体には無数の打撲があり身体中が痛かった

なぜ病院にいるのか分からなかった
俺は何故怪我をしているの?

そして日付を聞かされて驚いた

山口に旅行に来た日から…12日…も過ぎている

どうして?
俺は何をしていた?

看護婦さんに何日眠っていたかと訪ねると
1日…昨日の一晩だけだ

そうするとおかしなことになる
俺は…12日間何をしていた?

どこにいた?
そのことを医者に話すと記憶を失ったということに至った

『え…』

574  冬華  2008/06/22(Sun) 08:57
事故に巻き込まれた

話によるとグループのひったくりが新幹線から降りてくる際に彼らが俺に突っ込んできた
だそうだ

俺は1人だった

そして質問をされた

『清木場俊介さんという方はご存知ですか?』

『……いえ、僕は知りませんが…』

清木場俊介…?
誰だ?

どうやら俺と落下してしまったヒトで
俺は知らない
気の毒に

その後俺はすぐに退院できた
警察に色々質問を受けたが覚えてないのだから答えられない
そしてそのまま埼玉に帰った
家族はまた喧嘩したのかと驚いていた

575  冬華  2008/06/22(Sun) 09:03
そうだ…

俺は重たい顔を上げた
東京に住みこうして職に就いている

山口で僕らは出逢っていた

あの地下通路で

君はギターを奏で、歌を歌っていた


「やっと…」

思い出した
やっと逢えた

だけど…彼も記憶をなくしていた
俺といたあの11日間だけ

大切な記憶は長い時を経て
あの時の歌声と共に思い出された

窓からはもうあの歌声は聞こえない


涙が頬を伝った

576  冬華  2008/06/22(Sun) 09:12
「な…んでっ…また…」

あなたに出逢えたの?
道の真ん中で
あの頃と変わらない無愛想な君のまま

だけど
あなたは俺を抱いた

なんでだっけ…

『篤志…あいたかった…』

そうだ確かに彼はそういった

その前に
俺は

運命のヒトを口ずさんだんだ

577  冬華  2008/06/22(Sun) 09:18
彼の前で歌えば思い出すかも知れない

でも

このまま思い出さない方が幸せなんじゃ


こんな男を好きになったなんて
彼は不快に思うだろうな

そうだ
こんな気持ち捨てた方が良い

気付いた時には

思い出したときにはもう叶わない恋になっていたのかな

やっぱりあなたが愛しいよ


あの時の行為も覚えていないから
このまましまっておこう…

578  冬華  2008/06/22(Sun) 09:22
割り切ったけど
今は泣かせて

涙が止まらない


やっぱり俺にとって


運命のヒトなんだから

今だけ泣かせて


もう一度

聞きたかったな

『好きだ』



579  名無しさん  2008/06/22(Sun) 12:59
う、うわ…
せつない…

580  名無しさん  2008/06/22(Sun) 13:09
あっちゃん・・・切ないね(T-T)

581  名無しさん  2008/06/22(Sun) 13:22
だめ!あっちゃん、俊ちゃんに伝えて(泣)

582  冬華  2008/06/22(Sun) 14:00
みなさま…切なくてすいません!
あっちゃんは自分の気持ちを封印してしまいました。
さてこれからどうなるのでしょうか…

あと、感想は下げてくださいねぇw

続き↓

「うわっ!!…あつしくん…どしたの?」

「…泣いたの!」

次の日幼稚園に行ってアキラに会って一言目
普通に話かけて来るアキラに素直に言う

「アキラの涙じゃない…」

「あ…良かった!」

正直に言わなきゃあいつは余計に心配する
告白を受けたのは事実だけど
俺は清木場俊介…彼が好きだから
彼には打ち明けないけど…心には…

583  冬華  2008/06/22(Sun) 14:09
教室の鍵をし開け遊具の確認
今日のお絵描きの道具の準備

「さ、通いの子たち来るぞ」

送り迎えの子たちを迎えに園の門の前に立つ

「篤志くん」
「なに?」

アイプチしたいなぁー
アキラの方に顔を向けて、目をこじ開けた

「辛くなったら俺のとこに来て良いよ」

「…」

笑顔で自信なさげだけど自信があるフリをして笑うアキラ
朝の日差しに負けないくらい優しい言葉
心が揺れた

「バカ…やめろ」

「…バカです!」

「せんせいおはようございます!」

584  名無しさん  2008/06/23(Mon) 12:43
あっちゃんせつないな・・・俊ちゃんも思い出してくれたらいいのに・・・

585  名無しさん  2008/06/23(Mon) 20:03
俊ちゃんもあっちゃんも両想いなのにせつないね

586  名無しさん  2008/06/25(Wed) 21:19
両思いなのに…
2人はこのまま別々の道を辿るのでしょうか…。

続き↓

「篤志せんせいおはようございます」
「あ、さえかちゃんのお母さん、おはようございます」

園児の母親に挨拶をする

「最近風邪が流行ってるみたいなので気をつけてくださいね」

業務を…言わなければ
目を腫らしてなんかいられない

「さえかがね、篤志先生と結婚するっていつも言ってるんですよ」

「あ、ほんとですか?嬉しいなぁ」

結婚か…願ったところで絶対に叶わないけど

587  冬華  2008/06/26(Thu) 08:27
すみませんっ名前書き忘れましたっ

続き↓

「篤志先生…今度…うちの店…」

「え?あ、はい……」

そういうのは困るんだよね
よくいるんだけどさ…そういうお母さん
人妻なんて結構です…

てか腕触るなよ

あー…
俊ちゃんに会いたい…な…

588  冬華  2008/06/26(Thu) 08:40
今日も1日仕事を終えて俺は着替えを済ませる

「アキラ…」

「ん?」

「俺…さ」

清木場俊介が好きなんだ

言う

「…好きなんでしょ」

「え?」

アキラはシャツを脱いで俺を見る

誰が?
アキラは誰のこと言ってるの?

「清木場さん」

589  冬華  2008/06/26(Thu) 08:48
アキラの口がそう告げた

「な…んで」

なんで?

アキラは俺が行為をした事実しか知らないはずだし
だけど…なぜ…分かるの?

「篤志くん…言わないの?」

好きだけど…

好き…だけど…

「言え…ないよ…」

俺はその場に泣き崩れた
アキラが優しく抱き締める

「なにか…あった?」

「…アキ…ラ…」

涙がまた止まらない
アキラの背中に腕を回してしがみついた
顔を埋めた肩に涙が染みを作る

590  冬華  2008/06/26(Thu) 08:54
「彼……俊ちゃ…んは…俺……覚…てない」

覚えてない
アキラは俺の話を黙って聞いてくれた

「…篤志くん……」

「好き…なん…だよ……」

彼が俺を忘れていても
俺は彼が好きで

でも伝えられない

「泣いて良いよ」

「ぅ……っく…」


背中をさするアキラの手は暖かい

「泣いて…」

591  名無しさん  2008/06/26(Thu) 15:48
人妻のくせにあっちゃんの腕触るなんてー怒!!

それにしてもアキラ優しい、あっちゃんアキラの優しさに甘えちゃいなー

592  名無しさん  2008/06/26(Thu) 17:26
俊ちゃん!早く思い出して!!

593  冬華  2008/06/26(Thu) 20:36
アキラの優しさに甘えるあっちゃんはどうするのか
アキラはどうするのか…

続き↓

アキラに自宅に帰りたくないと告げた
あのマンションには俊ちゃんもいるから

行きたくない

また窓を開けておいて歌が聞こえたら…
心が壊れてしまう

「良いよ…おいでよ」

頭を撫でられて帰る支度をした

どっちが年上か分からない

それにアキラは苦しいはずだ
好きな相手の好きな人の話なんだから
優しすぎるよ

594  冬華  2008/06/26(Thu) 20:44
「よく…思い出したね」

アキラの部屋で暖かい緑茶を飲みながら

そう言われた

「聴こえた…から…窓から歌が」

「そう…」

カップをギュッと握って
鼻の奥がツンとくるのをこらえる
目に涙が溜まる

「あのさ…辛かったら…」

アキラが手に持っていたカップをテーブルに置いた
辛かったら…

「俺のとこ…来てよ…ほんとに」

手を合わせて握り込んだ手を見つめて
そう言った

595  冬華  2008/06/26(Thu) 20:55
俺は

「…考えとくよ」

そう言うことしかできなかった

だって俺はアキラが好きというのではないから
アキラは…
俺にとって友達であり後輩で

「いつでも…待ってる」
「うん…ありが…とう」

アキラごめんな
辛い気持ちにさせてさ

俺が思い出さなければさ
引きずってアキラにこんな言葉言わせることも無かったのに

アキラ…
親しい意味で愛してる

「寝ようか」
「あ、仕事…してから寝るよ」

596  名無しさん  2008/06/27(Fri) 02:27
アキラ優しくて素敵!! 
俊ちゃん早く思い出してー あっちゃん持っていかれちゃうよ


597  冬華  2008/06/27(Fri) 21:35
アキラは俺にベッドを使えと言うけど寝室には机がない

だからアキラにはベッドで寝てもらおうと思ったがアキラは言うことを聞かない

「分かったよ、終わったらベッド入れて」

そう言ってアキラに了承を得た
溜め息を一つ小さく吐き出すと残した仕事を片付けるため机に向かう

今度の七夕会のお知らせを作らなければいけない
紙とペンを出し、作業に取りかかる

七夕会は幼稚園で流しそうめんや模擬店をやる
さらにキャンプファイヤーもやるのだ
お祭りみたいなもんだ


七夕の…笹を貰ってこなければ
確か…竹薮が幼稚園の近くにあった
明日そこに行こう
明日は土曜日だし
アキラ連れて

598  冬華  2008/06/27(Fri) 21:44
アキラは幼稚園で短冊づくりをせっせとやっていたから手伝わせるのは可哀想だから
笹はアキラと行く…

短冊…

お願い

何が


良いのかな…

お知らせを書いている手が止まった

「っはぁ…」

なんで…6年も離れ離れで
彦星と織り姫は一年に一回なのにな


記憶が
戻りますように

なんて
書きたいな

599  冬華  2008/06/27(Fri) 21:49
次の日
アキラを叩き起こして笹を取りに出掛ける


「篤志くーん」

「なーに?」

「なんでもない…」

何か言いたそうなアキラを尻目に俺たちは歩く
なんだよ…

「あーここ…だ」
「あー…」


「あっちゃんだ」

「ん?」

俊ちゃん

600  冬華  2008/06/27(Fri) 21:58
「…どうも」

そこには現場から帰ったのか
バンから降りてくる俊ちゃんたち
よく見たら竹藪の近くは彼らの事務所だ

「よぅ!」

会いたくない
けど会いたい

なんだよ

訳わかんない

601  名無しさん  2008/06/28(Sat) 16:36
あっちゃん分かるよー
会うと苦しいから会いたくない。でも、顔見れると嬉しいんだよねー
恋ってせつないね…

602  冬華  2008/06/28(Sat) 17:02
あっちゃんの恋心はどうなるのか
叶わぬ恋は幕を閉じるのか、天の川は渡れるのか

続き↓

「なぁによ!怖い顔しやがって!…って今日はサングラスしてないのな」

車から荷物を下ろしながら俊ちゃんは俺に絡む

彼の顔はあの時のまま…
少し大人びて…あの時の君だ

「元からだもん」

元からだ…老けてるなんてあの時も…

「俊ちゃーん!あっちゃん可愛いじゃん」

「んなわけねーやろが!なー篤志」

…『お前…可愛いのぅ!』

ああ…何でまた思い出すの
苦しい…

603  冬華  2008/06/28(Sat) 17:14
マキさんだっけか…
彼はが俺の顔を不思議そうに見る

見ないでくれ
感情を…読まれてる気がする

「何してんの?」

「え…あ、笹を…」

「今度幼稚園で七夕会があるんですよ」

アキラが俺の代わりに答えた
アキラが答える最中マキさんは俺を見ていた
その顔は優しかった


「へぇ…良い笹探してね!」

「はい」

「あっちゃん番号教えてよ」

604  冬華  2008/06/28(Sat) 17:22
マキさんと携帯の番号を交換した

「今日開いてる?」
「あ、はい…」

なんなんだ?
いきなり…
マキさんはそれだけ聞くと事務所の方に戻る

「やっぱ怒ってねー?」

俊ちゃんに心配そうにのぞき込まれたが

「怒ってないよ」

と、笑顔で答えた

「そかっ…じゃ…またな」

また……ね
上げた手はダラリと垂れた

その後、竹を摂りに竹をチョイスする
竹藪の地主さんには毎年了承を得ているから、作業はスムーズに進んだ

「アキラそれはタケノコ!」

「え?」

605  名無しさん  2008/06/28(Sat) 17:31
ふふふ・・・アキラかわいいー
マキさんは何を企んでいるのでしょうか?
更新楽しみにしてます!

606  名無しさん  2008/06/28(Sat) 19:47
俊ちゃーーん!!
思い出して〜〜〜〜〜〜〜〜

607  名無しさん  2008/06/28(Sat) 20:19
いよいよマキさんが動き出しましたね〜
わくわくします!

608  名無しさん  2008/06/28(Sat) 20:29
ワクワクがとまらな---い(w ̄□ ̄w)

あ、感想さげましょうよ!

609  名無しさん  2008/06/29(Sun) 10:29
行動派マキ兄(>_<)!さすがですvV俊ちゃんいつまでもボヤボヤしてっと奪われっぞ(`⌒´)!!

610  tuna  2008/06/29(Sun) 14:03
あっちゃん可愛いですねw
これからどう進展していくのか・・・
楽しみでなりませんッ!
更新頑張って下さい(^o^)


611  冬華  2008/06/30(Mon) 08:57
皆様ありがとうございます。
マキ兄は一体何をしようとしてるのか…
あっちゃんは俊ちゃんに何を望むのか
俊ちゃんは思い出すのか

続き↓

「あ…」

竹を園に持ち込み無駄な枝を切っているとき
机に置いた携帯が震えた

着信
眞木大輔

「アキラごめん電話だ」
「はーい」

園庭に出て通話ボタンを押した

「はい、もしもし」
『あ、出た!眞木でーす』

携帯を耳に当てると低い明るい声が聞こえてきた

「元気ですね」

『どうもー!てかさ今日飲みに行かない?俺の奢り!』

「え?あー…良いですよ」

612  冬華  2008/06/30(Mon) 09:03
そういえばさっき、今日空いてるか聞かれたな
なんだ飲みに行くのか

『じゃ、あのあっちゃんと逢ったお店に7時に来てね』
「はい…行きます」

俺は手首を持ち上げ
腕につけた時計で時間を確認した

まだ時間がある
作業は今日中に終わるだろう

『じゃぁねー』
「はい」


眞木大輔…
眞木さんは明るい声を耳に残し電話を切った

眞木さんは俊ちゃんの先輩
俊ちゃんの先輩か…
思わず溜め息と笑みが零れた

「なに…」

意識してんだよ

613  冬華  2008/06/30(Mon) 13:08
アキラと作業を片付け
俺はあの居酒屋に向かった

アキラは別れ際

『無理しないでね』

なんて言った

『バーカ…』

既に無理してる

614  冬華  2008/06/30(Mon) 13:17
居酒屋の戸を開けるとすぐ見えるところに眞木さんはいた

「あ、来た来た」

「どうも」

彼は既にビールを煽っていた
中ジョッキの中身の黄色い液体は既に半分無かった
テーブル席に座る彼の正面に座った

「すいません…生ひとつ」

「はい、生ひとつー!!!」

お通しと注文を取りに来た店員にビールを一つ


「あっちゃんどうもー」

「はいどうもー」

すぐに来たジョッキを2人重ねた
ガチャリとグラスが当たる鈍い音がした

「で、どうしたんですか?」

615  冬華  2008/06/30(Mon) 13:30
「あー…まぁ…あっちゃんとお話したかったから」

「へぇ…てかあっちゃんてなんですか!!」

「えー…可愛いっしょ!」

「可愛くないー」

あっちゃんてなんだよ、おい
てか可愛いって男に言わないだろー

「あっちゃんはさ…幼稚園の先生じゃん!」

「はい」

「ピアノ弾けちゃうんでしょ?」

ピアノ…
ピアノは四歳の頃から父親に習わされて
小学校低学年の頃は行くのが嫌だった…けど
今は好きで仕方ない…

「はい…四歳の頃からやってました」

「すげー!今度聞かせてよ!」

616  冬華  2008/06/30(Mon) 13:44
「凄くない…凄くないですよ!歌うのも好きです」

「へぇー…あ、俊ちゃんね歌上手いよ!」

マキさんはビールを口に流し込み
にこりと笑った

知ってる

あの歌声は

俺は知ってる

「そうなんですか?聴きたいな…」

心がキリキリと音を立てる

酒は体を通過していく
肝臓には溜まらないで

「俺はあっちゃんの歌…聴いてみたいな…あ、芋ロックでー!」

彼の笑った顔は優しくて
アキラの笑顔に似ていた

617  冬華  2008/06/30(Mon) 13:55
その後他愛もない会話を続け、笑った
だが、その笑いが断ち切られたのは突然だった

「あっちゃんさ…俊ちゃんとやっちゃったじゃん」

「…え?」

「…引きずってる?」

「…なに」

マキさんは笑顔を崩さず笑っている
逆に俺の顔は顔面蒼白
血の気が失せていく

知ってるんだ…相談したのかな
そうだよね…嫌だよね

「今日のあっちゃん…変だったもん」

「変じゃ…ないじゃないですか」

「またまたー…変て言うか意識してない?」

618  冬華  2008/06/30(Mon) 14:00
「してな…い」

「じゃ何でこんな動揺してるの?」

「して…」

「してる」

ドキっ
心臓が揺れた
このまま話していたら心が読まれてしまう

「あっちゃんさ…俊ちゃんに恋しちゃったの?」

「してないって言ってんだろ!!!」

バンっ

「こわーい」

テーブルを叩いて叫んでいた
マキさんは俺を見てまた笑っている

なに…
分からない
この人は分からない

619  冬華  2008/06/30(Mon) 14:05
「もう帰ります」

「え?帰れるの?」

「え?」

「あっちゃんのサイズに合ってないよ…その服」

…アキラの服だ
分かってるの?俺が帰れない理由

「…あなたの家に泊まれば良いんでしょ?」

「よくお分かりで」

「…」

俺はグラスに残った日本酒を流し込んだ

620  名無しさん  2008/06/30(Mon) 16:27
あっちゃんマキさん家に泊っちゃうの?
マキさん家に泊まるのは危険な気が・・・
といいつつ危険な展開に期待してるんですが・・・
俊ちゃーん早く思い出さないとあっちゃんが危ないぞー

621  名無しさん  2008/06/30(Mon) 21:32
うわ、またいいところで寸止めに…
冬華さん、心を書くのがとっても上手

引き込まれる〜




622  名無しさん  2008/07/01(Tue) 09:45
いやん、私も危険な展開に期待大です!
ユー、やっちゃいなよ!

623  冬華  2008/07/01(Tue) 11:47
マキさんの家に泊まるあっちゃん。
危険は潜んでいるのか…俊ちゃんはどうなるのか


続き↓

グラスを置くとアキラからのメールに携帯が震えた

『今日、帰れる?』

アキラ…
今はアキラの気持ちに甘えたい自分がいる
優しさが欲しい…愛してほしい
そう思う

『眞木さんに泊めてもらうよ』

そう返事を返し携帯を閉じた

「あっちゃんお酒強いね」

「そこそこ…マキさんも」

「まぁね〜」

624  冬華  2008/07/01(Tue) 12:00
「お邪魔します」

「どうぞー」

彼の家に入ると愛犬であろう犬が走って飛びついてきた
いや、飼い主に飛びつきなよ

「っ!」

「あーごめんね…ココ、おいで!…コラ!おい!」

「マキさん懐かれてないんですね」

「んな訳ないっしょ」

俺の後ろに隠れるココちゃん
マキさんから尻尾を振って逃げる

可愛いね

「…む…じゃ上がって良いよ」

足元にココちゃんを引き連れて家の中に上がる

625  冬華  2008/07/01(Tue) 21:06
鞄を下ろして未だ足にまとわりつくココちゃんを撫でる

「風呂入って良いよ〜ココちゃーんおいでー」

「あー…はい」

何が嫌なのか、ココちゃんは眞木さんに近付かない
タオルと着替えを借りてお風呂を借りた

シャワーを浴びながらも、思うのは俊ちゃんのこと
この思い…
断ち切ることなんかできないよ

あの時…彼は確実に思い出していた

『あいたかった…』

何度もリフレインする
頭を振って冷水を被る…


「ありがとうございました」

風呂から上がると眞木さんはココちゃんと遊んでいた

「いいえっ烏龍茶とか冷蔵庫から出して良いよ!俺風呂入る」

626  冬華  2008/07/01(Tue) 21:15
眞木さんに言われた通り冷蔵庫を開けて、烏龍茶をコップに注ぐ
それを一気に飲み干した

「はぁ……」

眞木さんの部屋…俺のマンションより広い
知り合ってまだ浅い…

眞木大輔
年上で
大工…部屋にはそれらしき道具がある
性格は明るい
人の心を読むのが得意なのかなんなのか

俺もよく分かる方だと思う

あの人は探ってくる
だけど必要以上には詮索しない

正しいことは正しいと良い
悪いことは悪い

そんなことを考えながらソファに仰向けに倒れて目を閉じた

『会いたかった』

俺も会いたかった…俊ちゃん

627  冬華  2008/07/01(Tue) 21:20
『篤志』

『歌って』

『好きかもしれんわ』

『可愛いのぅ!』


ぐるぐる
同じ言葉が繰り返される

俊ちゃん…
俺が…歌えば思い出す?

ねぇ


『篤志』

なに?

『…』

目の前に眞木大輔の顔がある

628  冬華  2008/07/02(Wed) 00:59
「あーつしっ」

目の前に眞木大輔がいる
俊ちゃんのことを考えていたら思考がトリップしていた

俺の名前を呼んだから目を開けた
そしたら笑顔の眞木大輔がいた

俊ちゃんみたいに『篤志』なんて呼ぶから驚いて目を開いた

「なに…」

ていうかなんであなたは俺の上にいるの?
俺の体を跨いで、顔の横に手をついている


「あっちゃん…俺の質問には素直に答えてね」

「な…」

「答えないと…」

629  冬華  2008/07/02(Wed) 01:00

静かな低い声が耳の奥を犯す
答えないと…


眞木さんの顔はどんどんと近付いてくる
この距離は…
キス…?

この体制は
腕を動かそうとしたら両手首を捕られた

なにっ…
唇を堅く結んだ

「…っ」

予想通り唇に感じる生暖かい感触
やめろっ


「っぅ…」

ぐと自身に膝を押されて驚いて口が僅かに開いた
その隙間に舌が入り込む

630  冬華  2008/07/02(Wed) 01:07


「っ…ん………っは…」

やめてっ

足をばたつかせて抵抗するが効果はあまりなりなくて
酸素がなくなっていく

苦しい
なんでこんなことするの?

「っふ……っはぁ…」

俊ちゃん…

助けて…

「っはぁ…は…ぁ…」

唇は解放されて…眞木さんの目は俺を捕らえる
酸素を取り込もうと喘いでしまう

「こんなことしちゃうからね」

それは質問に答えろということ

631  名無しさん  2008/07/02(Wed) 01:25
さすがマキ兄!手が早いw
期待通りの展開にワクワクしてます

冬華様最高です!!

632  冬華  2008/07/02(Wed) 15:05
七夕が迫ってますので大量に更新します
感想ありがとうございます。

続き↓

「質問1…あっちゃんは」

手首を片手で押さえつけられる
びくともしない

「俊ちゃんのこと…好きなのかな?」

もう片方の手はTシャツの下から入り込み親指がへそを撫でた

「…ぁ」

ゾワゾワてせり上がる卑猥な感触
やめろ…

「…好き……だ」

「へー…それはさ…俊ちゃんと寝たから?」

「…な…」

633  冬華  2008/07/02(Wed) 15:11
「ごめん、今の質問2ね…」

「…ちが…」

違う…そんなもんじゃない
確かに六年前も彼と寝た

だけど…

そんなことで好きにはならない
安心して
心の綺麗さに感動したんだ

…それだけで…なんで好きかなんて知らない

「じゃ…質問3…理由は?」

「…りゆ…」

眞木さんは俺の顔を見つめて笑う
楽しいことなんて何もない

「ごめんね時間切れぇ…」

「なにっ…」

「我慢できなくなっちった」

マキさんの手が短パンに手をかけた

634  冬華  2008/07/02(Wed) 15:21
「っあ…や……だっ…ぁ…」

「っん…キツ」

素早く縛られた腕は自由がきかない
中で暴れる彼の欲望を受け止めるしかない

涙が流れてシーツに染みを作る

「あっちゃん…」

「…しゅ…ちゃ…」

名前を無意識に呼んだ

「ごめんね…」

マキさんはそう言って自身の熱を放った

「どうして……好きになったか…知りたいな」

「っ……」

頭を撫でるマキさんの目は悲しそうに優しい
拒めなかった

635  冬華  2008/07/02(Wed) 15:27
マキさんに全て話した
山口に行ったこと
地下通路のストリートミュージシャン
そこで俊ちゃんに出逢った

きっかけは歌だった

カフェで歌った『運命のヒト』

そして告白されたこと
そして…彼と寝たこと

記憶を

失したこと

「…こんな感じ」

「………」

マキさんは膝に肘を付いて俯く

「引いた?」

知らない…引くなら引けば?

「マジで?!ヤバいなぁードラマみたいじゃん!」

636  冬華  2008/07/02(Wed) 15:40
マキさんは急に顔を上げて俺の手を握る

「俺、協力するわ!」

「へ?」

「あっちゃんの体の代金の代わりね…だから協力しちゃうの」

「え…あ」

いや…そんなこと言われても
俺は…思い出してほしいけどさ…できないよ
そんなこと…思い出さないかもしれないじゃないか

「俺、あっちゃんに協力しないと…あっちゃんにハマりそう」

「はぁ??」

「あっちゃん罪な男ねー」

耳元で囁かれて不思議な感覚
なんだか分からないが…彼は『協力』をしてくれるらしい

その代償はセックスというわけで
俺はよしとした

637  名無しさん  2008/07/02(Wed) 18:38
あっちゃん、ソレをよしとしていいのか?
代償は1回じゃないかもよ〜。ふふふ
さらなる展開を楽しみにしてます!

638  琉華  2008/07/02(Wed) 18:51
冬華さま

久しぶりに覗いたらかなり大量に更新されてて、嬉しいです♪

俊ちゃん、早く思い出してー!!って感じです(笑)

七夕なんかあるんですかね?w楽しみにしてますw

639  冬華  2008/07/02(Wed) 20:02
大丈夫です!あっちゃんはそんなもんじゃ許しませんから
まだまだ更新しますよー
七夕には何かあるのか…お楽しみに

続き↓

「マキさんありがとうございます」

「愛するあっちゃんの為だからね」

マキさんに流しそうめんの流し台を作ってもらう
代償はこんなもんじゃ済まないけどね

「やめて、そういうこと言うの」

「良いじゃ〜ん…あ、俊ちゃーん」

「おう!」

昨日のことを思い出して俊ちゃんを見れない
俺のバカ…
バーカ

協力…か…女じゃないし…子供が生まれる訳ないし…

「篤志!」

640  冬華  2008/07/02(Wed) 20:11
「あ、何?」

「七夕祭て俺らも行って良いの?」

「あー…」

七夕祭まであと二週間
幼稚園に材料を置きにきて作るのは来週

「ヒロさんが…あー社長が手伝いてぇって言っとるから」

「あー…焼きそばを焼いて…いや」

確かに人手不足だ
この園には男は俺とアキラ、うっさん、園長…運転手タカヒロ

「園長に聞いてみるよ…ありがとう」

「あ、別におれやないし…」

俊ちゃんの頬が赤く染まった

「知ってるよ」

「…う」

641  冬華  2008/07/02(Wed) 20:22
懐かしいようで初々しい

眩しく照りつける太陽を見上げた

「……っ」

視界が揺れて
体のバランスが取れない

あ、倒れる…

そう思ったら大きな手が俺を支えた


「大丈夫?」

「…すいま…せん」

足からガクンと力が抜け、尻餅を付きそうになったら体が浮いた
…なに…マキさんが…?なんか俺…お姫様抱っこ?
体動かないよ

「中にソファかなんかある?」

「は…い」

642  冬華  2008/07/02(Wed) 20:37
-S-

篤志が倒れた

それをマキさんが支えて抱き上げた

俺はなにもできなくてイライラした
何にイライラしてんのかわからんけど…
でも、それにもイライラしてブチギレそうやわ

「あっちゃん大丈夫?」

「あ…はい」

マキさんは篤志を園の中にある木のベンチに寝かせた
何で…マキさんなんやろ
しかも篤志に逢ったときよりあいつ…痩せとる…

やつれた…

「昨日のかな…ごめんね」

「え…と」

昨日…いやいや…関係ねーから

「昨日…?」

643  冬華  2008/07/02(Wed) 20:47
思わず口からこぼれてしまった

篤志とマキさんがなに?
昨日なに?

「俺あっちゃんと寝ちゃったのー」

は?
何故か拳がマキさんの頬を捕らえた

「って…」

止まらない…どうすりゃ…

「ふざけ…」

マキさんの胸倉を掴んで引き寄せた
これでもかと言うくらいに睨む

「俊ちゃんは人のこと言えるの?」

「なんやて?」

「俺だって無理矢理ヤっちゃったから…でも……」

マキさんの笑顔に腹が立った

「やめてよ…」

644  冬華  2008/07/02(Wed) 20:56
「聞きたくないんだけど…」

腕で目を覆った篤志が言った

「俊ちゃん…なんで怒るの?」

マキさんが緩めた胸ぐらをつかむ手を逆に掴んだ
なんで…

「分からんー…ごめん」

「分からないうちは俺を怒れない…よ」

「……」

でも篤志が傷付く
篤志が泣く
だから

嫌なんじゃ

なんでこんな風に


また頭が痛んだ
最近頭痛がする

645  名無しさん  2008/07/03(Thu) 02:06
大量更新ありがとうございます

俊ちゃん記憶失くしてても、あっちゃんのこと愛してるんだね
早く思い出せるといいね


646  名無しさん  2008/07/03(Thu) 07:09
マキ兄は何考えてるのかなぁ(・・?)あっちゃん総受け最高ですvV

647  冬華  2008/07/03(Thu) 18:13
マキ兄はあっちゃんに骨抜きにされちゃいました
それだけあっちゃんが魅惑なんですね

さて
マキさんは何を考えているのか…俊ちゃんは思い出すのか分からないですね

続き↓

「あっちゃんごめんね…冷たいお茶買ってくるよ」

「…どうも…あ…ま」

マキさんを離すとマキさんは歩いてお茶を買いに行くと言って園を出た

「…大丈夫…か?」

「…無理…貧血っぽい…よ」

ベンチに横になる篤志が俺に顔を向けながら言う
顔色が悪い
おいおい男が貧血ってあんま聞かんが
どんなけ体弱らしてんだよ

「ほうか…あれ…ほんまか?」

今聞くことじゃないけぇ
でも…

648  冬華  2008/07/03(Thu) 18:23
「…うん」

「…ほか…ごめん」

一拍置いて聞こえた返事に俺は謝った

「俊ちゃんは…後悔してる…よね…だから…謝るんでしょ」

心臓がぐと押しつぶされそうになる
…後悔…
しているのか?
していないのか
分からない

「…分かんね」

「…そっか…ごめん眠い」

「おう…」

腕で顔を覆い眠るみたいだ
寝とらん癖に

あいつはきっと泣いてるんだ
声も出さず泣いてるんだ
苦しいなら体許すなアホが
俺はなんも言えんけど

649  冬華  2008/07/03(Thu) 23:05
「篤志…っ…いた…」

頭が痛ぇ…またか…なんなんだよ

「…くそっ…」

聞こえる…
誰だ

歌声が聴こえる

誰…?

顔が…

「俊…ちゃん?」

650  冬華  2008/07/03(Thu) 23:33
最近…いや篤志に逢ってからギターを弾くと何か別の誰かの声が聴こえる
初めは心霊現象かと思い柄にもなくビクビクしていた
山口のヤンキーが情けない

だけどどこかで聞いたことある
声が
今また頭に響く

「大丈夫?」

「あー!!!!!ウッゼ!」

俺はその場から走り出した
園の庭の滑り台を逆走して天辺にのぼる

意味はない

「もー!俺すげー頭いてぇーっつーの!だぁ!」

誰が悪いとかじゃねぇ
俺が悪いんじゃん
でもマキさんのやったことはバリ腹立つ

またいつかぶっ飛ばす

651  冬華  2008/07/03(Thu) 23:42
あいつは
気になるし
なんか…
なんかよ
可愛いし…いや…あの笑顔っつーんかのぅ


エロいんやけど
そんな俺はおかしいんか?

篤志…エロい

「俊ちゃーん!ただいまー!」

「おかえりー!」

帰ってきたマキさんに叫び返した
あー訳分からん

滑り台から飛び降りて、足全体で着地した
あー…考えるん頭痛い

652  名無しさん  2008/07/04(Fri) 07:21
>>1-50>>51-100>>101-150>>151-200>>201-250>>251-300>>301-350>>351-400>>401-450>>451-500>>501-550>>551-600>>601-650>>651-700>>701-750>>751-800>>801-850>>851-900>>901-950>>951-1000

653  冬華  2008/07/04(Fri) 18:22
そろそろ展開がありそうです。
今日もしつこく更新します。
7時までに!

続き↓
「暑い…マキさん暑い!」

「俊ちゃん…俊ちゃん…いつものことでしょー!!もう俺のせいじゃないって」

足場を組んでの外壁の仕上げ
暑い…足場の上の作業はマジで暑い

「…頑張ろう!あと…5分で休憩じゃない?」

「おっし…頑張る」

頑張ると意気込んだらマキさんは下手な歌を歌いだした
何だこの曲…

あれ?

だれ?

お前は…

頭が痛い

654  冬華  2008/07/04(Fri) 18:25
「っ…あ…」

篤志…
無かったはずの記憶が現れた

地元の地下通路
喫茶店
ピアノ…

そこに篤志がいる

お前…
佐藤篤志
18歳
幼稚園の先生
短大


そして

運命の人

マキさんが口ずさんだんだよ

「篤志」

「俊ちゃん?」

655  冬華  2008/07/04(Fri) 18:29
「俊ちゃん思い出したの?」

マキさんが俺の肩を掴む
思い出した
思い出した!

もう、あれから6年の歳月が流れている


「俺、6年前…山口で篤志に逢った…歌った」

俺は記憶がフラッシュバックしたように思い出した
突然現れて…俺の脳の中に収まる

笑顔の篤志がいる

笑ってる

マキさんの顔がくしゃくしゃになる
目には涙が浮かんでいる

下で休憩の声が聞こえた

656  冬華  2008/07/04(Fri) 18:31
「俊ちゃん休憩…しよ」

「あ、おん」

しゃがんでいた身体を持ち上げると身体が傾いていく
あれ?

立ちくらみ?

やっべ

落ちた

目の前が真っ暗になった



「俊ちゃん!!!」

657  冬華  2008/07/04(Fri) 19:47
俺の中の大切なものが

また離れていった
それがなんなのかは


既に分からなくなっていた


君は誰

658  名無しさん  2008/07/04(Fri) 20:00
俊ちゃん・・・
なた忘れちゃったの〜〜???
まぢ切ないです!!

659  名無しさん  2008/07/04(Fri) 20:59
せっかく思い出したのに、また忘れちゃったの?
どうなっちゃうの?
続き気になります


660  冬華  2008/07/04(Fri) 21:32
あっちゃんはどうなるのか…
俊ちゃんは記憶を無くしたのか…

A


「篤志先生…お電話ですよ」

お絵描きの時間、運転手のタカヒロが電話の知らせをする
その電話は…

「あ、ゆかり先生、ちょっとお願いします…みんなー先生ちょっと大事なご用があるから、分からなかったらゆかり先生に聞くんだよ」

「「「はーい!」」」

園児の元気な声を確認して俺は先生のおへやに急いだ

電話

もしかして不幸の電話かな?

「もしもし…お電話代わりました。佐藤です」

661  冬華  2008/07/04(Fri) 21:39
「あ、あっちゃん!マキ!俺!眞木大輔」

「マキさん…なんですか…わざわざ園に電話なんて」

マキさんの慌てた声が聴こえる

「わざわざじゃなくて!…俊ちゃんが!怪我した…救急車で運ばれた!」

マキさんの言葉が分からなかった
なに?

俊ちゃんが

救急車?

え?

「足場から転落した」

「え…」

「仕事終わったら来て!じゃ」

662  冬華  2008/07/04(Fri) 21:51
ツーツー…

機械的な電子音
耳障りで五月蝿い

受話器を置けなくて

「あつしくん?どうしたの?」

「…アキラ」

いつの間にかお絵描きは終わっていて
アキラがクレヨンと画用紙を抱えて戻ってきた

「俊ちゃんが…」

「清木場さんがどしたの?」

「足場から転落…救急車で…運ばれた」

床に散らばるクレヨンと画用紙
アキラ
どうすれば良い?

「みんな送り出したら…行こう!バイク出すから」

手を握られてやっと受話器を置いた

663  冬華  2008/07/04(Fri) 21:59

「篤志くん乗って!」

「うん」

バイクの後ろに跨る、メットを被り
アキラにしがみつく

「アキラ………総合病院」

「了解」

風を切るバイクは
彼の元へ

俊ちゃんは無事なのか分からない
転落
またあの時みたいな

大丈夫…

なんて言い切れないから

怖い
心配

「俊ちゃん…」

664  冬華  2008/07/04(Fri) 22:13
病院の前にいたマキさんが俺たちに気付く

「あ、あっちゃん!」

バイクから降りてマキさんに駆け寄る
アキラは後から来るだろう

「マキさん!…俊ちゃんは!ねぇ!」

「落ち着いて…俊ちゃんは大丈夫…」

「ほんと?」

「うん」

マキさんは俺たちを俊ちゃんの病室に案内してくれた
白い扉
何か嫌なざわめきが心の中で起こっていた

「俊ちゃん…お客さん」

「あ?」

ベッドに半身を起こして座る俊ちゃん
頭には包帯

「あー…アキラだっ!」

665  冬華  2008/07/04(Fri) 22:20
え?

「あんたは?」

『あんた』は俺を指しているの?
明らかに俺を見つめる瞳

「え?俊ちゃんなに言ってんの」

マキさんが口を開く

「え?マキさんの知り合い?」

「俊ちゃん!何言ってんだよ!」

「マキさんなに怒ってんだよ!俺この人知らんけぇ」

知らん…
頭を鈍器で殴られたかのような
鈍い響きがした

「あは…佐藤…篤志です」

「ふーん佐藤ね…ども!清木場俊介っす」

笑顔で自己紹介をした

666  名無しさん  2008/07/04(Fri) 22:40
あっちゃんだけ忘れちゃうって…俊ちゃん酷いよ(/_;),

667  冬華  2008/07/04(Fri) 22:40
「ボク…幼稚園の先生してるんです…」

「マジで!?アキラと一緒じゃねぇか!ほぇ〜有り得ない!犯罪!俺、大工!山口が地元!よろしくな」

「どうも…」

話した
それはもう、出会った頃と同じくらい
笑われて

面白くて

でも、俺の存在はあの頃には戻れないの

俺は…貴方の体の存在以下になってしまったの

ただの知り合い

こんなに辛いこと

ないだろ

「すいません、仕事残してるから…アキラ、帰ろう」

「また着てね〜!」

「はい」

668  冬華  2008/07/04(Fri) 22:45
病室から出てまたアキラのバイクに乗った
背中に頭を押し付けた
涙が出てこない

今日も
帰りたくない

アキラの家に逃げよう
信号で止まった時

「アキラ…泊めて」

「うん」

アキラの元気の無い声が聞こえた
俊ちゃん…
また…篤志って聞きたかったな

もう、二度と

『好き』は聞けないのかな


アキラの家に着いた

669  冬華  2008/07/04(Fri) 22:50
アキラの家に入ると

「泣いていいよ」

抱き締められた

長い腕、大きな胸

低く響くアキラの声

「っ…っく……ぁっ…ふぇ…」

ボロボロと流れる涙
心のダムが壊れていく

どうして、…
どうしてあなたはボクを忘れてしまうの?

「っ……ぁ…っく…ぅ…っく」

背中をさする手は暖かくて
涙が伝う頬はひんやりとしていた

670  名無しさん  2008/07/05(Sat) 00:18
あっちゃん、せつない・・・アキラに甘えちゃえ

671  冬華  2008/07/05(Sat) 12:32
さて篤志とアキラはどうなるのか。俊ちゃんはどうなる

続き↓

アキラはずっと抱き締めていてくれた
その行為は俺の心を少しだけ安心へと導いてくれた

夜が深くなる…深みにはまれば…もう二度と抜け出せない

寝るときも彼の腕の中で泣いた
もう歌をなくすかもしれないほど泣いた

俊ちゃんの記憶を繋いだ歌を消してしまいたかった
彼は俺を佐藤と呼んだのだ

もう…愛するあなたはいないのかな

苦しいよ

苦しくなれば苦しくなるほどアキラの胸に縋りたい
背中を撫でる手は俊ちゃんではないから…違う意味で安心できる

アキラ


俊ちゃんの心の中には俺はいないけど
今ボクの気持ちは一つだけなんだよ

彼以外のほかの誰かを好きにはなれないんだ

672  冬華  2008/07/05(Sat) 12:34
他の誰かを愛そうとすればするほど壊れそうになる
それは代わりなど要らないということなんだ

でも

「アキラ…」

「…なに?」

「アキラは…辛くないの?」

こうして好きな人…俺を腕に収めても愛は返ってこないんだよ
そんなの辛くないの?

「何が?」

「…今……が」


「今か……清木場俊介をぶっ飛ばしたい…かな…うん…そんだけ…篤志くんを悲しませるからムカつくんだよね」


ふふっと息を吐いて笑うアキラ
殴るって…


「殴り飛ばして意地でも記憶を戻すよ…」

673  冬華  2008/07/05(Sat) 12:36


「な…に…言ってんだよ」

バカ
バカなんて言えないよ
このバカ

そんなことしないで
俺のためになんて…
バカ

アキラ

674  名無しさん  2008/07/05(Sat) 14:46
>>1-50>>51-100>>101-150>>151-200>>201-250>>251-300>>301-350>>351-400>>401-450>>451-500>>501-550>>551-600>>601-650>>651-700>>701-750>>751-800>>801-850>>851-900>>901-950>>951-1000

675  名無しさん  2008/07/05(Sat) 17:38
あっちゃん…辛いね(;_;)
アキラの優しさがしみる…
俊ちゃん、もう一度思い出して

676  名無しさん  2008/07/06(Sun) 23:54
続きが激しく気になります
楽しみにしてます

677  冬華  2008/07/07(Mon) 01:29
ヤバい!
話の日にちが進んでません…すいません
みなさんいつもありがとうございます

更新します↓

「……あつし先生!短冊書いてくださいねー」

手元にある黄色い短冊は何も書いていない

書きたい願い事は…
分かってる
分かってるけど


アキラは
優しい

優しいんだ

あの夜彼に甘えてしまったから…
暖かい手に甘えてしまったから

「書かないの?」

「っ書く…」

─みんなが元気で笑っていられますように─

678  冬華  2008/07/07(Mon) 01:37
「ねぇ…アキラに…頼っても…いかな」


最後の方は言葉が切れた
声が震えて
涙が零れた

頼ってしまえば…俊ちゃんを忘れられるかもしれない
彼が…アキラが優しすぎるから

「ほんとに言ってる?」

「…ん」

なんで…こうも同じ性の男と関係を持ってしまうのだろう
俊ちゃんに…
そして東京に来てから

更には眞木さんにも

「そんなこと言われたら」

「良いよ……俺は…」

こうすれば…俊ちゃんが薄れる気がしたから
汚いやり方だと思う

心が粉々に砕けそうなんだ

679  冬華  2008/07/07(Mon) 01:46
自分の唇をアキラのそれに押し付けた

「…わ…あつ…」

「…ん…」

「…あ…えと…」

真っ赤に染まるアキラの顔は
何故か俺の顔まで赤くさせる

「あー!!!!もぅ!!」

ぐと手首を引かれる。手に持ったカバンを落としてしまった
廊下を進みリビングではない扉を開け、そのまま連れられる

「…っい」

ベッドに投げ出され仰向けに倒れる

「…」
「アキラ」

「止まらないからね」

「分かってるよ」

静かにアキラを見た

680  冬華  2008/07/07(Mon) 01:57

アキラの体が足の間に収まり、顔の横に腕をついた
顔が近づいてくる

「…ん…」

薄く口を開いて彼のキスを受け入れた
舌が絡み、吸われる

キスは嫌いじゃない

「…ん…は…ぁ」

呼吸が合わなくて酸素を求めるように声が漏れた
アキラのキスは激しくて
貪るように熱い

「…あ…」

くちゅと卑猥な音を立てて唇が離れると
下唇を舐められ、甘噛みされた

「っ…はぁ………アキラ…」

彼には俺はどう見えてるのか
好きな相手とのセックスはそれはもう相手が魅力的で…なはずだ
大好きな彼女と初めてシたときはそうだった
アキラにもそう見えているのかな

気になった
ただ…アキラはどう思っている

681  冬華  2008/07/07(Mon) 02:11
アキラの舌が首筋を這った
ビクリと体が震えた

「っ……」

シャツの裾から手が入り込みまた引っ込む
その手がボタンにかかり1つ2つとボタンを外す

自分でも何個か外した
いつも半分しかボタンは止めていないのだけれど

体を起こしてシャツを脱いだ
その時にアキラが胸の飾りを舐めてきた

反則…

「…ちょ…」

シャツを脱ぐとすぐに押し倒されベッドに背中を付ける
曝した肌にタトゥーが現れる

アキラは先程舐めた胸から離れない

「…ん…ぅ…」

アキラの手がベルトに伸びる
器用にベルトを見ないで外していく

682  冬華  2008/07/07(Mon) 02:28
「…はぁっ…」

胸から口を離したアキラはまた唇に吸いつく

「…んぁ……ふ…んぅっ!!」

舌を深く絡めた時
アキラの手がベルトを緩め下着の中に入ってきた

隠れた己の熱いそこに触れられて体が震えた

「ぁ……ふぁ……」

ぐとカリをなぞり
カタチを確かめるように優しく撫でる

その手の動きに体がビクビクと揺れる

「…んぅっ……」

緩く撫でられ擦られると下っ腹がぞわぞわとしてくる
自身が熱くなるのが分かる

突然長いキスから解放される

「ぁっ……はぁ……はぁ……ん」

そうすればデニムと下着を下ろされた
今日は緩いデニムを履いていたから容易いだろうと思った

683  冬華  2008/07/07(Mon) 02:40
緩く勃ち上がった自身はまたアキラの手に包まれた

「ぁ……良平っ…」

「篤志…」

「…んぁ……」

熱い…身体の血液が沸騰しそうだ
もっと…
埋めて
アキラで埋めてくれ

「…きもち…ぃ」

「…」

アキラの手が追い討ちをかけるように先端を強く押し、指の腹で撫でる
ヤバい…もだめ

擦り裏をかき、こねる

「も、…イくっ……ぁあっ」

アキラにしがみついて白濁を吐き出した

684  冬華  2008/07/07(Mon) 02:55
「んっ…はぁっ……んんっ……」


アキラの手に吐き出された白濁
ティッシュで拭き取り
アキラが身体を離した

着ていたTシャツを脱いでベルトを外す
ホックを外し下肢を曝す

そこには既に勃ち上がったアキラ自身

「俺、もうヤバいよ?」

本当に良いのと聞いているように確認を取るアキラ

「…いいよ」

アキラの首に腕を回し抱き付いて引き寄せる

「…ん」

愛がある…はずだから
君にあげよう…

アキラは指を口に咬える
その指を後ろに這わしてそこに触れた

685  冬華  2008/07/07(Mon) 03:03
「んっ…痛…」

やはり慣れない
最初たけなのだけれど
この違和感は拭えない

「あ……」

唾液で濡れた指は幾分か滑るが乾くと痛いことこの上ない

「アキラ…痛い…」

アキラの動きを止める
アキラは困った顔をしてベッドのサイドチェストに歩く

あいつの身体が離れてしまうと
孤独を感じた

なに……
俺には…

何がある?

何もない…

「篤志くん?」

686  冬華  2008/07/07(Mon) 08:20
「泣いてるよ…」

涙がポロリとベッドに吸い込まれた

「泣いてないっ」

「でも…」

「早く…アキラ…早く…ちょうだい…」

アキラを抱き寄せて
またベッドに倒れた

アキラに自分から唇を寄せて

そこからは時間が
長くて…
身体に押し寄せる快感が止まない

いつのまにかアキラのモノを後ろに咬えて
アキラがそれを出し入れする

「っぁ…んんっ……もっ…ゃぁっ……」

「前…ダラダラ…だ…けどっ…くっ…」

「ぁあっ…」

687  名無しさん  2008/07/07(Mon) 12:39
大量更新ありがとうございます

あっちゃんとアキラの濡れ場鼻血ものです
続き楽しみにしてます


688  名無しさん  2008/07/07(Mon) 14:43
今日は七夕ですが、七夕に何かが起きるのでしょうか?
めちゃめちゃ続きが気になります!

689  冬華  2008/07/07(Mon) 15:43
エロ書くと疲れますね(笑)
七夕祭りはどうなるのか…
2人は結ばれない織姫と彦星になるのか

続き↓
「ぁっ…りょ…」

もう身体が熱い
自身はまた勃ち上がりアキラの腹に付く

「んぅっ…ぁあっ…」

アキラに突き上げられ掻き回され
前を擦られる

「あ、はぁっ……ぅあ……っひ…んっ」
「篤志…」
「っはぁ……も…だ…め…ぁあっ」

強く突き上げられて
前も根本からぐと力が加えられて呆気なくイってしまった

「俺…も…イくわ」

「ぁ………ん…」

腹に圧迫感を感じてそれが欲望を放ったのだと分かって体から力が抜ける

690  冬華  2008/07/07(Mon) 15:52
アキラは俺の中から自身を引き抜くとぐたっとそのまま上に倒れ込む

「アキラ?」

「………っ……く…っう…」

「…アキ」

「うあーー!!!!…あー……っく…」

声を出して泣くアキラ
素肌の肩に涙が触れた

傷つけているのは
分かっているつもりだった

「バカ…」

「ご…めん…っ」

「ごめんね」

アキラの心が悲鳴を上げていた

691  冬華  2008/07/07(Mon) 16:03
昨日のことを思い出して溜め息を吐く
短冊を笹に結び自分の書いた字を見つめる

「…あきら?」

そうするとアキラが箱いっぱいの短冊を持ってくる
ここは園のエントランス

「みんなの書いたやつ?」

「……俺…」

「…え」

1つ短冊をとり
笹に付ける

───きよきばさんの記憶が戻りますように──アキラ──
───きよきばさんが思い出しますように───アキラ──

「アキラっ?」

「なんで…書かなかったの?」

「…え」

「正直になって」

692  冬華  2008/07/07(Mon) 16:17
手を握られて
暖かい…と思った

「俺は正直で素直な篤志くんに惚れたの」

「……」

「君の好きな人は?」

俺の好きな人…心がギリギリとうるさい
アキラ…
言いたいこの口で…ごめん

「……………俊ちゃん…でも…でもアキラも好き!」

「…もー…だから好きになっちゃうのに…な」

「ん?なんか言った?」

「いいや」

アキラはそのまま短冊を結んでいく
汚い字…っ

693  冬華  2008/07/07(Mon) 19:02
七夕…

あーあ…雨だ
折角の七夕祭は雨で延期

子ども達の各家庭に連絡を入れ
お知らせ通り雨天延期

明日行われることになる

せっかく眞木さんや俊ちゃん、松さん、ヒロさんが来てくれたのに

「雨じゃ……」

教室から外を眺める俊ちゃん…その隣に俺
病院に運ばれた後彼はすぐに退院した

マキさんからの話によるとなんか様子がおかしいらしい
なんだろう…

社長のヒロさんは奥の部屋で呑気にお茶を啜っている

窓から離れて俺はピアノに近付く

「なぁ佐藤ー」

「はい?なんですか?」

「短冊余っちょる?」

694  冬華  2008/07/07(Mon) 19:11
「ありますよ…書きます?」

「おん!書く!」

にこりと笑う俊ちゃんに俺は笑い返せない
背を向け短冊を取りに行く

笑えない…ごめんなさい
あなたに笑えない
また…篤志って呼んでくれないかな

「はい、どうぞ」

「ありがと」

ペンと短冊を渡して
彼は園児たちの使う小さな椅子と机についた

「ちっさ!」

俺は机の下に座り彼が書き終えるのを待つ

「できたっ!」

「はい」

彼の書いた短冊を受け取る

──分からない誰かがいる…誰か分かりますように──

695  冬華  2008/07/07(Mon) 19:34
「これ…」

「なんか怪我してから…ちゅーか…俺の記憶の中に誰かがおる…誰だか分からん…名前を呼ぶ誰か…そんでぶっち好きなやつじゃと思うけぇ」

「…え」

うそだ…
好き?
忘れた相手は俺?

「佐藤?」

「え…」

「なに泣いとんじゃ」

「泣いてませんって…これ…付けてきますね」

俺は彼から逃げるように教室から出た
手に持った短冊が少しくしゃりと曲がった

大荒れの天の川

チャンスを下さい

696  冬華  2008/07/07(Mon) 19:44
俊ちゃんの短冊を結び窓の外を見た

「あっちゃん」

つなぎ姿のマキさん
前日は相当張り切っていたみたいだ

「マキさん…すいません折角お手伝い来てもらって」

「うん…ま、そうなんだけど…あのさ…俊ちゃんね…一回全部思い出したんだ」

言い辛そうに告げるマキさん
全部…思い出した


「うそ…」

「思い出して…転落して」

「…そ…なんだ」

「あっちゃん…運命のヒト…歌おう」

「え?」

697  冬華  2008/07/07(Mon) 19:58
「ちょっと待ってくださいよ!マキさん」

マキさんに腕を引かれどこかに連れて行かれる

「俊ちゃん!来て!」

俊ちゃんのいる教室の扉を開けて
彼を呼ぶ

「マキさん…なに…」
「いいからっ来て」

マキさんは俺を引っ張るがどこに行くのだろう
この広い園内のどこに

この先は…ホール…

「……っ」

やっぱりホールだ
マキさんがホールを開けると

「待ってました」

アキラがいた

698  冬華  2008/07/07(Mon) 20:12
アキラはホールの奥
グランドピアノの側にいる

「あっちゃん…今弾かないと…歌わないとだめだよ…この雨は七夕のチャンスだ」

「……」

歌って思い出さなかったらどうするの?

でも…
隣の俊ちゃんを見る

「マキさんなんなんだよー!なにすんの?」

でも…天の川がチャンスをくれるなら
試してみよう

「分かった」

俺はホールに足を踏み入れた
ライトが眩しい
ステージに上がりグランドピアノに触れた

客席側を見るとマキさんと俊ちゃんが座る

「アキラ…ありがとう…愛してる」

「…当然」

699  冬華  2008/07/07(Mon) 20:26
伝えていいのかも分からない

─この曲がこんなにぴったりだなんて─

君は今
何オモウノ…

─好きで─

あれから何度も
君に触れたくて

─触れたい…その心に─

どんな言葉も受け入れるよ

─何を言われても良い─

君は今
何オモウノ…

君だけを愛しているよ

─愛してる─

700  冬華  2008/07/07(Mon) 20:36


最後に目を閉じて
ピアノを響かせて気付いた
涙が頬を伝っている


目を開けられない…
俊ちゃんを見れない


彼は


彼は





「っ…」

誰かに抱き締められた



鼻をくすぐるタバコの香り

「篤志…」

701  冬華  2008/07/07(Mon) 20:55
「…会いたかった」


この声…
目を開けて確かめた

低いこの声は確かにあなたのもので
そこにあるのはあの時のあなた自身

俊ちゃんが

ここにいる

俊ちゃんが俺を抱き締めている

「しゅんち…っ」

言葉を発する前に唇を塞がれた

「愛してる」

「…俊ちゃん…」

星もない夜空に願いを込めた
誰にも言えないこの…思いをのせて


強く守って

彼の背中に腕を回した
やっと…逢えた

702  名無しさん  2008/07/07(Mon) 21:31
あっちゃん良かったねー
感動の涙が・・・

七夕にこんな素敵なお話読めるなんて幸せです
冬華さんありがとうございます



703  名無しさん  2008/07/07(Mon) 21:34
甘くて、切なくて…
幸せで、苦しい…

今のお気に入りNo1の
小説ですッッッ!!!

これからも
頑張って下さい★

>>1-50>>51-100>>101-150>>151-200>>201-250>>251-300>>301-350>>351-400>>401-450>>451-500>>501-550>>551-600>>601-650>>651-700>>701-750>>751-800>>801-850>>851-900>>901-950>>951-1000

704  冬華  2008/07/07(Mon) 23:56
皆様感想ありがとうございます。
もう少し終わりませんよ
ちょっとだけお付き合いくださいませ
ではでは続きを



「俊ちゃん?…分かるの?俺が…」

「佐藤篤志…悪い…ちょっとだけ出掛けてたわ」

体を少し離し俊ちゃんを確かめる

ああ…ここにいる

確かにあの瞳がここにある
見つめ合った瞳
大人になった君
そして俺がいる

「待たせて…すまん…あの地下道で逢った篤志…じゃろ?」

「そ…だよ…」

声が震えてまともに喋れない
伝えたい気持ちがたくさんあるのに
俊ちゃんに聞いてほしいのに

705  冬華  2008/07/08(Tue) 00:02

「篤志…本当にお前が好きや」

「…うん……ん…俺も…好…き」

そしてまた抱き締める俊ちゃん


やっと逢えた
あの時のあなたに

恋愛は

お互いの心が無ければ意味がない
だからこうしてまた逢えたことを嬉しく思い
心を得られる喜びは計り知れない

「は…もう…忘れたりせん…俺のそばにいて」

「…うん…」

あなたは運命の人
かけがえの無い大切な人

もう
あなたのことは忘れないよ

END

706  冬華  2008/07/08(Tue) 00:14
MKとAKは?

AK「あー…」目を覆う
MK「あーあ…あっちゃん嬉しそうー俊ちゃんも笑顔でー」
AK「はい」
MK「あーあっちゃんの身体が…わ・す・れ・ら・れ・な・いw」
AK「え?!マキさんも!?」
MK「なぁにアキラ君も?」
AK「いやー…あの人はヤベーッス」
MK「だよねー…想像しただけでたっちゃうwやばーあっちゃん」
AK「…うわっやべ…」←想像した
MK「きゃー!チューしてるよー」
AK「あー…失恋ー」
MK「あっちゃんて罪な男だよね」
AK「はい…魅惑すぎっす」
MK「もっかいだけヤっときゃ良かったw」
AK「…」←俺もと言いたい
MK「アキラ君俺なんてどう?」
AK「…え…どっち」
MK「もちろん俺が上」
AK「いやー…ははは」


おしまい

707  名無しさん  2008/07/08(Tue) 00:21
冬華様 お疲れ様でした

本当に素敵なお話で毎回楽しませていただいてました
ありがとうございます
終わってしまってすごく寂しいです

また冬華様のお暇なときにでも、2人のその後のラブラブなお話書いていただけたら嬉しいです
わがまま言ってごめんなさい






708  琉華  2008/07/08(Tue) 17:30
冬華さま、ステキすぎますw感動しました。

あたしも、その後の2人のラブラブな話がみたいです!

お忙しいとは思いますが、もしよろしければお願いします。

709  名無しさん  2008/07/08(Tue) 20:35
めちゃくちゃ感動しました!!
わたしも二人のラブラブな話見たいです!!
大変だと思いますがもし良ければお願いします!

710  名無しさん  2008/07/08(Tue) 22:21
本当にせつない素敵なお話でした

ありがとうございました
また書いて下さると泣いて喜びます

711  冬華  2008/07/10(Thu) 01:20
どうも今晩は、冬華です。
最後までお付き合い頂ありがとうございます。
感想もたくさんありがとうございます。
切なかったですね。
でも悪いことは続かないから。
雨の七夕の夜に結ばれた2人は晴れた青空を2人で見ることができるでしょう…

悲しみは続かない
やまない雨はない

実はこのお話のタイトルはまだ決まってません。
なににしようかな…
書いていてとても楽しかったです。

2人の話は自サイトで番外編として書きたいと思うのですが、皆様の希望があれば少しだけ書きたいと思います。

ではそのときはよろしくお願いします。
長々とお付き合いありがとうございました。

712  名無しさん  2008/07/10(Thu) 13:24
冬華様
お暇なときでいいのでお願いします。

冬華様のサイトに行きたいのですが、どうやって探したらいいでしょうか?


713  冬華  2008/07/10(Thu) 14:26
ここでは一切答えられません
面倒ですがご自分でお探しください。

ランキングなどに参加中ということのみです。

714  名無しさん  2008/07/11(Fri) 22:02
はい。すみませんでした。
冬華様のお話大好きなので、頑張って探します


715  名無しさん  2008/07/11(Fri) 22:49
菌灼槞い、

716  名無しさん  2008/07/11(Fri) 23:04
↑ありゃりゃ

717  名無しさん  2008/07/15(Tue) 19:35
age

718  冬華  2008/07/27(Sun) 12:55
実は私でした

よろしくお願いしますっ
では
……………………

「結婚するだろ?」
「え?」

俊ちゃんの言葉で決まってしまった
流された?
いや、彼のことは大好きだ…

親父と仲良く話す俊ちゃん
初めは俊ちゃんが殺されそうになるのではと冷や冷やしてしまった
だってテーブルをバンって叩くから
でも最初は明らかにキレてたかな
何でか分かんないけど

「俺はこいつを幸せにできますっ」

「…はっ…負けたよ」

おい

719  冬華  2008/07/27(Sun) 12:57
こんにちは。
またよろしくです。
sage進行でお願いします。

720  名無しさん  2008/07/27(Sun) 13:04
わ〜い!
また始まりましたね!
今度は俊篤結婚?!
スッゴく楽しみです!
よろしくお願いしま〜すw

721  冬華  2008/07/27(Sun) 14:22
小ネタみたいになりますがお付き合いくださいねw

─新婚生活─

僕たち、佐藤篤志と清木場俊介は結婚しました。
大好きな俊ちゃんに強引にプロポーズを受けてゴールイン
ヒロさんたちが結婚式を開いてくれたのだけど
ヒロさんは飲み過ぎるし、アキラは泣き出すし、マキさんは脱ぎだして襲いかかってくる(俊ちゃんがしめた)始末
まっちゃんに無理矢理誓いのキスをさせられ(頭を押さえられて俊ちゃんと)
ケーキに顔を突っ込まれ

でも楽しかったです
親父との一悶着
最後には「篤志はあげないっ!」なんて言われたけど母さんが一括して収まった

そして僕たちは今新婚生活を始めるため買い物に来ています

「俊ちゃん!」

「あ?」

「お揃いのカップ買おう…よ!」

722  冬華  2008/07/27(Sun) 15:04
「…ん、好きにして良い」

「えー俊ちゃんも選んでよ!」

手にしたマグは白と黒
俺たちみたいでしょ?

「これにしよ!ね?」

「(チラ)…」

俊ちゃんにマグを見せるとスタスタと歩いて行ってしまった
酷いよ…結婚しようって行ったの俊ちゃんじゃん…

「俊ちゃんのバカ」

ぼそりと小さな声で呟くと
俊ちゃんの足が止まった
無言で振り向いた彼は俺の近くに来て

「俺…こっち…」

黒いマグを手に取り会計に向かった

「俊ちゃん待ってよ!」

籠に丁寧に白いマグを入れて、彼の元へ急いだ

723  名無しさん  2008/07/27(Sun) 17:12
新妻あっちゃん、おそろのマグカップって乙女で可愛い
ぶっきらぼうなのにちゃんとあっちゃん色の黒を選ぶ俊ちゃんも可愛いですね


724  名無しさん  2008/07/27(Sun) 19:11
冬華さん!また書いてくださるなんて嬉しいです!
俊篤がまた見れる喜びったらハンパなぃです(*^□^*)♪

725  冬華  2008/07/27(Sun) 20:10
始まりました。
またお世話になります。

──
お揃いのマグ以外は同じものは買っていない
新しい家に引っ越した
真っ白な庭付きの平屋
うーたまも庭で駆け回れるくらい広いよ
4LDKてとこだろうか…広いな


「家…ピアノ置けるくらい?」

「うーん…あのさ音楽の部屋…お互いの作らない?」

と言う訳で広い家にしたかった
なんかどこかで話した理想の休日が叶ってしまった

俊ちゃんの音楽のための部屋
俺の音楽のための部屋

それぞれ違う音楽が存在する
それはどちらも侵すことはできない

「うん!広い!」

寝室…あとは客間にしとこうかな

726  冬華  2008/07/27(Sun) 20:25
ベッドは俊ちゃんがデカいの買うんだっていって
キングになった…
でか…
ま、その分部屋も広いからいいか

「たまご!」

たまごを追いかけて庭に飛び出す俊ちゃん
こっちは片付けしてるのに…

「俊ちゃん!片付けして!」

「お、お前のせいで怒られた…」

「たまごのせいにしない…さっきまでつり雑誌読んでたでしょ」

「…う…」

度々片付けをサボる俊ちゃん
俊ちゃんがやるとは思えないので自分で片付けます
潔癖ですから

「あ、俊ちゃんゴミまとめて」

「はーい」

727  名無しさん  2008/07/28(Mon) 10:44
何気にあっちゃんに尻にしかれてる俊ちゃん、しっかり者の新妻あっちゃん
2人とも可愛いですねー
続き楽しみにしてます

728  琉華  2008/07/28(Mon) 20:21
やあーん(;□;)
冬華様w
おかえりなさい。

また、書いてくれるなんて
すごく嬉しいです(泣)

楽しみにしてます。

更新、頑張ってください。

729  名無しさん  2008/07/28(Mon) 21:56
更新ありがとうございます!俊篤可愛すぎです☆ 2人の結婚生活ヤバいです!

730  tuna  2008/07/29(Tue) 09:15
冬華様!!
また冬華様のお話がこの掲示板で読めて嬉しいです(*^_^*)
恥ずかしがり屋の亭主関白な俊ちゃんと、
旦那様大好きな可愛い新妻あっちゃんw
続きが楽しみです!
更新頑張って下さい♪



731  tuna  2008/07/29(Tue) 09:16
>>730
スミマセン!!
sage忘れました(>_<)



732  冬華  2008/07/29(Tue) 11:31
皆さん感想ありがとうございます!
何度も言いますがsage進行でw
新妻あっちゃんあいらぁびゅーw

続き

「俊ちゃん、晩御飯の買い物行って来るよ」

引越しの片付けもひと段落して俊ちゃんはソファでぐてっとしている
あれから俊ちゃんも頑張ってくれて綺麗に片付いた

あとはダンボールを片して…っていう

「?…………俺も行く」

ソファから勢い良く起き上がり玄関に歩く俊ちゃん

「え?俊ちゃんも行くの?余計なもの買わないからね」

「わ、わぁってるよ!」

少しだけ耳が赤くなった俊ちゃんを後ろから眺めて
彼がサンダルを履いたのを見て俺も玄関に急いだ
近所のスーパー安いかな?

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新聞も取らなくちゃなぁ〜

733  冬華  2008/07/29(Tue) 11:42
「あっし〜…」

「ん?どうしたの?」

店内を2人で並んで歩く
俺の片手には緑色の籠
旗から見たら柄の悪い2人
これは夫婦に見えるのだろうか?

タンクトップの坊主に
甚平を着た髭

異色?

そんな中、俊ちゃんは魚と睨めっこ

「そんなに重要?」

「っだぁー!当ったり前じゃろ!」

さすが釣り好き
どの魚が良い魚って分かるよね

「今日は…ムニエルにしよう…俊ちゃん鮭、どれが良い?」

「ん〜………コレや!!」

自信満々にパックに2切れ入った鮭をを俺に差し出した

734  冬華  2008/07/29(Tue) 11:51
会計を済ませて袋に食材を詰める
ミネラルウォーター、パスタ、米、重いものばかり買ってしまった

レジ袋は3つになってしまった
一人ではとてもじゃないけど持てない

一番重い米の袋を持とうとしたら

「俊ちゃん?」

隣から手が伸びてきて袋をさらった

「早くしろよ」

「あ、…ありがとう」

俊ちゃんの手には米の袋と食材
俺の目の前には水3本

「大事な手傷つけちゃいけんからの!」

「…っはは」

自分の顔が熱くなるのが分かった

735  冬華  2008/07/29(Tue) 11:57
「俊ちゃん大丈夫?重くない?」

「へーいき〜」

俊ちゃんは重たい米の袋を持ちながら鼻歌を歌う
にゃにゃにゃにゃ〜なんてのも始めちゃって
少し懐かしく思いながら俊ちゃんの隣を歩く

なんで彼にはなんでも分かっちゃうんだろうか

彼は何で俺をさり気なく気遣ってくれるのだろうか…

「俊ちゃんありがとう」

「あ?別に…俺のあっしだし…」

彼の言葉に固まってしまう

「…へ?」

「俺の…じゃねぇのかよぅ」

「…っそうだよ!」

736  冬華  2008/07/29(Tue) 12:06
固まってしまい俊ちゃんと少し間があいてしまった少しの距離を走って追いつく

彼の左手の袋の片側を持ち半分こ

「半分こで良いでしょ?」

「…あっちゃんやっさし〜」

「俊ちゃんだけだよ」

「っは…知っとるわ」

歩いて家に帰ろう?
2人でただいまって言ってお互いでお帰りって言おうね

電話に出るとき「はい清木場です」って言って良い?

「清木場って名前カッコイイよね」

「佐藤なんかいっぱいおるからの」

「家族がいっぱいだね」

「…む」

「でも、今は清木場だね」
「お、おん」

737  冬華  2008/07/29(Tue) 12:12
「「ただいま」」
「「おかえり」」

2人で言い合って家に帰った
これからよろしくね

俊ちゃん

今日は鮭のムニエルと
南瓜の煮物と味噌汁かな


738  冬華  2008/07/29(Tue) 12:25
まだまだ新婚ですかね?
新婚旅行なんてお互い忙しいので行けず
今日もお仕事

今日は俺が先に帰宅

晩御飯の準備をしている

暑いので上半身裸でキッチンに立っているのだけど
この格好で料理をすると俊ちゃんに怒られる

何でなのか分からないけど

『ぴんぽーん』

味噌汁の味見をしていたらインターホンが来客を知らせた

「だれ?」

こんな時間に…誰だろう
モニターを覗いて誰かを

「マキさん!?」

マキさんとアキラがモニターいっぱいに顔を近づけてニヤニヤ
小走りに玄関に急いだ

739  冬華  2008/07/29(Tue) 12:31
「あつっ!?ちょ刺激強いよ〜あっちゃ〜ん」

そのままの格好ということを忘れてドアを開けてしまった
あ〜…

「篤志くん遊びにきちゃいました!」

お土産なのかなんか入った袋を俺に見せる
最近はこの2人に会っていなかったから新鮮に感じる
ソロの仕事があったから…久し振りだな〜

「あれ?俊ちゃんは?」

マキさんが玄関から中を覗き込む

「まだ仕事だよ」

「きゃーあっちゃん一人?」

「うん…あ、上がってく?」

「「うんうん!お邪魔します!」」

740  名無しさん  2008/07/29(Tue) 14:30
更新ありがとうございます
新婚ラブラブの2人カワイイです♪
隣の家に住んでベランダから一日中覗いていたいです(変態ですいません///)
続き楽しみにしてます

741  冬華  2008/07/29(Tue) 15:20
さて嵐がやってきました
俊ちゃんまだかな〜

続き

マキさんとアキラを中に通して取りあえずお茶を出す

「今日のご飯なぁに〜?」

お茶を啜るマキさんがキッチンにいる俺に声をかける
今日は…

「焼き茄子と鳥の照り焼きとサラダと味噌汁」

バランス良いでしょ?

「良いなぁ〜俺も食べたいな〜」

「あ、食べてく?マキさんとアキラにはなんか別の作ってあげるよ」

冷蔵庫を開けて食材を確かめる
ささみと…かいわれ大根
素麺茹でれば良いかな〜

「「はーい」」

742  冬華  2008/07/29(Tue) 15:35
「てかさすが綺麗だね〜お部屋」

マキさんがリビングのソファに座り伸びをする
引っ越してから忙しいから余計なもの出してないだけなんだけどな

「いや〜散らかってるよ〜あつっ!」

「篤志くん大丈夫!?」

茄子を焼いていたら油がはねた
手の甲にヒリヒリとする痛みが走る
俺の声にアキラが飛び出してきた

「いや、別に平気…アキラ?」

「あ、や…な、なんでも…な」

アキラが俺の手首を掴んで離してくれない

「アキラ?………わ!!バカ!」

手の甲にアキラの唇が付いた
ちょっと……え?あの…何してんの?!

「あー!アキラ人妻に何してんだよ!」

「っ!?ま、マキさん!?」

743  冬華  2008/07/29(Tue) 15:51
早くしないと茄子が焦げるんだけど…
邪魔…

「2人ともあっち行ってよ!できたら出すから!テレビでも見てて!」

「あー…」

「アキラのせいで怒られたじゃん」

「俺のせいっすか?!」

「邪魔!!!」

「「はい!」」

俊ちゃん遅いなぁ…
早く帰ってきてよ〜……
お皿に茄子を盛り付けながら溜息を一つ

さて、素麺…

744  冬華  2008/07/29(Tue) 16:03
「んまい!」

「篤志くん料理上手い!」

素麺とビールとささみとかいわれのつまみを出して美味しそうに食べてくれている

「良かった」

ダイニングテーブルに置いた缶ビール
もう既に3本は空
今は焼酎がグラスに入っている

笑顔の2人を眺めて俺は笑う

でも、これが俊ちゃんなら…と思ってしまう

Rrrrr…

突然携帯が鳴る

着信
俊ちゃん

「あ、…ごめんちょっと…もしもし?」
『お、あのさ』
「うん仕事終わった?」
『おん』

745  冬華  2008/07/29(Tue) 16:12
「お疲れ様」
『もう、終わってて…近くのコンビニ寄ったんじゃけ…何か買うもんある?』
「ん〜…今マキさんとアキラが来てて…だ『ぁあ!?』
「え?しゅ、俊ちゃん?」

電話の向こうで耳をつんざく馬鹿でかい声
え?なに?

俊ちゃんが怒ってる…
え?どうして?

「あ、卵と醤油買ってきてね。切れちゃったから」
『…あー!わぁったよ!すぐ帰る!!2秒で!』
「はいはい」

無理だよね〜
やった俊ちゃん帰ってくるってさ

「あっちゃん?俊ちゃん帰ってくるの?」

マキさんが焼酎を飲み干した後で
顔がほんのり赤い

「うん、もう少しかな?」

「あちゃ〜…残念」

746  冬華  2008/07/29(Tue) 16:26
「マキさん?」

手首を掴まれて何故かソファに座らせれる
マキさん?

白いソファ
俊ちゃんと新しいの選んだんだよね

てか

「マキさん何してんの?」

俺の隣に座って身体を寄せてくるマキさん
あの…

「まき…っ!?」

「あ〜んあっちゃん可愛い〜」

きゃーマキさんの顔が目の前に
しかも体が押し倒されてる〜!!

「マキさん!やめてよ!アキラ!!!たすけて」

「アキラはトイレ〜」

マキさんは俺の腕を押さえつけ
俺に馬乗りになる

「やだっ!」

747  冬華  2008/07/29(Tue) 16:35
ッバン

「眞木大輔〜!!!!!!!!!」

「あ、俊ちゃんお帰り〜」

俊ちゃんが帰ってきて上に乗るマキさんを引き剥がし
その表紙に物凄い音がしていたけど
俺のいる位置からは見えなかった

「あっし!大丈夫か?」

俊ちゃんは俺の手を取り体中を見る

「俊ちゃん…うん大丈夫…それよりお帰り」

「ん、ただいま」

目を閉じてお帰りのキスをした
優しく
今日は何度も重なる

ごめんね

「もう、俺のいねぇときにこいつら上げんな」

「ごめんね」

748  冬華  2008/07/29(Tue) 16:43
>>730-747

749  名無しさん  2008/07/29(Tue) 20:32
新妻あっちゃん狙われてる〜w
俊ちゃんも気が気じゃないねw

750  名無しさん  2008/07/29(Tue) 21:19
あっちゃんを守ってる俊ちゃんカッコいい
あっちゃん愛されてるね〜
新妻を狙っちゃうマキさんとアキラのキャラいいですね
どんどん狙っちゃってください

751  冬華  2008/07/29(Tue) 21:29
俊ちゃんを怒らせたいマキさん(からかいたいだけなのか…好きなのか)
アキラは本気で…(笑)

752  名無しさん  2008/07/29(Tue) 21:45
みんなから愛されてるあっちゃん。マキさんもアキラも愛するあっちゃんの為に本気で戦ってほしいな!

753  名無しさん  2008/07/29(Tue) 22:16
みんなで美味しくあっちゃんをいただいちゃってくださいw
みんなのあっちゃんだもん☆

754  名無しさん  2008/07/29(Tue) 23:27
あんな可愛いあっちゃん見たら、誰だって襲わずにはいられないかぁ〜 マキ兄やアキラの気持ちよ〜く分かるよ(^^ゞ

755  冬華  2008/07/29(Tue) 23:38
皆さんありがとうございますっ
まだまだいきますよ!

続き………

俊ちゃんのキスは好きだ
不器用に優しく
時には強引な

「…あー!!!俊くんちゅーしてる!うわー!!やだー!!嫌いだー」

「アキラうるせーぞ!」

アキラがトイレから帰ってきて第一声
何が嫌いなのか…

「てめぇら!人の女房に手出すたぁ良い度胸じゃのぅ」

「俊ちゃーんそんな人聞きの悪〜い」

マキさんは鼻血を出したまま笑う
怖いですー

「帰れっ!」

「いてっ俊くん痛いっす!ほらマキさん帰りますよ」

「えーやだー泊まってくー」

756  冬華  2008/07/29(Tue) 23:45
バタバタ暴れるマキさん
それを無理矢理玄関に連れて行く俊ちゃん
チラチラ俺を見るアキラ

「じゃアキラんち行く」

「はい?」

「うん決定〜俊ちゃん、あっちゃんお邪魔しましたー」

「御馳走様でしたー」

無事靴を履いて嵐は帰宅していった
良かった…

「たく…あいつら」

「あ、俊ちゃんご飯食べるでしょ?」

俺はキッチンに走り冷蔵庫を開ける

「おん…あ、」

珍しくキッチンに俊ちゃんも着いてくる
どうしたのかな…?

「あれ?お腹いっぱい?」

「だめだ…今すぐヤりたい!ヤるぞ!」

757  冬華  2008/07/29(Tue) 23:53
「ちょ!俊ちゃん!」

腕を引かれ寝室に連れて行かれる
これからっ!?
嘘?!

急すぎない?

「俊ちゃ…っ」

制止を求めようとしたが時すでに遅し
もう背中はベッドにくっ付き
あっと言う間に服を脱がされて
押し倒され

キスの嵐が降る

「っん…」

「マキさんにあんなことされたお仕置きや」

「あっ…俊ちゃ…っぁあ」


結婚して二度目のエッチがこんな流れって
もっと甘い雰囲気が良かった…
俊ちゃんはいつも強引だ
でも好き

758  冬華  2008/07/29(Tue) 23:56
突然の来客編おしまい

次は2人でお風呂に入ろうです

お楽しみに

759  名無しさん  2008/07/30(Wed) 09:39
更新ありがとうございます
俊ちゃんたら強引w
ラブラブの2人が可愛くてしかたないです

2人でお風呂に入ろう…
色々想像しちゃいますねー 
めちゃめちゃ楽しみです



760  名無しさん  2008/07/30(Wed) 12:27
お風呂…と言うことは、二人とも裸ですよね〜;
きゃーー//////;
鼻血でちゃうわ〜!?

761  名無しさん  2008/07/30(Wed) 19:13
うわぁ〜2人でお風呂とかまたラブラブ姿が見れるゥ〜!っていつも2人はラブラブかッ!(o^o^o)     続き楽しみにしてます♪

762  名無しさん  2008/07/30(Wed) 22:37
↑さげ進行だよ

763  冬華  2008/07/30(Wed) 23:41
皆様ありがとうございますw

一緒にお風呂に入ろう編
そうですねエロいかもしれません

まだまだ他にも
俊ちゃん遅いなー編
俊ちゃんのプロポーズ大作戦編〜俺の気持ちは瀬戸内海〜
喧嘩編〜仲直りはほっとミルクの味〜

などなどヤる予定

764  名無しさん  2008/07/30(Wed) 23:45
冬香様 いつも楽しく読ませていただいてますw
ネーミングセンスのすばらしさに笑ってしまいました(笑)かわいすぎますw
どのお話も、読めるのを楽しみにしております☆

765  名無しさん  2008/07/30(Wed) 23:49
↑お名前の漢字変換間違いです!冬華様、大変失礼いたしました!

766  冬華  2008/07/31(Thu) 00:26
一緒にお風呂に入ろう編
〜実際はやらしい意味でだぞ〜

俊ちゃんとの生活
楽しい

思った以上に大変だけど
楽しい

なんか近所のおばさんには気に入られちゃうし
隣の可愛い女の子(子供)には「あっちゃんおはよう」なんて言われちゃうし
好かれてしまった

だけどね最近ね俊ちゃんが一緒に風呂に入りたがるんだよね
いつもタイミングが合わなくて入らないけど

嫌って言うか
まぁ…恥ずかしいっていうか
いや、ちゃんとお互いの裸なんて見慣れてるし
だけどね…?なんていうのかな

「あっし!風呂入ろうぜ」

「ん〜…」

残念ながら今やることがない

767  冬華  2008/07/31(Thu) 00:30
なんで一緒にお風呂なのだろうか…
水道とガス代浮かすためかな?

正にエコだね!

俊ちゃんロックな人って常にそんなことを考えているんだね!
きっと俊ちゃんの大好きな長●の兄貴もそうだよね!

「うん、そうだね入ろう」

見ていたテレビを消して俊ちゃんを見る

「ほんとに?」

「うん!時間短縮」

「あ、やー…じか…んー…そうだな」

腑に落ちないような俊ちゃんの顔
え?もしかして…別の意味?

「やっぱい「だめ!さ!行くぞ!」

手を引かれ風呂場に直行!

768  名無しさん  2008/07/31(Thu) 00:46
>>1-50>>51-100>>101-150>>151-200>>201-250>>251-300>>301-350>>351-400>>401-450>>451-500>>501-550>>551-600>>601-650>>651-700>>701-750>>751-800>>801-850>>851-900>>901-950>>951-1000

769  冬華  2008/07/31(Thu) 00:56
「あっし!俺先にはいっとるけぇ」

「うん」

なんか恥ずかしい…
付き合ってたときも一緒に入るとかあったけどそれは俊ちゃんが勝手に入ってきて
あとはシて…立てなくなって洗ってもらった…恥ずかしいっ
そんなくらいだけど…

渋々服を脱ぎ風呂場の扉を開けた

「俊ちゃん?」

「あーやっぱ広い風呂はいいな!」

俊ちゃんは湯船でバタ足

コラコラ子供じゃないんだから
白いお尻が浮かんでます

「てか…あっしてシャンプー使うんだっけ?」

「っな!?使うよ!悪い?!」

「石鹸でええやないか!」

「良くないの〜!」

「俺が洗っちゃる!」

770  冬華  2008/07/31(Thu) 01:03
やめてと言っても伸びる手
この野郎わわ!

「やーめーて!わ!シャンプーの両おかしい!ぎゃー」

何でこんな坊主にシャンプー3回もポンプするの?
おかしいでしょ!

「ええからええから!」

んげぇ!俊ちゃんおかしい!なんかおかしい
顔!手が顔に…目見えない

「顔はいらなっ…ふが」

「あっし綺麗にしてやっから」

「…っん!どこ触ってんの?!」

「あー滑るぅ!」

「わざとでしょ!…ぁ!」

771  名無しさん  2008/07/31(Thu) 01:09
まさか...
りあるたいむ!!!!!

頑張って下さいッ♪

772  冬華  2008/07/31(Thu) 01:21
「手が滑った!」

「滑ったまんま!…も、…俊ちゃっ!…勃っちゃ…」

俊ちゃんの手が泡に包まれたまま俺の自身を掴んで緩く擦る
顔中泡まみれで目が開けられない
目に見えない手が自身を犯していく

「お…きた」

「実況いらないっ!」

「あっし可愛い〜」

「可愛くない〜…ぅう…ヤバイってば!」

反応をかすかに示す自身
俊ちゃんの手が熱い

「ええやろ、こんままやっちゃえば」

「ここで!?」

「おん」

773  冬華  2008/07/31(Thu) 01:26
俊ちゃんの手をどけようとするとソコに力を加えられ
抵抗しきれない

もう…やだよ

こんなとこで…

「ぁ……ぅ…っは」

彼の手は俺の気持ちいいところを知っている
何度もそこを攻めて緩めて
徐々に限界が近付く
目が開けられなくて前に屈んでしまう

「あっし…」

名前を呼ばれたら上からお湯が降ってきた
俊ちゃんがシャワーを捻ったのだろう
更に床に押し倒された

「イきたい?」

「…ぅ…イき…たい」

ようやく見えた俊ちゃんの顔に俺はついに折れた

774  名無しさん  2008/07/31(Thu) 10:36
更新ありがとうございます
お風呂でイチャイチャなんて・・・新婚さんはお盛んね///
最初からそのつもりの俊ちゃんとエコとか鈍いあっちゃん・・・2人とも可愛すぎ
読んでて顔がにやけっぱなしです
続き楽しみにしてます

775  冬華  2008/07/31(Thu) 12:24
感想どうもです!
いやー正に〜実際はやらしい意味で〜
になってますねw

続き

「俊ちゃっ……んぅ」

前を煽られながら口付けられる
どちらからともなく口を開き俊ちゃんの舌を受け入れる

「…っん……」

手が動く度に微かに声が漏れる

俊ちゃん
もっと

もっと

「っんん!!………」

「あっしはえーよ」

「…っ…は…ん…だって…」

こんなとこで…

「興奮したんだろ」

776  冬華  2008/07/31(Thu) 12:33
「う………もー俺だけじゃ悔しい!」

「は?あっし?」

「俊ちゃん立って!」

良いもん
俊ちゃんだけそうやってまんぞくしちゃってさ
いつもいつも

俺だってやればできるの!

「おい!おまっ…あっしっ!」

「俊ちゃんは黙ってろ!……」

俺は俊ちゃんの自身に手を伸ばし
それを口に含んだ
デカいよ…このやろ…

「っん…ん…」

先端を舐めてそして口に含む
いつもやってと言われても拒んでいたから
やりかたが分からない
それに…デカ…入らない…

「あっしっ…」

周りを下から舐めて、袋を手で揉む

777  冬華  2008/07/31(Thu) 12:42
「……ん………ぅ」

「…あーやっべー…」

また先端をくわえると

「っん!?…んぐっ!…ぁ…んーっ」

俊ちゃんに頭を押さえられて口の奥まで入る
や…喉まで俊ちゃんが…
苦しい

「んくっ……ぃ」

何時出し入れされて
俊ちゃんのモノが震えた

「やべ…イく」

「っ?!…ぁ…!?」

頭の拘束が取れて急いで口を離すと
白い白濁が…

「うわー」

「あー…」

顔に飛び散った

778  名無しさん  2008/07/31(Thu) 15:09
いや〜ん あっちゃんからのご奉仕・・・激萌///
「デカいよ…このやろ…」にふきだしてしまいました
冬華様の書かれるお話のキャラはみんな魅力的で大好きです
続き楽しみにしてます


779  名無しさん  2008/07/31(Thu) 19:51
更新ありがとうございます
あっちゃんのご奉仕、ヤバイですねw

780  冬華  2008/08/01(Fri) 08:47
だって俊ちゃんの大きいんだもんw
ご主人様には愛を注ぎます!

続き

「ん…ぁー…ヌルヌルする」

口の端や鼻の頭
頬、額に飛んだ俊ちゃんのザーメン
独特の匂いは風呂場だからか少ない

「…やらし…」

「……まずい…」

「ひっでーの」

口の端に付いたザーメンを少し舐めると
苦味が広がる
この味は何度味わってもだめだ
不味い

「あっし…」

「…俊ちゃん…」

良いだろの合図だ
名前を返せば良いよの合図

781  冬華  2008/08/01(Fri) 08:54
力を抜いて床に左手を降ろすと
カツンと指輪が当たる音がした
左手のこの音…
自分があなたのものだと実感する

「待って…」

「ん?」

腕を引かれ体を起こされた
更にそのまま湯船に引きずられた

「ちょ俊ちゃん!」

「お風呂H〜」

俊ちゃんは楽しそうに俺を浴槽の壁に押し付ける
この…Hの時だけ積極的なんだから
いつもツンツンしてるのにさ

まぁそこが好きなんだけど…

「俊ちゃっ」

「触るぞ?」

「っ…ん」

後ろに指が伸びた

782  冬華  2008/08/01(Fri) 09:00
小さな穴を割って、一本の指が入り込む

「っや…お湯っ…」

生暖かいお湯が体に入り込む
なんだ…気持ち悪いよぉ

「我慢せぇ」

「気持ち悪っ……んっ」

あまりの気持ち悪さに俊ちゃんにしがみつく
俊ちゃん離れないでっ

怖いからっ

「ぁ……」

783  名無しさん  2008/08/01(Fri) 11:10
お風呂プレイはまだまだ続きますね〜
萌どころがたくさんで嬉しいです
Hの時だけ積極的な旦那様とそこが好きな奥様・・・超お似合い(笑)
続き楽しみにしてます


784  名無しさん  2008/08/01(Fri) 11:30
Hの時だけ積極的wwww

785  名無しさん  2008/08/01(Fri) 12:48
私もHの時だけ積極的にウケましたw
冬華様面白過ぎ

786  冬華  2008/08/01(Fri) 16:36
「怖くねぇから」

頬を優しく撫でられ、キスをされる

「ん…」

なんで分かるの?
俊ちゃんはいつも優しくないけど…俺の痛みや、悲しみは気付いてくれる
そして何かしら言葉をくれる

それが彼の優しさ
俺は分かってる…いつも俺を見てて
俺も俊ちゃんを見てるよ

「あっし…」

「しゅ……ちゃっ…」

くっと中に指が入り込む
内壁を擦る指
前立腺を狙う

「…ん…」

「怖くねぇから力抜いてみ?」

「……ごめ…できな…ぃ」

787  冬華  2008/08/01(Fri) 16:56
あ、いつも感想ありがとうございますっ!
嬉しいですw
そうですね!俊ちゃん身体には正直だからwいけずぅw
ごめんなさいH長くて…いやらしったらありゃしない

続き

俊ちゃんは空いた手でタトゥをなぞる
ネイティブアメリカンの羽…輪郭…

首筋に甘い痛み
チリチリとする

「俊ちゃんっ…」

俊ちゃんが動くたびにお湯が揺れて顔にかかる

「…っぅ…ん」

指で広げられた穴に2本目の指が入る
またタトゥをなぞる

788  冬華  2008/08/01(Fri) 18:05
『僕は 紳士的に 愛を伝える…』

いわゆる愛の伝道師

「好きじゃ…」

「俊ちゃ…ぁ…」

一気に中をかき回されて身体がビクビクと反応する

「ぁ…っん…も…」

良いから
俊ちゃん

お願い

「俊ちゃんが良い…っ」

789  名無しさん  2008/08/01(Fri) 18:51
あっちゃんのセクシーなタトゥをなぞる俊ちゃん・・・想像すると萌えます///
Hは長くても全然いいです
むしろ長いほうがいい///

790  名無しさん  2008/08/02(Sat) 11:58
あっちゃんのエロい体はお風呂の湯気でもっとエロくなってるんでしょうね
俊ちゃんもたまらないでしょうw
今年始めのモバのお風呂写メ思い出しましたw

791  名無しさん  2008/08/02(Sat) 15:02
私もモバのあのお風呂の写真思い出しました☆あれは、エロかったですね!更新楽しみにしてます♪

792  冬華  2008/08/02(Sat) 20:26
みなさん感想どうもです。
エロ裸体は魅惑のボディ
更には興奮作用w
俊ちゃんも盛んになりますよねw
あの写メはやばかったですねw鼻血っ
>>791様感想ありがたいのですが下げてくれると尚嬉しいです。

続き

ぐちゃぐちゃにかき回されて
顔中に降る口付け
片方の手は胸や脇腹を撫でる

「っあ…も…もぅっ欲しい」

俊ちゃんに抱き付く
俊ちゃん、俊ちゃん

「しゃーねーな…」

俊ちゃんは一回だけ振れるだけのキスをして俺の腕を解く

「っん…俊ちゃん」

「今日どうする…?後ろ?」

「この…ままがぃぃ」

793  冬華  2008/08/02(Sat) 20:33
体はキツいけど
俊ちゃんが見えないのが嫌だから

だから

俺も見てね


「俺もこっちがええわ」

「っへへ…」

熱いよ
早くちょうだいよ

「俊ちゃん…早く」

「わーってるよ」

足を俊ちゃんの肩に掛けて彼を待つ
この体制はキツい
でも…気持ちいいから好き

「あっし…これ好きだもんな」

「え?…ぁ…ちょ…待っ…はや…ぃ!!」

「淫乱〜」

794  冬華  2008/08/02(Sat) 20:43
「…ぁ…んぅ…」

俊ちゃんのソレは更に奥に入り込む

「あっし…キツ…い…」

「ぅ…や…ぁ…俊ちゃ…」

湯船の壁に付けた背中
俊ちゃんの腰が迫る度、お湯が跳ねる

「っは…ぁ…」

「あっし…ちょ…動きにくいわ」

俊ちゃんはそう言うと俺に立つように言う
え?無理だから
もう立てないよ

「あっし…」

「ちょ…俊ちゃっ…んっあ」

彼は俺の足を片方だけ肩から外し立ち上がろうとする
え?

「まっ…ぁあっ」

片足はお湯の中…片足は彼の肩…AVかよ

795  冬華  2008/08/02(Sat) 20:55
俊ちゃんの肩にしがみつく
だけどお湯の中の足はガクガク震える

「っあ…立てな…っぃ!!」

急に腰をスライドし始める俊ちゃん
彼が動く度に内股に力が入りつりそうになる

「あっし…捕まって…ろよっ」

「ぁあっ…やっ…俊…ちゃ」

「お前…体やらけ…」

ガンガン打ち付けられる腰
肌ががぶつかる音
煽られる自身
しがみつくしか出来なくて

彼の首筋を
甘く噛む

これはセックスの時の俺の癖
気持ち良くなると決まって首筋に噛み付く
だから俊ちゃんの肩口には決まって噛み痕がつく

796  名無しさん  2008/08/03(Sun) 02:02
更新ありがとうございます

さすが新婚さん、激しいですね///
AVかよって・・・あっちゃんも観てるのねw
あっちゃんのHのときの癖、エロい///

続き楽しみにしてます


797  名無しさん  2008/08/03(Sun) 13:54
お風呂H…2人とも激しい(萌)

798  冬華  2008/08/03(Sun) 19:56
激しいっすか(笑)すいません。もう、ガチHですね。AVです。
もうSAのAVでも出しますか!(こら
正常位以外もねw
Hは気合いもいりますからwあっちゃんも男の子だもんwAVも見るし、スるの好きなはず(笑)

続き

「あっし…気持ちいい?」

「っん…も…ヤバ……ぃっ……気……ち…ぃ…っはぁ」

肩から足が外れそうになると俊ちゃんは膝の裏に手を入れて支える


もう、足に力が入らない
たぶんこのままイったら確実に立てないだろう

俊ちゃんに抱き付いて噛んだ痕を舐める
舌でチロチロと

離れて彼の顔を見ると
少し荒い息をして目尻が赤く染まり「どした…」と言う
恥ずかしくなって目線を少し下に向けると
彼の顎から汗の雫が垂れた

799  冬華  2008/08/03(Sun) 20:05
俊ちゃんが格好良くてドキドキしたなんて言えなくて

「もっと……んっ」

なんて柄にも無くおねだりをした
そしたら更に激しく腰を打ち付けて
何回も名前を呼ぶ

「ぁ……っは…しゅ…ちゃっ……好きっ」

「あっし…」

「俊…す…けっ…ぁあっ…」

中の俊ちゃんが熱くなる

頭の中が沸騰しそうなくらい熱くなって
凄い欲しいんだ
俊ちゃんの、ちょうだい

「あっしっ…ぁ…」

俺も限界が来て俊ちゃんの手に白濁を放った
同時に俺の中に俊ちゃんが流れ込んだ
あ、だめ…立てない

俊ちゃんが抜いて足を離したら立てない

800  冬華  2008/08/03(Sun) 20:13
自身を抜いて足を離された俺は
膝から力が抜けてストンと

「っ……ごめ…ん」

「大丈夫か?」

俊ちゃんの手が脇に入り俺を支えた

「…ん、でも…立てない」

「中出せるか?」

「……無、理…」

まだ整わない息を繰り返し
俊ちゃんの腕を撫でる

「…っし捕まっとれ」

俊ちゃんは俺に腕を回すように言うと
湯船から出て洗い場に立つ
俺をそのまま床に座らせてまた

「捕まっとれって」

と言った
ギュッと彼にしがみついた

801  名無しさん  2008/08/03(Sun) 21:12
更新ありがとうございます
SAのAV欲し〜い(笑) 
こんな可愛い2人のAVなら貯金全部おろしてでも買っちゃいますよw


802  名無しさん  2008/08/03(Sun) 21:31
あっちゃんの可愛いプリプリなお尻見たいなぁ・・・

803  名無しさん  2008/08/04(Mon) 08:19
あっちゃんお肌きれいだしプリ尻だし可愛すぎるし・・・
こんな欲望かけたてられる人っていないんじゃないかな?
あっちゃんが可愛く喘いでる姿見たいですね><

804  tuna  2008/08/04(Mon) 09:33
あっちゃん、ヤバイですね・・・!!///
可愛すぎますw
そして、俊ちゃんも男前(*^_^*)
続き楽しみにしてます♪


805  冬華  2008/08/04(Mon) 14:16
感想ありがとうございます。
なんかあんな感じで申し訳ないです。
普段あんまりエロを書く人じゃないので…。
表現でまだまだなところがありますがそこは寛大にと思います。
さてリリースはあるのか、あっちゃんの可愛いお尻は…、俊ちゃんの白いお尻も見所
わたし、俊ちゃんの血管の浮き出た腕が実は好きです。たくましん…wみなさんは…?(笑)

続き

俊ちゃんはシャワーを取りお湯を流す

「すぐ済むけぇ…我慢せぇ」

「ん…」

俊ちゃんの指が先程まで行為に使っていた穴を広げ、入り込む

「…ん……く…」

そして広げられたそこにシャワーが下から当てられお湯が流れ込む

「…っ!…や…」

806  冬華  2008/08/04(Mon) 14:22
処理は嫌いだ


気持ち悪いし

それに…

俊ちゃんが…

全部出てく

でも前に処理しなかったら発熱して腹を下して
俊ちゃんにめちゃくちゃ怒られた

「っやだ……ぁ」

怖くて俊ちゃんにしがみつく


「すぐじゃけ…我慢して」

「ん……俊ちゃん…俊ちゃ…ん…」


ギュッとしがみついて名前を呼ぶ

「…あ、…」

俊ちゃんが出て行く

807  冬華  2008/08/04(Mon) 14:34
俊ちゃんが流れた
俺の中の俊ちゃんが流れた

あーあ…
流れるそれを見たくなくて俊ちゃんにしがみついたまま泣いた
俊ちゃん
ごめんね…


未だ力が抜けて立てない俺は身体を洗われ
抱き上げられて今はリビングのソファにいる

「…いつも…泣いてるやろ」

「え?」

俊ちゃんが麦茶の入ったグラスを寄越し
言う

「風呂で…1人で…泣いてる」

「…うん」

「嫌?ヤるの…」

「嫌じゃないよ」

808  冬華  2008/08/04(Mon) 14:39
「俊ちゃん…ごめんね…全部ね…なくなっちゃうんだよ」

「…」

「ごめんね」

グラスをテーブルに置いて膝を抱え
顔を埋めた


「お前さ」

俊ちゃんの声が響く

「俺がなんでお前と結婚したか分からんの?」

鼻の奥がツンとする




「あっしなら分かるやろ」




「……ん」

809  冬華  2008/08/04(Mon) 14:42

知ってるよ…


俺も


そうだから



「俊ちゃん…好き」

「…ん」

ありがとう



お風呂おしまい

810  名無しさん  2008/08/04(Mon) 21:16
更新ありがとうございます
冬華様 エロシーン上手いですよー 萌えまくりです

俊ちゃんの腕、白い尻、あっちゃんのプリ尻…全部たまらなく好きです///

続き楽しみにしてます


811  名無しさん  2008/08/04(Mon) 23:19
新婚さん、最高〜
愛をひしひしと感じます

冬華様、ありがとう

812  冬華  2008/08/05(Tue) 13:27
お風呂編終わりました
2人には離れられない愛があるのねw
なんて勝手に思ってます。
あんな駄エロ読んでくれて嬉しいです。

次は
俊介腹を括るまでに遡り
俊介のプロポーズ大作戦〜俺の心は瀬戸内の海より広い〜
ですお楽しみに

813  名無しさん  2008/08/05(Tue) 18:29
冬華様
お風呂編お疲れ様でした
次回予告ありがとうございますw
プロポーズ大作戦編〜俺の心は瀬戸内の海より広い〜
ネーミングセンスありすぎですよ
楽しみにしてます


814  名無しさん  2008/08/05(Tue) 20:11
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>800-900

815  冬華  2008/08/06(Wed) 22:50
でわ

俊介のプロポーズ大作戦編
〜俺の心は瀬戸内の海より広い〜


うるせー

「…あー」

手を振り下ろして目覚ましを止めた

「…ーんー…」

頭をガリガリとかいて
目を開く

朝だ

ベッドから出てリビングに行く
ペタペタと床を歩く俺…眠い

「…ん?」

テーブルに紙が…昨日直してなかったっけか
違う

篤志だ

816  冬華  2008/08/06(Wed) 23:01
『朝方に仕事終わったから来ちゃったよ
 ごめんね。
 寝てるから起こさないで寝顔だけ見て帰ることにします。
 朝ご飯だけ作ったから食べてね。
 久し振りに顔見れて良かったよ。 あつし』


「アホが…」

俺はお前の顔見てねーっつの
あー
あいてーな

あいつが作った玉子焼きと
サラダと春雨の酢の物

白飯と味噌汁でいただいた

俺…
なにしてんだろ



「結婚する?」

思わず笑いがこぼれた

817  冬華  2008/08/06(Wed) 23:58
んー…

「んー…」

パソコンと睨めっこをしてみる
指輪…か…

篤志になんて言う?

結婚してください?
いやなんかしてくれなさそうじゃけどお願いしますみたいなの嫌だな

「んー…」

指輪…

あいつ指輪どんくらいのしてたっけ?

こんくらい、いやこれくらい、待て待てこれくらいか?

違うよなー

「んー…」

818  名無しさん  2008/08/07(Thu) 10:14
更新ありがとうございます
パソコンに向かって真剣に指輪選ぶ俊ちゃん・・・キュンときました
照れ屋な俊ちゃんのプロポーズ楽しみです

819  冬華  2008/08/07(Thu) 13:16
ここ最近あいつに会えない

『最近、仕事が忙しいから…ごめんね』

いつもお前から会いたいなど言ってくるけど
最後にはこの言葉

ちゃんと休んでいるのだろうか…

飯は食ってんのか…

一人で唄い出して
あいつの表情を窺えなくなった
だけど悩んでるんだろうなって空気はすぐ分かる

あいつほど分かりやすいやつはいない

「んー…」

なんて言って指輪…渡す…かな…



820  冬華  2008/08/07(Thu) 19:13
「清木場さん何見てるんすかー?」

「っ!??な、何も見とらん!」

来音に後ろからパソコンをのぞき込まれて慌ててインターネットを切る
これじゃエロサイト見とるガキみたいやね

「あーやらしいサイト見てたんでしょ」

ニヤニヤと笑うシュレックこと来音
見てねーよ

「見てねー…」

「じゃ何で隠すんですかー」

「別に…」

篤志にプロポーズすんだ
なんて言えたらいいんだけどなー

恥ずいから言えん


「性病かの」

821  冬華  2008/08/07(Thu) 19:40
唄い屋にからかわれ
それに言い返し

その日の仕事の後久し振りに篤志を家に呼んで会った
三週間ぶりか
ようやく忙しさが一段落ついたらしい



「俊ちゃん久し振りだね」

篤志は嬉しそうに俺に笑いかける
あわない間にまた


痩せたな…

「そうだな…寂しかったんだろ」

「ほんとだよー会いたかったんだよー」

篤志は笑う
ただ逢いたくて…ってか

篤志の手を見た

822  冬華  2008/08/07(Thu) 21:17
篤志の指には少しゴツい指輪が…


ちょっと前から考えてたんだよな
篤志がドラマの結婚式の映像を羨ましそうに見るから

俺も結婚したいとは思ってた
こいつならなんて

言いたいことは分かるし
悲しみも苦しみも分かる

だから一緒にいてやりたいって思う


「あっし…そのリング大切な奴だっけ」

「そう…友達からデビューのお祝い」

「ちょ、見して」

篤志の指から外れるリング
こいつはどんくらいのでかさ?

はめてみる

お、ぴったり

823  冬華  2008/08/07(Thu) 22:54
篤志にリングを返して

その日はのんびり俺の合宿の話を愉快に聞かせ
篤志は楽しそうに笑う

ぶち楽しかったどー

「シュレックが!」

「あれ?ライネくん?」

「歯軋りシュレック!」


あいつらはおもろいから会話には持って来い


プロポーズ…
俺も男じゃ!
やっぱプロポーズはビシッといかにゃならんから

俺の嫁になれ!

なんて…

824  名無しさん  2008/08/08(Fri) 03:25
俊ちゃん頑張ってー
続き楽しみにしてます

825  名無しさん  2008/08/08(Fri) 04:01
俊ちゃんビシッと決めたって!

826  冬華  2008/08/08(Fri) 07:18
おはよーございまーす
眠いっすね(笑)
さて腹を括った男…清木場
どうやってプロポーズするんですかね
俊ちゃん頑張って!!

続き

「あっし…明後日また会えるか?」

「明後日…は…うん大丈夫だけど少し遅くなるかも」

「いい、待っとる」

明日指輪…
いや
うん…マキさんに相談しよっかなー…

だめだめ絶対マイナスの答え出される

「どうしたの?」

「大事な話…あっから」

「…大事な…話?」

抱き締めて今すぐにでも側にいろと言いたい

827  冬華  2008/08/08(Fri) 07:27
何故か篤志の顔は引きつる


「?あっし…どした?」

「あ、いや何でも無いよ!」


あ、…
あの時みたいに
お前、なに考えてんだよ


「あっし?」

お前

篤志は何かから逃げるように立ち上がる

「ごめんねっ明日も早いからもう帰るね」


鞄を抱えてひきつった笑顔を浮かべて


「っおい!あっし」

「明後日ね!じゃ」

828  冬華  2008/08/08(Fri) 07:32


俺が


別れようって言うと


思ってんのか?


「なわけねー…」


あいつの顔

俺があいつのパートナーから降りたときの顔に似ていた

ちげーよ
もう二度とそんな思いさせねーから
俺と一緒にいてくれ

ずっと…




829  名無しさん  2008/08/08(Fri) 09:47
あっちゃん誤解しちゃった?
俊ちゃん頑張れー 

830  名無しさん  2008/08/09(Sat) 18:31
俊ちゃん早くプロポーズしてー
あっちゃん誤解して泣いてるかも…

831  冬華  2008/08/10(Sun) 08:52
あっちゃんは大丈夫なのかな…?
俊介!プロポーズしろ!

続き

次の日買い物に出た
友達に指輪を買いたいと言って良さそうなものをピックアップしてもらった

シンプルなホワイトゴールドのリングを探そうと思った

この際値段は気にしないことにした


友達に店に案内してもらいハシゴする
そいつには俺のを買うと言ってある


だけど
まぁまぁ…
俺の好みでもないし
あいつの好みでもない


「だめだ」

見つからない

832  冬華  2008/08/10(Sun) 20:30
そいつには悪いが帰ることにした

「はぁ…」

俺はガードレールに腰を預け
街を見る


親子連れ

カップル

篤志は

受け止めてくれるだろうか


空を見ると都会の空の空気が星を隠していた
篤志は今どこないるかな…


「どう…するか…な」

ヤバいなぁ…
明日は仕事だしな

俺は歩き出した

833  名無しさん  2008/08/11(Mon) 04:26
更新ありがとうございます
俊ちゃんどんな指輪を選ぶのかなぁ
早くあっちゃんを喜ばせてあげてー
続き楽しみにしてます


834  名無しさん  2008/08/11(Mon) 11:24
あっちゃんは俊ちゃんが選んだものなら絶対気に入るよ
あっちゃんの喜ぶところ早くみたいな

835  冬華  2008/08/11(Mon) 13:01
俊ちゃんの指輪は見つかるのか

続き

「あ…」

あれ…
良いかな…


いい…

「これいくら?」

「3000円です」

露店に並ぶアクセサリー
よくある感じの露店

しかもチンケな物ばかり

だけどなんとなく
これにした

喜んでくれっかな…俺の言葉も

836  冬華  2008/08/11(Mon) 13:07
シンプルなホワイトゴールドっぽいリング
ケースも何も無いけど

気持ちならあるんだけど


「だっせ……」

小さな紙袋に入ったリング
携帯を取りだして開く
あいつに

『明日何時に仕事終わる?』

と送る
20分後に

『23時』

と一言来た
機嫌悪いのか?

『24時に来て』

と送信した

絶対…来いよ

837  冬華  2008/08/11(Mon) 13:14
次の日
24時、0時を過ぎてもあいつは来ない
どうした?

終わったとも連絡もないし

いつもと違う

携帯を見つめていたら突然光った




『行けない』


行けない…?


俺は携帯と財布を掴み
ポケットにリングを突っ込んだ

『行けない』

今すぐ抱き締めてやらなければ
勘違いのネガティブ泣き虫は寂しさで死んでしまう

どこにいるかなんて分かる
逃げようったって無駄だ

838  冬華  2008/08/11(Mon) 13:18
『バーカ』

そう親指を動かし返信した
お前のことは一番分かってる

車に乗り込み夜の街を飛ばした


また泣いてるんだろ
分かってるから


俺は


お前が


いなきゃ


ダメだから


篤志

839  冬華  2008/08/11(Mon) 13:27
ある建物の前に車を停めた
車を降りて裏に廻り、裏の階段を見上げる

俺の予感が正しければこの階段にいるはず
躊躇い無く階段を上がる

鉄の階段が靴の音を奏でる
カツンカツン…

「っ……」

「あっし…」

階段に座る篤志がいた
顔を膝に埋めて泣いている

「っ…俊ちゃ…」

顔を上げて驚く篤志

「なにやってんだよ」

暗がりに光る頬

「…」

「…なんで…来ちゃう…のぉ…」

840  冬華  2008/08/11(Mon) 13:32
篤志に近付いて頭を撫でる
そうするとなた顔を膝に押し付け泣き出す

「泣き虫」

「泣いてないっ」

「バーカ」

「…」


息を吸った


「結婚するやろ?」

「へ?」

ガバッと顔を上げる篤志
きょとんと俺を見つめる

「帰るぞ」

「…俊ちゃっ…なに?ちょ…」

841  冬華  2008/08/11(Mon) 13:38
階段を降り始める
俺はこいつと結婚する
一生一緒にいる


「俊ちゃんっ」

階段を下まで降りて
篤志を振り返る


ポケットに手を突っ込み
袋からソレを出して投げた


「ほら」

「え、あ、わ………っ」

「…どう?」


見事キャッチした篤志は
一瞬驚いた顔を見せてあいつは笑った


「……っ嬉しい」

842  冬華  2008/08/11(Mon) 13:47
篤志は走って俺の胸に飛び込んできた
背中をさすり頭を撫でてやる

「別れようって言われるかと思った」

「俺はお前じゃなきゃ…無理だから」

「っ…ん…俺もだよ」


俺は細くなった篤志を強く抱き締めた

「……愛しとるっ」

「…っ」


篤志にプロポーズをしたそこは
俺たちの最後の場所

最後に歌った…CDを作った場所

そして俺たちの始まりの場所



おわり

843  名無しさん  2008/08/11(Mon) 14:04
更新ありがとうございます
俊ちゃん気に入った指輪もみつかってやっとプロポーズできて良かったね
素敵なプロポーズだったよ
あっちゃん良かったねー




844  琉華  2008/08/11(Mon) 19:01
お久しぶりです、冬華様w

久々にのぞいたら、大量更新されてて嬉しいです!


俊ちゃんのプロポーズ、感動して泣いてしまいました(;´д⊂)


冬華様の書く俊篤は最高ですw

845  冬華  2008/08/11(Mon) 19:34
感想ありがとうございます。
プロポーズ編終わりました。
俊篤大好きです!放浪CPで一番好きですわーw
あっさりプロポーズできた俊ちゃん
あっちゃんが泣いてたら
いてもたってもいられなくて男らしく言いました

さて次回は
ご両親にご挨拶編
〜息子さんを僕にください〜
です

846  名無しさん  2008/08/11(Mon) 22:49
うわ〜ん、自分がプロポーズされたかのように嬉しくなりました(涙)
俊篤最高です!
大好きです!
ご両親にご挨拶編もすごく楽しみです!

847  冬華  2008/08/12(Tue) 08:39
ご両親にご挨拶編
〜息子さんを僕に下さい〜

「あの…」

「あ、いらっしゃい俊くん」

篤志のお母さんが笑顔で迎えてくれた

「お久しぶりっす」

あーぶっち怖ぇ…
篤志の父ちゃんめちゃくちゃキレたらヤバそうだし
息子溺愛だし
長男だし

てか
可愛いしっ!!
可愛いしっ!!
俺だったら絶対手放したくないな

「親父ー…いるよね?」

篤志がリビングに顔を出し、篤志母に聞く

「なんかさっき出掛けた…」

848  冬華  2008/08/12(Tue) 09:29
「は!?出掛けた?!どこに!?」

「知らなーい…拗ねちゃったんじゃない?」

「…クソジジイ…」

篤志はソファに腰を降ろしブツブツと文句を垂れる
おい、挨拶すんの俺やからね

「俊くんも座って?」

「あ、ども」

篤志の家族とはそれなりに仲良かった
だから会話も弾んだ
妹もいて…

「篤志から聞いてびっくりしたー」

「お兄ちゃん俊さんと結婚するの?」

「俺の嫁っす!」

「「え」」

「えー?」

「そうなんだ…」

849  名無しさん  2008/08/12(Tue) 11:15
冬華さま、更新ありがとうございます
俊ちゃんの「可愛いしっ!! 可愛いしっ!!」に笑ってしまいました(笑)あっちゃんにベタぼれりですねっw
どうやってパパを説得するのか、楽しみにしておりますw

850  名無しさん  2008/08/12(Tue) 23:11
更新ありがとうございます
私も可愛いしっ!!可愛いしっ!!ツボリましたw
冬華様の書かれる俊篤、可愛くて大好きです☆
続き楽しみにしてます

851  tuna  2008/08/13(Wed) 10:59
更新ありがとうございます♪
冬華様の書かれる俊篤最高ですw
私も「可愛いしっ!!可愛いしっ!!」ヒットしました☆
お父さんがどう出るのか・・・笑
続き楽しみにしてます(^_^)v


852  冬華  2008/08/13(Wed) 18:26
皆様感想ありがとうございます。
だってあっちゃん可愛いんだものw
可愛いしっ!!なんて言っちゃいますよw皆さん

続き

篤志の親父さんはどこかに出掛けてしまったらしい
それにしても帰ってこない

俺が篤志の実家にお邪魔して二時間


あの親父はどこにいるんだ

「親父まだ?」

篤志がキッチンで食事の準備をするお袋さんに聞く

「だから知らないわよ」

「お兄ちゃんが結婚しちゃうからだよ」

妹も言うソファでのんびり座りながら笑う

「俺とな!」

「俊くんで良かったわ」

853  冬華  2008/08/13(Wed) 18:45
篤志のお袋さんが出来上がった食事を持ってきた

「おか、おか…」

「わたしのことはお母さんて呼んでね」


にこりと笑う篤志母
よく似た顔がいる

「……お母さん」

「なぁにー??」

そうするとタイミング良く声が聞こえてきた

854  冬華  2008/08/13(Wed) 19:43
「…ただいま」

「お帰り」

お、親父…
もう一度
お、親父ぃ…
リビングに進入してくる強敵
立派な髭でいらっしゃる…

「こんばんは」

「こんばんは」

普通に笑顔で迎えてくれた親父さん
奴はおかんに挨拶をし篤志を見て満面の笑み


「親父遅ぇーよ」

「篤志ー!!お前…こんな細くなって…っ」


「ぎゃっ!!気持ち悪っやめろ」

だけど痩せた篤志を見て抱き締める親父
親バカ…
さすが名刺に息子の顔入れちゃうだけあるわなっ

855  名無しさん  2008/08/14(Thu) 13:33
>>1-100>>101-200>>201-300>>301-400>>401-500>>501-600>>601-700>>701-800>>801-900>>901-1000

856  名無しさん  2008/08/15(Fri) 06:28
更新ありがとうございます
あっちゃんパパ 息子溺愛してますね〜
名刺の話…Mステで俊ちゃん楽しそうに話してましたね(^∇^)
あっちゃんパパはすんなり結婚認めてくれるのか…
俊ちゃん頑張れー

857  名無しさん  2008/08/16(Sat) 19:51
あっちゃん可愛いから、あっちゃんパパも手放したくないだろうね
俊ちゃん頑張って

858  名無しさん  2008/08/16(Sat) 20:22
感想ありがとうございますw
遂に篤志パパ登場しました
そりゃもうマキ兄やアキラくんより手強いでしょう(笑)

続き

「あの…お久しぶりっす」

俺は篤志に抱き付く親父に話しかけた
篤志は俺のじゃボケっ!!
離さんかい!!

「おー…俊介くん…か…よく来たね」

顔のひきつる親父さん
話は聞いているのか…
おれあんたの息子と結婚するんです

俺を見る親父さん
篤志は離さない

「ちわ…お邪魔してます」

「ゆっくりしていきなさい」

俺の篤志離せよう…

859  冬華  2008/08/16(Sat) 20:34
名前入れ忘れました
※※

そして篤志が隣に座り
篤志の両親が向かいに座る

あー緊張してきた
さっきまで笑って飯食ったりしてたけど
ついに言わなければならない瞬間が


「あっ、あ、あの……」

「っぷ…」

うぐ
声裏返ったー!!!

も、もう言うしかない

「お父さん…」

はて、お父さんと呼んでええんか?

「あ、篤志をください」

「嫌だ」

860  冬華  2008/08/17(Sun) 12:35
「しゅ、俊ちゃん!?」

篤志が俺の顔を驚いた顔で見る
急すぎるって言いたいんか?!
来る前に言ってあるけぇ大丈夫じゃろ


てか嫌だっつった
このやろう

「あの…俺は篤志を貰います」

「嫌だ」

「篤志はわしのじゃ!!」

「俊ちゃん!!」

俺の発言に篤志が俺の腕を掴む
俺は椅子が吹っ飛ぶのもお構いなしに親父に食ってかかる
ヤベー久し振りに興奮が…

「あっしは俺が幸せにできるし、あっしがおれば…俺は幸せっす」

861  冬華  2008/08/17(Sun) 13:12

「俊くんは…篤志が好きよね?」

俺を宥めるように
お母さんが優しく聞いてくれる
それに答える
答えは決まっている


「当たり前じゃ…あ、や…っす」


頭をかいて目をそらした

「…」

篤志は恥ずかしいのか顔を俯かせる
耳が赤い

普段の俺ならこんなこと言わんし態度も良くねー
篤志の愛にも充分に応えてない気がする


「俺…こいつ好きじゃけぇ…なっ」

俺は篤志を見て笑う

「……っうん」

862  名無しさん  2008/08/17(Sun) 16:22
更新ありがとうございます
あっちゃんパパにまでやきもち焼いちゃう俊ちゃん可愛い
あっちゃんパパ・・・「嫌だ」って(笑)

863  名無しさん  2008/08/19(Tue) 10:25
俊ちゃん男らしくてカッコいいー
あっちゃんパパ手強いけど、俊ちゃん頑張れ
 

864  冬華  2008/08/20(Wed) 07:53
感想ありがとうございます
俊ちゃん頑張ります!

続き

篤志が笑顔で頷く

「息子さんを…下さい」

親父さんに向き直り頭を下げた



なんて言われっかな

「結婚していつも笑ってられるようにいきます」

「俊ちゃんがいれば楽しいよ」

篤志の言葉に親父さんが顔を上げた

「約束できるのか」



「もちろん」

尾崎に誓って

865  冬華  2008/08/20(Wed) 08:04
なんとその後お許しが出まして
俺は見事篤志を嫁に貰う権利を得たわけだ

自慢の女房と結婚式はヒロさんたちに開いてもらい

2人して純白のスーツ着て

ドンチャン騒ぎ

マキさんは相変わらず篤志狙いだし
仲人はマキさんで篤志のことしかしゃべんねーし
アキラなんてずっと「篤志君綺麗だよ!」って泣いてるし
篤志は可愛いし…のっ!!



何度も指輪を見て照れ笑いするあいつの姿見たら3000円の指輪で情けねーなって

みんないて
親もいて
何だかんだ言って祝福してくれて

「ありがとう」

866  冬華  2008/08/20(Wed) 11:48
篤志が笑いながら一言言った
なにに対してのありがとう?

でもなんとなく分かる
俺も言うよありがとうってな
生まれてきてくれて、出逢ってくれて、好きになってくれて、離れないでいてくれて

篤志でいてくれて

心から…ありがとう





「俊ちゃん!誓いのキスは?」

まっちゃんに肩を掴まれて急かされる

「え?!マジで?」

ここで?いやー
篤志を見ると首を大きく横に振って拒否
顔は真っ赤付き

867  冬華  2008/08/20(Wed) 11:58
「はいはーい恥ずかしがらなーい!」

頭をホールドされてそこまで時間はかからなかった
高速でくっ付く唇

周りの手を振り解いて篤志の頭を抑える


「っん……」


めっちゃ濃いーのかましてやった
篤志の目がトローンとするやつ


「しゅ…ちゃ…」

最高の眺め!


「幸せにすること、ずっと一緒におることを誓います!」



誓います

神なんか信じねぇけどな


おしまい

868  名無しさん  2008/08/20(Wed) 16:12
更新ありがとうございます
俊ちゃん…尾崎に誓ってって…(笑)
あっちゃんパパのお許しもでて良かったね
結婚式の様子が可愛くて幸せな気分になりました


869  名無しさん  2008/08/21(Thu) 18:16
2人とも幸せそう♪
結婚式でめっちゃ濃ーいキスをかましちゃう俊ちゃん(笑)
2人とも式終わるまで我慢できた?

870  冬華  2008/08/21(Thu) 19:59
はいっ
無事結婚式が終わりました
父ちゃんには駄々をこねられ実は最強のママさんに一括されお許しが出た次第です。
篤志は会場でちゃんとJOYを歌い
俊ちゃんはありがとうを唄ってくれました
回想編はここでお終いです!
幸せな二人に乾杯!曲は長渕の兄貴でどうぞ
次回は喧嘩編
〜飾りじゃないのよ涙はー〜
です
いつもの些細な理由じゃないのよ

お楽しみに

871  冬華  2008/08/22(Fri) 09:35
「もう俊ちゃんなんか…知らない」

「勝手にしろ」

俊ちゃんがいけないんだ
大事な日を忘れるから


俊ちゃんのバカ


喧嘩編
〜飾りじゃないのよ涙は〜


「で、今日はどうしたの?」

「……」

泣きながらやって来た
ここはメンバーのウサ…うっさんの家
他の人の家は怖いから行かない

彼の家に来たわけは

単なる喧嘩なんだけど
そんな単純な内容じゃないから

872  冬華  2008/08/22(Fri) 09:42
「…」

「話さなきゃ分かんないよ?」

「だって…ぅ…ぐす」

思い出すとまた涙が溢れる
膝を抱えて小さくなる


俊ちゃんが悪いんだ
俺はずっと楽しみにしてたのに

「そういえばもう一年?だよね」

優しく優しく問いかける声に体がピクリと反応した
うっさんは何でも分かる
マキさんもそうだけどどこか違う

「…っ」

「そっか…俊ちゃん覚えてなかったんだ」

「うっさーん…」


そうなの
女々しいけど大事な日だもん

873  名無しさん  2008/08/22(Fri) 11:35
あっちゃんわかるよ!
記念日忘れられるとショックだよね
俊ちゃん早く謝っちゃいなよー
続き楽しみにしてます

874  たま  2008/08/22(Fri) 14:47
冬華様 はじめまして。
記念日忘れられちゃって泣いてるあっちゃんが可愛いっ。
いつも楽しく読ませていただいてます。
更新楽しみに待ってます。

875  冬華  2008/08/22(Fri) 16:36
今日から感想にお返事書きますねw
>>873
記念日大事ですよねwしかもこの記念日…。
俊ちゃんはいつ気付くのですかね
いやはや

たま様
はじめたまして←打ち間違えw
初めましてたま様。だって楽しみだったんですもの
仕方ないじゃない(泣)飾りじゃないのよ涙は…はっはーん

───

876  冬華  2008/08/22(Fri) 16:52
そうだ
思えば俺はこの日を楽しみにしていた

結婚して一年が経つんだから


俊ちゃんにプレゼントも買った
シンプルなネックレス
俊ちゃんに似合いそうだと思って前から狙っていたんだ

メンバーにも聞いてどこにあるかも調べて

なのに


俊ちゃんは昨日の記念日を忘れていた
いくら待っても
結婚記念日の言葉が聞こえない
俺から言えばいいんだけど
お互いが分かってない記念日なんて…


怒りなのか悲しみなのか分からない感情にまかせて
俊ちゃんを無視した

『おはよう』も『あっし』て呼び掛けも

877  冬華  2008/08/22(Fri) 17:03
だけど悲しいし
ムカつくし

今まで記念日忘れたことなかったじゃん
付き合ってもう四年
実質付き合っていたのは三年


俊ちゃんは何だかんだ言って記念日には必ず愛をくれた
プレゼントもくれたし
いつも言わない愛してるをたくさん言ってくれた

幸せな記念日だったんだ
だから今年は何かあるんだと期待してたから
俊ちゃんの帰りを待っていて

『お帰り』『ただいま』

それだけ?
待っても待っても言葉が聞こえない…次第に募るイライラ
態度にも出てしまいお茶を注いだ湯飲みをテーブルにガツンと置いたら

『あっしなに怒っとんじゃ?』

この言葉に我慢が切れてしまった

878  冬華  2008/08/22(Fri) 17:10
椅子をわざと音を立てて引いて
荒々しく扉を開閉して風呂に向かう

そのまま寝てしまおう

『知らないっ』


早々とベッドに入り込む
眠りについて暫くしたら

『なに怒ってんだよー』

と揺すり起こしてくる
あーもーっ!!眠いしムカつくから触るなよ

『触らないで!!』

手を払いのけてシーツを被る

『んだよ………お休み』

気付いてよ
バカバカバカ
俊ちゃんのバカ!
きら………好きだけど
今は嫌い!

879  冬華  2008/08/22(Fri) 17:18
朝起きて普通に接する俊ちゃんを無視した

『おい、無視すんなよ』

『…』

不機嫌な顔で無視をすれば俺がまだ怒っているか分かる
用意したプレゼントは鞄の中


『なんなんだよお前』

俊ちゃんがイライラしたようにテーブルを叩いた
分かってたから驚かなかった

『…』

『いい加減にしろよ』

『バカ』

『は?』

『俊ちゃんのバーカ!』

そりゃもう憎たらしく言ってやった

『俊ちゃんのバカバカバカ!』

880  冬華  2008/08/22(Fri) 17:25
『お前なっバカバカ言っとったら分からんじゃろ』

『うっさいバカ』

『なんなんだよ!てめーがバカなんじゃ!こんアホ!』

『俊ちゃんがバカなんだー!!もう…知らないっ』

涙が出そうだ
何で分かんないんだよ
こんなに大事な日なのに

『もう知らん勝手にしろ…』

『…俊ちゃん…っ嫌い…』



涙が床にぽつりと一つ落ちた


『昨日何の日だよ』

俺は携帯と財布とキーケースを掴み家を飛び出した
知らない


バカ

881  名無しさん  2008/08/22(Fri) 18:23
更新ありがとうございます
初めての結婚記念日を忘れちゃうなんて俊ちゃんが悪いよ
あっちゃん拗ねても可愛い
続き楽しみにしてます

882  名無しさん  2008/08/22(Fri) 18:37
篤志可愛すぎる〜(笑)
『バカ』を言い合う所が子供の喧嘩みたいで可愛いです。
篤志乙女ですねー。

883  名無しさん  2008/08/22(Fri) 20:58
あっちゃん、家を飛び出してしまった(・・;)俊ちゃんはやく思い出してッ! でもバカバカ言うあっちゃん可愛い(*^_^*)

884  名無しさん  2008/08/22(Fri) 21:35
更新ありがとうございます☆
私も拗ねてるあっちゃんかわいいなあって思いながら読ませていただいていましたが、最後のあっちゃんの涙と「昨日何の日だよ」にキュンときて思わず涙ぐんじゃいました(泣)それで愛を計るつもりはなくても、大切な日だもん…気持ちを確かめ合いたかったんだよねー(泣)気付いて追いかけて俊ちゃん!
続き楽しみにしています☆

885  冬華  2008/08/23(Sat) 00:25
>>881
俊ちゃんたら酷いんだからw
一年経ってもまだまだ新婚さんですよ
かわいい喧嘩しちゃうんですからね♪
早く俊ちゃん謝らないとー

>>882
俊ちゃんのバカって言ってほしくてつい…(笑)
あの二人の喧嘩低レベルそうな感じでつい
あっちゃんはいつでも乙女ですよw

>>883
あっちゃんは朝っぱらから家を飛び出しちゃいましたね
多分まだまだ帰りません。
可愛いですか。ありがとうございます。

>>884
そうなんですただ2人でお祝いしたいだけなんです!
俊ちゃんが自分のこと好きなの分かってるけど俊ちゃんの愛してるを聞きたいんです!(私も
あっちゃんは俊ちゃんがいれば幸せだからこれからもよろしくをお互いに言いたいんですよねー☆

886  冬華  2008/08/23(Sat) 09:47
「で、俺んちにこんな朝っぱらから来たの?」

うっさんにコーヒーを出してもらい
それに口を付けて頷く

だってうっさん優しいんだもん


「だって…だって…結婚…き…ねん…」

喋ってるうちに涙が溢れてきた
ただ俊ちゃんとお祝いしたかっただけ
俺のこと好きなんて聞かなくたって分かるよ


俊ちゃんが好きだもん


「ほら泣かないで」

頭を撫でる彼の手が暖かい


「…ごめ…ん…っう」

「泣いてる理由は分かるから」

887  冬華  2008/08/23(Sat) 09:58
「俊ちゃーん…わー!俊ちゃんのバカっ!…」

「はいはい」

「でも…好きな…の」


ほんと俊ちゃんと付き合いだして女々しくなったな
元から女の子みたいなとこはあったみたいだけど
俺自身は男だし…

でも俊ちゃんを想う気持ちは凄くて


「篤志…今日は仕事あるんじゃないの?」

「…え、あ」

うっさんの言葉に俺は携帯を見た
時間は…11時23分

ヤバい

「今日…カラー…」

888  冬華  2008/08/23(Sat) 10:03
今日は12時30分からスタジオでリハが入ってる
ヤバい…でもここからいなくなったら
俺はどこに帰れば良い?


「早く行ってきな?」

うっさんの優しい声に頷けない
でも早く行かなくちゃ
マネージャーにはタクシーで行くからと言ってあるし

「う…」

「待っててあげるから」

「ほんとに?」

うっさんの言葉に安心して笑う

「俺今日はお家でお仕事」

「うん!」

「行ってらっしゃい」

889  冬華  2008/08/23(Sat) 10:06
side SHUNSUKE

あ、篤志が出て行った

おいおい

始めあいつが急に怒り出してさ

で…シカトして
更に不機嫌な顔しやがるし

バカバカ言うけぇ

知らんて言った


そしたら泣き出してしまった


『昨日…何の日だよ』

890  名無しさん  2008/08/23(Sat) 13:23
更新ありがとうございます
うっさん優しいー
「でも…好きな…の」って・・・あっちゃん乙女で可愛い
俊ちゃん早くあっちゃん迎えに行ってー




891  冬華  2008/08/23(Sat) 13:27
昨日…って何の日だ…

頭の中をフル回転させる

部屋を見渡し
確認する


篤志が出て行った扉
開きっぱなし…


泣かせた…

多分俺が悪い

あいつは理不尽に怒ったりしない
だから…

PRRRR…

あ、電話だ
誰だろう

眞木大輔

「もしもし」
『はい!もしもし!』
「あによ?」

892  冬華  2008/08/23(Sat) 17:38
あーもう…こんな時に…

『おめでとう!』
「マキさん俺忙しいんやけど」
『なんでー?お祝いの言葉聞いてよー』
「うっさいわ」
『はいはいはい』

何なんだよ何でおめでとうなんだよ
ムカつくわ

「なんでおめでとうなの?」

少し怒気を含んだ声で話す
自然とそうなる

『え?…だって結婚記念日じゃん…昨日』
「へー誰の?」

誰の?結婚記念日?


『俊ちゃんとあっちゃん』



「え?」

893  冬華  2008/08/23(Sat) 17:49
>>890
ありがとうございます
早く俊ちゃん走れー!!
だって好きなんだもんw

続き

マジ!?

俺と篤志の?!
いや記念日って10月14日じゃなかったっけ?
嘘…
あ、結婚記念日は違うわ


『俊ちゃんまさか忘れてたの?』
「ちが…あー…マジで?うわー…」


完璧におれの勘違いやわ
だからおこっとった…納得
あー…今どこにいる?

『そりゃ最悪だよー…あっちゃんは?』

894  冬華  2008/08/23(Sat) 18:03
「泣いて…出てった」

電話越しに聞こえるマキさんの頭を抱えるようなあちゃーと言う声
どうしよう
どうしよう

あいつは俺の言葉を待ってて

だから怒ってて


「マキさんどうしよう…俺…あー…」

頭をかきむしるけれど
泣きたくなる


アホアホ
俺がアホじゃ!

『謝りに行かないと…だろ』
「…うん…マキさんありがとう」
『後でお仕置きね』

マキさんの電話を切って考える

895  名無しさん  2008/08/23(Sat) 20:16
俊ちゃん記念日勘違いしてたんだw
あっちゃんに謝って早く仲直りしなきゃ

896  冬華  2008/08/23(Sat) 20:56
>>895
そうなんですw勘違い俊ちゃんなんですw
さーてこれからどうするのかな〜?

続き

篤志はどこにいる?
あいつが出て行って3時間
今は11時50分

電話して出るだろうか…

少し不安な気持ちでダイヤルする

「……」


篤志…


ごめん

ガチャ
「あ、あつ…」
『…現在電話に出ることがで…』

腕をダランと下げて落胆する

897  冬華  2008/08/23(Sat) 21:06
家で待っていてもあいつは帰ってこないだろう…絶対に
前にも喧嘩して帰ってこないことがあった

その時は

マキさんの家には行くなって言ってあるからソコじゃなかった
アキラも…

あいつも怖いから一人じゃ行かないだと


あ、絶対うっさんとこだ


俺は電話帳のフォルダ…う行

「あ、もしもし?」
『酷い人がかけてきた〜』
「そりゃないっしょ…とも言い切れない」

やっぱり
あいつはうっさんのところにいる

「あっし…来た?」
『来たよ…泣いて大変だったんだ〜』

う、ごめん…
マジすまん

898  冬華  2008/08/24(Sun) 10:46
てことはうっさんの家に帰ってくるんじゃろ?
待ってるかな…

「うっさん今日は何かある?」
『……』
「お願いだから黙らないで!」

嫌そうー…いつもいじってるのにいじられちょる…

『家で仕事』
「じゃ行く、今から」
『俊ちゃん仕事は?』
「…明日でも良いから」

うっさんは諦めたように笑いながら了承した
恩に着るよ…マジ助かる
持つべきものは心通わせた仲間じゃ


っし…
行くかな

あ、

899  琉華  2008/08/24(Sun) 12:26
あっちゃーんw
可愛いw

冬華様が書くあっちゃんいつも可愛いすぎます!

はやく仲直りしてラブラブなところを、みせてほしいですね!


余談ですが、結婚記念日があたしの誕生日だったので、ちょっとうれしかったです(笑)

900  冬華  2008/08/24(Sun) 13:11
琉華様
お久し振りですねw
仲直りできると良いですねw
初めて喧嘩ネタを書きましたけども…

あと残念なことに…
まだ結婚記念日をきちんと設定してません…(ごめんなさい
付き合った記念日は10月14日と勝手にしてしまいました(笑

901  名無しさん  2008/08/24(Sun) 19:59
俊ちゃん早くあっちゃん迎えに行ってー
続き楽しみにしてます

902  冬華  2008/08/24(Sun) 20:42
>>901
早く仲直りできるといいねって感じですよね!
待っててくださーい

続き

「お邪魔しまーす…うお…うっさん何気に良いとこ住んでるね」

うっさんのマンションに到着して誉めてみた
前にも来たこと何回もあるけど

「何回も来てるでしょ?」

笑ううっさん
篤志がここに泣きにくるのもわかる気がする


「で、それなに?」

「カレー作る」

お礼にカレー作るよ…と思ってカレーの材料を買ってきた
俺のカレーはめちゃ美味いど!!
らいねとしょーたもめちゃお代わりしよったからの

「どうぞ…おれ仕事しなきゃいけないから何かあったら呼んで?」

903  冬華  2008/08/24(Sun) 21:07
そう言ってうっさんは別の部屋に入る
大変だな…

篤志…大丈夫かな


また泣いてないだろうか


キッチンに入りビニールの中の玉ねぎを掴み転がす
喧嘩したら必ずカレーなんだよな
悪かった方が作るんだよな
決まりはないけどそうなってて

またカレー

仲直りのカレー


「ごめんな…」

プレゼントはまた今度だな

904  冬華  2008/08/25(Mon) 00:13
side ATSUSHI

タクシーから降りてスタジオを見上げた
携帯の時計を見ると12時05分だった

でも今日は腕時計もしてなければ
アクセサリー一つ身につけていない
服もTシャツに短パンにスニーカー
手抜き丸出し


だけど指に輝くあるのは俊ちゃんがくれだホワイトゴールドの指輪


俊ちゃん
俊ちゃんもお揃いの買いに行ったよね
安物だからって買いに行くの渋る俊ちゃんがおかしかったね
値段なんか関係ないよ
やすい割には良いリングだよね
毎日付けてるよ

「おはようございます」

「あ、タカおはよう」

「…っわ…大丈夫ですか?」

905  冬華  2008/08/25(Mon) 00:21
「何でもないから」

俺の顔を見て驚くタカ
あ、ヤバいサングラス忘れた…
目が重い…
多分目が相当腫れているのだろう

うっさんに借りてくれば良かった
あー…こんな顔ではみんなに何を聞かれるか分からない


「はい、どうぞ」


タカは何も聞かずに胸にかけていたサングラスを俺に渡す
あ…


「ありがとう…」


有り難く受け取ってそれをかけた
仕事は泣かない
やらなければ…

携帯には俊ちゃんからのコールがあったが出ることができなかった
着信を切った

906  冬華  2008/08/25(Mon) 00:32
「…そうだね…うん」

「あーはい…はい」

リハーサルは無事進み何事もなく終わりに近付いた
そして最後の確認を終えて終了になった


「お疲れ様でーすっ」

「お疲れ」

「あ、篤志さん今日手抜きっすか?」

終わりで帰り支度を済ませたゴリポンに言われた
鋭い…


「あー…や…」

「寝坊したんだって…ね?」

「あ…そ、そうなんだ」

どう言い訳しようか考えてたら
タカが助けてくれた

「なんだー…てっきり俊介さんと喧嘩したかと思った」

907  冬華  2008/08/25(Mon) 08:41
「…ちが……」

あ…
俊ちゃん…
俊ちゃんに会いたいよ
俊ちゃんごめんね
くだらないことで酷いこと言って
記念日よりもあなたが大切なのに


「あ、あつ…しさん?」

「あーゴリポン泣かしたー」

「あ、やすいませんっ!わー泣かないでくださいよー」

涙が頬を伝って流れる
泣いてしまった

恥ずかしい
サングラスを外し俯く

「っわ」

目の前が真っ暗になったと思ったら
タカの大きな胸だった
頭を撫でて、背中をさすってくれる

908  冬華  2008/08/25(Mon) 08:52
取り敢えず彼の胸に甘えてみた
小さく嗚咽を漏らして額を押し付けた

「良いなー」

「へへ」

何が?

そうだ今日はまだ帰れないや
俊ちゃん…に会いたいな

うっさんの家に帰らなきゃいけない


「…っもう大丈夫だから」

「残念だなーはいじゃ、早く帰ってあげてください」

「…ん」


タカから離れてお礼を言った
携帯を見るとメールが来ていた

うっさん

カレーが待ってるよ

909  冬華  2008/08/25(Mon) 08:56
「…しゅ…」

俊ちゃん


カレー

ごめんねのカレー


「俊ちゃん…」

「ほら篤志さん早く帰らないとー!!!」

「あ、うん」

みんなに急かされて帰された






早く君に会いたい

910  名無しさん  2008/08/25(Mon) 10:43
更新ありがとうございます
仲直りがカレーって可愛い
家に帰ったときカレーのいい匂いがするとなんか幸せだよね
続き楽しみにしてます

911  冬華  2008/08/25(Mon) 23:10
>>910
ありがとうございますw
そうなんですよー!!
カレー大好き!俊篤はもっと好きw
あの暖かいお家の香りが良いんですよね

続き
side SHUNSUKE
カレーを弱火にかけて俺はうっさんのいる部屋に向かう

コンコン

「どうぞー」

ノックの返事に俺は扉を開けた

「あのさ…」

「んー?」

部屋に入るとうっさんは机に向かって何かをしていた
何かって仕事なんだけど…

「篤志…別れたいとか言ってなかった?」

「…」

「ねぇ」

912  冬華  2008/08/25(Mon) 23:24
答えないうっさん
何で俺はこんなこと聞いてんだ
聞くことじゃないんだけどな

「うっさん…」

「…俊ちゃんが一番分かってるでしょ?」

「…」

うっさんは机に向かったまま
背中を向けて喋る

「いい匂いだー」

「あ、うん」

分かってる


分かってらー


「っ…ったりめーだ」

「早く帰ってくると良いね」

「おう」

913  名無しさん  2008/08/26(Tue) 15:46
更新ありがとうございます
ちょっと弱気になって「篤志…別れたいとか言ってなかった?」って
うっさんに聞いちゃう俊ちゃん可愛いですね
あっちゃんにベタ惚れですねw
続き楽しみにしてます

914  冬華  2008/08/27(Wed) 01:06
>>913
ありがとうございます。
強気な俊ちゃんでも弱気になっちゃうんですね。こんなときばかりはw

side ATSUSHI

早く会いたい

あの時俊ちゃんの言葉を待たずに言ってしまえば良かった
意地を張らずに嫌いなどと言わなければ良かった
ごめんね…


「着きましたよ…」

「っあ、はい、ありがとうございました」

運転手の声に我に返る

タクシーがうっさんのマンション近くに停まり、料金を支払い道に出た

「…」

マンションを見上げて
いくつもある窓とベランダを見上げる

915  冬華  2008/08/27(Wed) 01:11
家族や
一人暮らしの社会人

いろいろな人がいる


「…」

見上げて溜め息を漏らす
俊ちゃん…


そしてまた目線を戻しエントランスに向かう
うっさんの部屋の番号を押した

「ただいまー」

「お帰り」

うっさんののんびりした声が聞こえて
ロックされた自動ドアが開いた


もうすぐで会えるよ

916  冬華  2008/08/27(Wed) 01:15
エレベーターが遅くて
ボタンを押してからも長く感じた

鞄も何も持っていないのに肩が重く感じる

もしかしたら俊ちゃんは呆れてるのではないかとか
余計な心配が押し寄せた


たかだか記念日で


泣いて喚いて


更に家を飛び出した


バカだな


バカは自分だ


エレベーターの扉が開く


重い足をうっさんの部屋の前に運ぶ

917  冬華  2008/08/27(Wed) 01:22
ゆっくり
ゆっくり

それしか進まない

何か恥ずかしくて

でも彼はカレーを作ってくれたのだ
ごめんねのカレーを

俺はインターホンを押した

「お帰り」

すぐに開いた部屋の中からは
俊ちゃんのカレーの匂いがする

「あっし…」

あ…声…が…

「しゅん…ちゃん」

「どうぞ」

体を壁に寄せ
中に入れと促すうっさんの後ろ
そこには俊ちゃんの気まずそうな笑顔があった

918  冬華  2008/08/27(Wed) 01:28
曇る瞳を一瞬下に向けると
彼に走る

靴を脱ぎ彼に飛びつく
脱いだ靴も揃えずに


「あっし…ごめんな」

「俊ちゃん!ごめんね!」

「記念日…忘れてごめんな」

「…っ…もう…良いよ」

俺を抱き締めて頭を撫でる俊ちゃん
彼の匂いと
彼の作ったカレーの香り


「目閉じろよ」

「え?」

突然の言葉に訳が分からなかったけど
閉じると降ってくる暖かい唇

「…ん……っん…」

919  冬華  2008/08/27(Wed) 01:33
「…ぁ………っふ…んっ」

薄く口を開ければ
噛みつくようなキスが降る

このキス好きな


苦しいけど



「あのさー」

「カレー食べない?」

「ホントっすよー」

「なー!!」

っびく


背後から聞こえた四つの声に背筋が凍って
顔に火がついたように熱くなった

920  名無しさん  2008/08/27(Wed) 13:37
あっちゃん、俊ちゃん仲直りできて良かったねー
四つの声って・・・みんな来てたの?
続き楽しみにしてます

921  冬華  2008/08/27(Wed) 20:05
>>920
良かったですね!
実はねwいたんですよwあはは

続き

俊ちゃんの後ろには
マキさん、まっちゃん、アキラ…そしてうっさん

「っ…!!!!」

「っぐほっ!」

咄嗟に俊ちゃんを突き飛ばす
壁に当たった音が聞こえてきたがみんなの方を見た

「あ、いや…ちょ…え、てか何でいるの!?」

「あっちゃんエロいー」

「うっさんがカレー食べる?って」

顔を見合わせてなーって

「いない人は仕事ー」

922  冬華  2008/08/27(Wed) 20:37
「俊ちゃん寝てないでカレー暖めよう?」

「…お前ねぇ」

俊ちゃんは廊下に仰向けに寝ている
何してんの?


「俊ちゃんのカレー大好き…早くー」

「…っしゃ、来い」


元気に起き上がって
キッチンに二人で向かう
俊ちゃんのカレーねほんと美味しいんだよ
ダシとか使ってね美味しいの


「あっし皿」

「うっさんお皿はー??」

「あーあそこー」

923  冬華  2008/08/27(Wed) 21:00



「俊ちゃんお代わり」

マキさんが皿を差し出す
みんなでカレー食べて
俊ちゃんをネタにして

「なんで俺…」

「あっちゃん泣かせたのはー「はいはいはい!」

「マキさん美味しいでしょ?」

マキさんは笑顔で三杯目のカレーを平らげた
美味しいんだよねー

「俊くん俺もお代わりー!!」

「てめーは自分で取ってこい!!」

キッチンから戻ってきた俊ちゃんにアキラが皿を差し出す

924  冬華  2008/08/27(Wed) 21:05

「篤志くーん俊くんがー」

アキラが俺に泣きついてくる
うえーんなんて泣き真似つきで

「はいはい俺が入れてやるよ」

アキラの皿を受け取ろうとしたら
サッと隣から手が伸びる

「へ?」

「大盛だろ!」

「はーい!」

みんなでガヤガヤ騒いで
鍋のカレーが無くなるほどお代わりして


「御馳走様でした!」

925  冬華  2008/08/27(Wed) 22:01
うっさんにお礼を言って
2人同じ家路につく


「なんか…久し振りじゃない?こうやって二人で歩くの」


俊ちゃんの肩を隣に見ながら空を見上げる

見上げた空は黒く儚くて
白い星たちが輝く

付き合ってたときは二人で良く出掛けて
肩並べて歩いたね


「あー…そうだな」

「よく2人で歩いたね」

少し速い俊ちゃんの歩くペースが好きで
何度も少し離れて
追いついてを繰り返して
いつの間にか遅くなる君の速さが好きで

「歩くの遅いからの」

「…だって」

926  冬華  2008/08/27(Wed) 22:15

君の背中が格好良いから少しだけ見たいんだ
なんて恥ずかしくて言えなくて
だけど隣の顔を見て笑った

「だから遅く歩いてやるわ」

「…」

久し振りに心臓を鷲掴みされたような感覚が巡る
いつだったか2人で食事にいって
君の歩く速さがあまりにも速いから
速いと駄々をこねたことがあったな


「っあ」


タクシーで帰らずに
歩いて帰りたい
今日はね

そんな俊ちゃんの言葉があまりにも
愛しすぎて俺は走り出す


「競走しよう!」

「っな!!俺今日サンダル!っておい…あーっちくしょ」

「うわーっ」

927  冬華  2008/08/27(Wed) 23:01
走って帰って

笑って

しかも勝って


「俊ちゃん遅いー」

「うっせ!!走るの嫌いなんだよ!!」

玄関に座り
肩で息をした俊ちゃんを出迎える
さ、帰ってきた

「ただいま」

「…お帰りっ」


2人笑いあって
仲直り

プレゼントも渡したら

『似合う?』

928  冬華  2008/08/27(Wed) 23:07
『うん、似合うよ』

首元に輝くネックレスはやはり君に似合っていて
それを照れ臭そうに付ける君が愛しくて、嬉しくて

『ありがとな』

君の顔をみていたら
ありがとうのキスをくれた


『泣かせてごめんな』


『…いいよ』


『っ次の休み…海行くぞ』


彼の言葉に自然と身体が引き寄せられた



これからもよろしく

終わり

929  冬華  2008/08/28(Thu) 12:00
取り敢えずここで新婚さん打ち切ります。すいません。
ありがとうございました。
ガテンと先生も読んでいただいた皆様ありがとうございました。
続き書こうか迷いますが取り敢えず
ありがとうございました。

930  名無しさん  2008/08/28(Thu) 12:03
更新ありがとうございます
仲直りできてよかったね
うっさんがみんなを呼んでたんだー
カレーは大勢で食べる方がおいしいですよね
うっさん気がきくw




931  名無しさん  2008/08/28(Thu) 12:12
感想書き込んでる間に冬華様からのコメントが・・・
新婚さん終わりですか…寂しいです;
ガテンと先生のお話からずっと読ませていただいてました
冬華様の書かれる俊ちゃんとあっちゃんのキャラが大好きです
毎回楽しませていただいてありがとうございました
また冬華様のお話の読める日を楽しみにしております
お疲れ様でした

932  名無しさん  2008/08/28(Thu) 12:59
更新ありがとうございます。
私もガテンと先生からずっと見てたので、毎日冬華様が書いて下さるお話をとても楽しみにしてました。

新婚生活のあっちゃんも俊ちゃんもとっても可愛くて大好きです!

本当にありがとうございました。また機会があれば書いてくれたら嬉しいです。

お疲れ様でした

933  名無しさん  2008/08/28(Thu) 16:34
お疲れさまでした!2人とも仲直りできて良かったですね(*^_^*)私も冬華様が書かれる、俊篤大好きです!最後の走って家に帰るとこが可愛かったです(^-^)ホントにお疲れさまでした!

934  名無しさん  2008/09/10(Wed) 15:16
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935  名無しさん  2008/09/19(Fri) 12:21
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936  名無しさん  2008/09/19(Fri) 13:31
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